スマホの乗り換え手順を総まとめ!MNPの注意点や手数料も解説【2023最新】
スマホの他社への乗り換え(MNP)を考えている皆さん、次のような不安や疑問をお持ちではありませんか?
- 自分で乗り換えの手続きができる自信がない…
- いつ乗り換えたら良いのかタイミングが分からない…
- 違約金や手数料がかからないか心配…
スマホの乗り換えは難しく面倒なもの、お金がかかるもの、というイメージが浸透しているのが現状です。
そこで今回は、携帯乗り換え(MNP)が初めての方へ向けて「スマホの乗り換え手順」を分かりやすく解説します!
また損なくできる限り安く乗り換えるために、乗り換え時の3つの注意点や費用・違約金もあわせてご紹介します。
目 次
スマホの乗り換え前に!まずはMNPのポイントと注意点をチェック
まずはじめに、スマホの乗り換えで押さえておきたい6つの注意点を解説します。
- 乗り換えは「更新月」が鉄則!タイミングによっては違約金が発生
- 乗り換えは「月末」に。最終月の請求は日割り計算されない
- 電話番号を引き継ぐなら元キャリアでは解約手続きをしない
- 別のキャリアで同じスマホを使うならSIMロック解除が必要な場合も
- キャリアのメールアドレスは引き継げないため変更手続きを
- 乗り換えと同時にスマホを買い換えるならデータ移行作業を
思わぬ出費や引き継ぎミスを防ぐためにも、それぞれの注意点を正しく把握しておきましょう。
乗り換えは「更新月」が鉄則!タイミングによっては違約金が発生
定期契約※(いわゆる2年縛り)でスマホを使っている場合、乗り換えのタイミングは「契約更新月」が鉄則。
というのも、この更新月内であれば解約に「契約解除料」が発生しないからです。
3キャリアの契約更新月は24、25、26ヵ月目の3ヵ月間、この期間を過ぎると契約は自動更新されるので要注意です。
なお更新月はキャリアの専用サイト(My docomo/My au/My SoftBankなど)、またはお電話で確認できます。
※定期契約について・・・ソフトバンクは2019年9月13日、ドコモとauは2019年10月1日から提供を開始した料金プランより、違約金を大幅に値下げしました。詳細はこちら
乗り換えは「月末」に。最終月の請求は日割り計算されない
基本的に多くのキャリアでは最終月の請求料金は日割りされないため、乗り換えは更新月かつ「月末」が狙い目。
つまり、もしも月初めに元のキャリアから乗り換える場合・・・
◆元のキャリアで丸1ヶ月分の利用料金+次のキャリアで日割りの利用料金
の支払いが必要になり、元キャリアと乗り換え先のキャリアで二重払いになる可能性があるからです。
なお一部のキャリアでは請求締日が月末以外に設定されている場合もあるので、必ず契約内容をご確認ください。
(例)ソフトバンク・・・請求締日は「10日」「20日」「末日」の3通り(My SoftBankより確認可能)
電話番号を引き継ぐなら元キャリアでは解約手続きをしない
現在お使いの電話番号を引き継ぐ、すなわちMNPをするなら決して元キャリアで解約手続きをしないでください。
もしも解約の手続きをすると、その携帯自体を一旦解約することとなり電話番号を引き継ぐことができません。
そこで「MNP(携帯乗り換え)」の流れを簡単にご紹介すると、次の通りです。
- 元のキャリアでMNP予約番号を取得する
- 乗り換え先のキャリアで新規申し込みをする
- 契約が完了したら自動的に元のキャリアが解約される
元のキャリアで必要なのは「MNP予約番号」の取得だけで解約手続きは不要だと頭に入れておきましょう。
同じスマホを使うならSIMロック解除が必要な場合も
現在のスマホがSIMフリーモデルではない場合、そのまま使うなら「SIMロック」の解除が必要です。
基本的にキャリアで購入したスマホは、その携帯会社のSIMカード以外では通信できない仕組みになっています。
そこでSIMロックを解除し通信制限をなくすことで、別の携帯会社でも利用できるようになるというわけです。
キャリアのメールアドレスは引き継げないため変更手続きを
キャリア提供のメールアドレス(@softbank.jpなど)は、他社には引き継ぐことができないのでご注意ください。
必要であればデータや連絡先のバックアップを取り、フリーメールなどの別のアカウントを取得しておきましょう。
乗り換えと同時にスマホを買い換えるならデータ移行作業を
乗り換えと同時にスマホを買い換える場合、ご自分で「データ移行」や「バックアップ」を済ませなければなりません。
例えばアプリはアカウント登録で引き継ぎを、写真や動画はクラウドでバックアップ、といった事前準備が必要です。
スマホの乗り換えにかかる費用とは?手数料を一挙ご紹介
違約金について軽く触れましたが、実際にスマホを乗り換えるにはどのくらい費用がかかるのでしょうか。
そこで次に、スマホの乗り換えにかかる費用や手数料について2023年最新の情報から解説します。
- 現在契約している契約キャリアでかかる手数料
1.違約金(契約解除料)
2.MNP転出手数料→大手キャリアでは2021年春に撤廃されました
3.機種代金の残債 - 乗り換え先のキャリアでかかる手数料
4.MNP転入手数料(契約事務手数料)
現在のキャリアと乗り換え先のキャリアでは、それぞれどのような料金が発生するのか見ていきましょう。
スマホの乗り換え費用①違約金(契約解除料)
2年間の定期契約をしている場合、「契約更新月」以外では違約金(契約解除料)がかかるとご紹介しました。
その通り、これまで大手キャリアでは10,450円の支払いが必要でしたが、近年この2年契約と違約金は大幅に変化。
ドコモ・au・ソフトバンクでは以下のように変更され、以前よりも気軽に乗り換えられるようになっています。
違約金 | 対象 | 2年契約 | |
ドコモ | 契約満了月の当月・翌月・翌々月以外の解約で1,100円 | 2019年10月1日から提供開始の料金プランに加入しているお客様 | あり (定期契約なしで+187円/月、ただしdカード払いで加算なしに) |
au | あり (定期契約なしで+187円/月) |
||
ソフトバンク | 0円 | 2019年9月13日から提供開始の料金プランに加入しているお客様 | なし |
(※ただし対象外のユーザーは10,450円の違約金が発生)
新プランで契約している場合、ソフトバンクなら違約金0円、ドコモ・auは更新月以外でも1,100円で解約できます。
スマホの乗り換え費用②MNP転出手数料
かつては他社に乗り換える際に、元のキャリアに「MNP転出手数料」を3,300円支払わなければなりませんでした。
しかし大手キャリアは2021年春に撤廃し、転出手数料は店頭・オンライン・お電話ともに無料になっています。
スマホの乗り換え費用③機種代金の残債
機種代金の支払いが残っている場合、当然ながら残金を支払わなければなりません。
支払い方法は一括・分割から選べますが、解約後も分割で支払い続ける場合は特典や割引が外れるため要注意!
つまり残債が本来よりも高額になるケースもあるので、可能であれば完済後の乗り換えをおすすめします。
スマホの乗り換え費用④MNP転入手数料(契約事務手数料)
これまで、乗り換え先のキャリアにも「MNP転入手数料(契約事務手数料)」として3,300円の支払いが必要でした。
ですがこちらに関しても、近年多くのキャリアで「オンラインでの手続き」に限り無料化されています。
また「ドコモからahamo」のような、キャリアのブランド間の乗り換えは解約金や全ての手数料が0円です。
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スマホの乗り換え手順を徹底解説!MNPの4ステップとは
それでは最後に、スマホの乗り換え(MNP)の手順を初心者にも分かりやすく解説します。
- キャリアモデルはSIMロックを解除する
- 現在のキャリアでMNP予約番号を取得する
- 乗り換え先のキャリアに申し込む
- 開通手続きをする(SIMカード/eSIM)
大手キャリアの各種窓口や乗り換えに必要なものもあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
手順①キャリアモデルはSIMロックを解除する
まずはじめに、携帯キャリアで購入したスマホを乗り換え先でも使うなら「SIMロック」を解除しましょう。
SIMロック解除は元のキャリアでの手続きが必要なので、必ず契約中に手続きを済ませてください。
3キャリアのSIMロック解除の申し込み窓口、受付時間、手数料をまとめると次の通りです。
オンライン | 店舗 | 電話 | |
ドコモ | My docomoより 手数料:無料 受付時間:24時間 |
手数料:3,300円 受付時間:各店舗の営業時間内 必要なもの:本人確認書類 |
ドコモ携帯から:151(無料) 一般電話から:0120-800-000 手数料:無料 受付時間:午前9時〜午後8時 |
au | My auより 手数料:無料 受付時間:午前9時〜午後9時30分 |
× | |
ソフトバンク | My SoftBankより 手数料:無料 受付時間:午前9時〜午後9時 |
それでは次に、SIMロック解除の基本的な流れを簡単にご紹介します。
- SIMロック解除の対象端末か・条件を満たしているか確認
購入時期や購入方法によっては解除できない場合もあるため、各キャリアのウェブサイトより確認 - 端末のIMEI(識別番号、シリアル番号)を確認
通話発信画面で「*#06#」と入力、表示されない場合は「設定」よりチェック - 各種窓口でSIMロック解除の手続きをする
オンラインだと手数料がかからないのでおすすめです - (オンラインの場合)各サイトでIMEIを入力しSIMロック解除の受付完了
各キャリアの専用サイトより「SIMロック解除」ページへ、IMEIを入力するだけで受付完了
※Androidの場合「解除コード」が表示されるので控えておく - SIMロック解除ができているか確認
(Android)端末を再起動、「解除コード入力画面」でコードを入力、「ロック解除」をタップして成功
(iPhone)端末を再起動、「設定」>「一般」>「情報」で「SIMロックなし」となっていれば成功
それほど難しい操作ではないため、手数料のかからないオンラインで手続きしてみてはいかがでしょうか。
手順②現在のキャリアでMNP予約番号を取得する
続いて、乗り換え前のキャリアで「MNP予約番号」を取得します(手数料無料)。
このMNP予約番号とは、携帯電話の番号を変えずに他のキャリアに乗り換えるために必要な10桁の番号。
番号の有効期限は15日間で、期間内に乗り換えが完了しなければ自動的にキャンセルされるので注意しましょう。
それでは続いて、大手キャリアのMNP予約番号発行の窓口をご紹介します。
オンライン | 店舗 | 電話 | |
ドコモ | My docomoより 受付時間:24時間 |
受付時間:各店舗の営業時間内 必要なもの:本人確認書類、印鑑(auのみ) |
ドコモ携帯から:151(無料) 一般電話から:「0120-800-000 受付時間:午前9時〜午後8時 |
au | My auより 受付時間:24時間 |
au携帯・一般電話共通:0077-75470(無料) 受付時間:午前9時〜午後8時 |
|
ソフトバンク | My SoftBankより 受付時間:24時間 |
ソフトバンク携帯から:*5533(無料) 一般電話から:0800-100-5533(無料) 受付時間:午前9時〜午後8時 |
またMNP予約番号はSMSより通知、発行には数日かかる場合もあるため余裕を持ってお申し込みください。
手順③乗り換え先のキャリアに申し込む
MNP予約番号を取得できたら、次に乗り換え先のキャリアに新規申し込みをしましょう。
基本的に「ショップ(店頭)」もしくは「ウェブサイト」から申し込みできるため、お好きな方法をお選びください。
それでは次に、お申し込みに必要なものをご紹介します。
■ショップ(店頭)でのお申し込みに必要なもの
- 本人確認書類
運転免許証やパスポートなど - 月々の利用料金の支払いに必要なもの
本人名義のクレジットカード、キャッシュカード - 印鑑
- MNP予約番号
■ウェブサイトでのお申し込みに必要なもの
- 本人確認書類
運転免許証やパスポートなど - 月々の利用料金の支払いに必要なもの
本人名義のクレジットカード - MNP予約番号
また店頭で申し込むと手数料がかかるキャリアもあるため、お得に乗り換えたいならウェブから手続きしましょう。
手順④開通手続きをする(SIMカード/eSIM)
続いて乗り換え先のキャリアの回線に切り替えるためには、「開通手続き」が必要となります。
ショップならその場で開通できるため手間はかかりませんが、ウェブの場合はご自身で設定しなければなりません。
そこでウェブサイトで申し込んだ場合の開通方法は、以下の2通りです。
- 郵送される「SIMカード」を挿して回線を切り替える
- スマホと一体型のSIM(「eSIM」)に契約情報を書き換える
それぞれの詳細と一般的な開通の手順をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
「SIMカード」の開通手続き方法
次にご紹介する「eSIM」対応機種ではない限り、通常は「SIMカード」を入れ替えて回線を切り替えます。
SIMカードは通常申し込みから数日〜1週間程度で自宅に届くため、到着したら挿し替えと初期設定をしましょう。
■SIMカードの開通手続きの手順
- ウェブ等で開通の手続きをする
- SIMカードを端末に挿し込む
- (Android)APN設定※をする
- (iPhone)他社のAPNプロファイル構成を削除する
- 開通手続き完了
「eSIM」の開通手続き方法
「eSIM」はスマホに内蔵されたSIMで、プロファイルというデータをダウンロードすれば通信ができるというもの。
スマホがeSIM対応であれば、SIMカードの入れ替えは不要でオンラインで手軽に回線の切り替えができます。
申し込み後すぐに手続きできるため、お急ぎの方や好きなタイミングで切り替えたい方におすすめです。
■eSIMの開通手続きの手順
- ウェブ等で開通の手続きをする
- QRコードを読み取りプロファイル用のURLにアクセス
- (Android)APN設定※をする
- (iPhone)他社のAPNプロファイル構成を削除する
- eSIMを新回線に切り替える
- 開通手続き完了
※APN(アクセスポイント)設定・・・スマホをインターネットに接続するための設定。Androidの場合、基本的に手動で設定する必要があります。
まとめ:スマホの乗り換えは実は簡単!正しい手順で手続きを
今回はスマホの乗り換えの注意点から費用、手順まで丸ごと解説しましたが、いかがでしたか?
乗り換えで失敗しないためのポイントを簡単にまとめると、以下の通りです。
- 2年縛りなら「更新月」の「月末」に乗り換えを
- 元のキャリアでは解約は不要、MNP予約番号を取得するだけ
- キャリアモデルは「SIMロック解除」が必須
- データ移行やメールの変更手続きを忘れずに
- お得に乗り換えるなら「オンライン」で手続きを
「乗り換えは難しい」とイメージされている方も多いかと思いますが、基本的な流れさえ押さえておけば簡単。
違約金や手数料も以前より大幅に抑えられたため、これを機に乗り換えに踏み切ってみてはいかがでしょうか?
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