【最新】MNPは日割り可能?損なく乗り換える方法も徹底解説

【最新】MNPは日割り可能?損なく乗り換える方法も徹底解説

MNP(他社乗り換え)にあたり、最終月の料金は『日割り』になるのかどうか疑問に思っている方も多いでしょう。

結論から言うと、基本的に乗り換え前の最終月の料金は、日割りではなく満額支払いなので注意が必要です(※一部例外あり)。

そこで今回は、MNPに最適なタイミングが知りたい方に向けて、以下の4点をわかりやすく解説します。

  • MNP前の最終月の料金は日割りになるのか
  • MNP先の初月の料金は日割りになるのか
  • MNPの解約で日割り可能な料金【最新情報】
  • MNPで失敗や損しないために押さえるべきポイント

無駄な支払いなく、少しでもおトクに乗り換えるための情報を総合的にまとめているため、最後まで必見です。

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MNPで携帯料金は日割りになる?基礎から解説

MNPで携帯料金は日割りになる?基礎から解説

MNPとは「Mobile Number Portability」の略で、電話番号をそのまま移行先のキャリア(携帯電話会社)で利用できる制度のことです。

MNPをする月は、基本的に移行元と移行先である両方のキャリアで料金がかかります。

それぞれの月額料金が日割りになるかどうかで、その月の出費が大幅に変わるので注意が必要です。

MNP前の最終月の料金は日割りにならない

MNP前の最終月の料金は、基本的に日割りにはなりません。

月初に乗り換えても月末に乗り換えても、基本的に月額料金の全額がかかります。

そのためMNP前のキャリアが月末締め日にも関わらず、月初に乗り換えてしまうと、一か月分の料金を全額を支払わなければならず、非常にもったいないです。

MNP先の初月の料金は日割りになる

ほとんどのキャリアで、MNP先の初月の料金は日割りになります。

月額料金をその月の日数で割った料金と、開始日から月末までの日数の掛け算です。

例えば9月1日からの契約であれば1日からの30日分、9月30日からだと1日分の日割り計算となります。

MNPは日割り不可による「二重払い」に要注意!

MNP前の最終月の料金は基本的に日割りにならないため、月初に解約しても月末でも1か月分がかかります。

MNP先の初月の料金は日割りになるため、初月に乗り換えると、両方の月額料金が請求されます。

MNP前の解約手続きをなるべく月末にすることで、二重払いの額を少なくすることが可能です。

ただし、ソフトバンクは締め日が契約によって10日、20日、末日の3パターンあります。

締め日に合わせて、MNPするタイミングを決めるなどの注意が必要です。

MNPの解約で日割り可能な料金まとめ【2023最新】

MNPの解約月にかかる料金に関して、一部の旧プランの中には、日割り可能なものがあります。

大手3大キャリアの中で解約月の利用料金が日割りになるものについて解説します。

ドコモで日割りになる料金

ドコモ

ドコモでは2020年3月31日に新規受付を終了しているFOMAの「従量データプラン」が、解約月の利用料が日割りになります。

FOMAは3Gのデータ通信サービスで、2026年3月31日に3Gサービス終了を予定しています。

FOMAの従量データプランを月額のプランに変更すると、日割りになりません。

auで日割りになる料金

au

auでは2019年12月25日に新規受付終了している「VKプランS(N)」と「VKプランS」は、解約月の利用料が日割りになります。

「VKプランS(N)」と「VKプランS」の違いは2年契約の縛りの有無です。

auは2022年3月31日に契約解除料を撤廃したため、現在は2年契約であっても契約解除料は発生しません。

ソフトバンクで日割りになる料金

ソフトバンク

ソフトバンクでは以下のサービスについて、解約月の利用料が日割りになります。

サービス名称 内容
従量データプラン
(3Gのデータ通信サービス)
2015年11月3日に新規受付を終了
2024年1月31日に3Gサービスを終了予定
ホワイトプラン 2018年6月27日に新規受付を終了
ホワイトプラン(3G)Web使用量 2018年6月27日に新規受付を終了
みまもりケータイ・みまもりケータイ2 2019年12月2日に新規受付を終了
安心保障パック オプションサービス

MNPで失敗や損しないための4つのポイント

MNPで失敗や損をしないためには以下の4つのポイントがあります。

  • MNPは月初でなく「月末」に!二重払いを防ごう
  • 乗り換え先で即日MNPが可能かチェックしておく
  • SIMロック解除など必要な手続きは早めに行う
  • MNP予約番号発行は有効期限を考えて計画的に

それぞれ要点を絞ってわかりやすく解説します。

MNPは月初でなく「月末」に!二重払いを防ごう

前述の通り、MNP先の初月料金は日割りでですが、MNP元の最終月は日割りにならないため、乗り換え時期はなるべく月末がお得です。

ただし後述の通り、手続きに時間がかかり、月初にずれ込んでしまうと元も子もありません。

WebでMNPをする場合は、月末ギリギリよりは20日前後のほうが安心です。

ドコモとauの締め日は以下の通りです。

キャリア ご利用期間(1か月) お支払い期限
ドコモ 当月1日~当月末日 翌月末日
au 当月1日~当月末日 翌月25日

以下のようにソフトバンクは締め日が契約内容によって月末締めとは限らないので、確認が必要です。

ソフトバンクの請求締め日と支払期限は以下の通りです。

請求締め日 ご利用期間(1か月) お支払い期限
10日 前月11日~当月10日 翌月6日
20日 前月21日~当月20日 翌月16日
末日 当月1日~当月末日 翌月20日

締め日は新規契約した際、ソフトバンクが決定しています。
締め日は確認方法は以下の通りです。

  • My SoftBankアプリ:「お支払い情報」をタップし「請求締め日」を確認
  • My SoftBank(ブラウザ版):「各月の請求合計金額」の下にある「支払い期限」を確認
  • LINE:My SoftBankと連携後に「LINEかんたん確認」から「請求」を確認
  • 請求書:宛名下の「お支払い期限」で確認
  • 申込内容書:契約時に交付された「申込内容確認書」の「ご請求締日」で確認

乗り換え先で即日MNPが可能かチェックしておく

乗り換え先の携帯キャリアで手続きをする方法はショップかオンラインの2種類です。

オンラインで手続きをすると、新機種やSIMが届くのに最短でも翌日、遅ければ10日前後かかる可能性もあります。

即日完了したい場合は、ショップでの手続きがおすすめです。

ドコモ・au・ソフトバンクは即日MNP可能ですが、その他の携帯キャリアの場合は、即日MNP可能であるか電話かサイトで確認しておきましょう。

乗り換えが月末であれば、ショップが混雑して待たされる可能性があるので、来店予約をおすすめします。

説明も含め、手続き自体の所要時間は15~30分です。

来店当日は、MNP予約番号・本人確認書類・印鑑・クレジットカードを忘れずに持参しましょう。

SIMロック解除など必要な手続きは早めに行う

SIMロックとは、第三者による成りすまし契約や盗難・遺失物横領などの手段によって入手された端末の不正利用を制限するためのシステムです。

SIMロックされている端末はMNPできないので、あらかじめSIMロックを解除しておく必要があります。

自分の端末がSIMロックされているか確認する方法は以下の通りです。

端末の種類 SIMロック解除の方法
iPhone 設定>一般>情報>[SIMロック]の欄に[SIMロックなし]と表示されていればSIMロックは解除済み
Android 設定>端末情報>SIMカードの状態>「許可」なら解除済み・「未許可」なら未解除

SIMロックの解除は、条件を満たしていれば、ショップやWebから行えます。
SIMロックは以下のような場合、解除できます。

  • 機種購入日から101日以上経過している
  • ネットワーク利用制限がない
  • 過去のSIMロック解除から101日以上経過している
  • 端末代の残債がない(クレジット支払いの場合は残債があってもOK)
  • iPhoneが6s以降の機種
  • Androidは2015年5月以降発売の機種

SIMロック解除をショップでしてもらうと、手数料3,300円が必要です。

SIMロック解除を自分で行う場合、3大キャリアであれば、それぞれ以下の手順で手続き可能です。

ドコモでのSIMロック解除

ドコモでのSIMロックの解除手順は以下の通りです。

  1. 電話アプリで「*#06#」と入力し、表示されたIMEI番号(製造番号)を確認
  2. My docomoから「お手続き(お申込み・解約)」をタップ
  3. 「解約・その他」から「SIMロック解除」をタップ
  4. 「SIMロック解除」の項目の「もっと見る」→「お手続きする」→「次へ」の流れで進める
  5. 最初に確認したIMEI番号(製造番号)を入力
  6. その後は表示される流れで進行すると解除完了

auでのSIMロック解除

auでのSIMロックの解除手順は以下の通りです。

  1. My auから「SIMロック解除のお手続き」にアクセス
  2. 手続きしたい電話番号をタップ
  3. ②が表示されない場合は「au/UQ mobileで購入した端末」をタップ
  4. その後は表示される流れで進行すると解除完了

ソフトバンクでのSIMロック解除

ソフトバンクでのSIMロックの解除手順は以下の通りです。

  1. 電話アプリで「*#06#」と入力し、表示されたIMEI番号(製造番号)を確認
  2. My docomoから「お手続き(お申込み・解約)」をタップ
  3. 「解約・その他」から「SIMロック解除」をタップ
  4. 「SIMロック解除」の項目の「もっと見る」→「お手続きする」→「次へ」の流れで進める
  5. 最初に確認したIMEI番号(製造番号)を入力
  6. その後は表示される流れで進行すると解除完了

MNP予約番号発行は有効期限を考えて計画的に

MNP予約番号の有効期限は15日間です。

手続きに時間がかかるため、有効期限まで10日を切っていると手続きできないキャリアもあります。

MNP予約番号を取得したら、なるべく早く乗り換え手続きを済ませましょう。

2023年5月24日から開始された「MNPワンストップ」により、ドコモ・au(KDDI)・ソフトバンク・楽天モバイルなど対象のキャリアから転出する場合には、MNP予約番号の発行が不要になりました。

MNPワンストップの説明画像

そのため「MNPワンストップ」の対象であるキャリアから転出した場合には、転入先でのみMNPの手続きを行えば、乗り換えが完了となります。

ただし、現状ではWebでも手続きでのみしか「mnpワンストップ」の制度は利用できないため注意が必要です。

MNP(携帯乗り換え)に関するよくある質問

MNPに関するよくある質問と回答

MNP(携帯乗り換え)に関するよくある質問を以下の5つにまとめました。

  • MNPの開通日と解約日はいつですか?
  • MNPで開通するまでどれくらい時間がかかりますか?
  • MNPでは他にどのような料金がかかりますか?
  • 新規契約とMNPではどちらがお得ですか?
  • MNPのキャンペーンはどこがお得ですか?

項目ごとに詳しく解説します。

MNPの開通日と解約日はいつですか?

MNPの開通日と解約日は自分で決められます。

開通日以降の利用料は日割りになりますが、解約日以前の利用料は日割りになりません。

MNPのタイミングは月末がおすすめです。

MNPで開通するまでどれくらい時間がかかりますか?

MNPで開通は、基本的に即日でも可能です。
しかしSIMロックが解除できるか、新機種購入も同時に行うのかなど、契約内容、手続き方法によって変わります。

MNPでは他にどのような料金がかかりますか?

MNP転出の際、解約金も手数料もかかりません。
しかし端末購入代金の残債があると、一括支払い請求をされるか、MNPできない場合があります。
残債がクレジットカード支払の場合はこの限りではありません。

キャリアショップでの契約の場合、MNP先で転入(新規契約)の3,850円の手数料がかかります。
手数料は、初月料金と合算での請求となります。

3社とも、オンラインでの契約の場合は、契約事務手数料は無料です。

もし解約時に端末購入代金の分割支払いが残っていた場合、一括支払いを求められます。

クレジットカードで分割払いをしていた場合には、解約後も分割での支払いが継続されます。

新規契約とMNPではどちらが得ですか?

新規契約とMNPのどちらがお得かは、キャリアや条件によって異なります。

選択肢が多かったり、高額のキャッシュバックがあったりするので、MNPのほうがお得になるケースが多いです。

詳細はこちらの記事を参照してください。

MNPと新規契約はどっちがお得?キャリア別で徹底比較【最新】

MNPのキャンペーンはどこがお得ですか?

MNPのキャンペーンは契約時期によって異なる可能性が高いため、ココが絶対にお得と言い切るのは難しいです。

そのため、MNPをお考えの方や、情報を事前にしっかり調べておくことが重要になります。

また各キャリアの代理店ではお得なキャンペーンを実施している可能性が高い傾向があります。

店舗だけではなく、代理店も選択肢に入れることもおすすめです。

MNPでキャッシュバックや特別割引を受ける方法

モバシティfirst-top

もしソフトバンクへの乗り換えを検討しているなら、ソフトバンク公認の公式代理店「モバシティ」がお得です。

モバシティでは高額キャッシュバック特典や機種代金の大幅割引などお得な乗り換えキャンペーンを実施しています。

Webと店舗どちらからでも手続きができるため、自宅で手軽のMNPを申し込むことが可能で、営業の電話が一切ないため、安心して相談することもできます。

「モバシティ」なら、ソフトバンクに乗り換えまたは新規契約で最大20,000円キャッシュバックを受けられるキャンペーンを実施中です。お気軽にご相談ください。

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まとめ

この記事では、MNPで携帯料金が日割りになるかについて以下の点を解説しました。

  • MNP前の最終月は基本的に日割りにならない
  • MNP先の初月の料金は日割りになる
  • MNPするなら20日前後がお得
  • 乗り換え先で即日MNP可能
  • SIMロック解除などMNP前に確認が必要
  • MNPワンストップならMNP前のキャリアからMNP先での手続きだけで完了

MNPは頻繁にすることではないので、なるべくお得でスムーズに移行したいものです。
基本的にMNP前はキャリアの最終月の利用料を日割りにできません 。

MNP前が月末締めのキャリアの場合、月末ショップでの手続きをおすすめします。
月末はショップが混雑するので、必ず来店予約をしておきましょう。

月末ギリギリにWebでMNPしようとすると、新機種が届くのが月初になり、利用料金の二重支払いになりかねません。
月末締め日のキャリアからWebでMNPする場合は、20日前後がおすすめです。

この機会に、最短即日MNPできて、キャッシュバックも受けられる「モバシティ」で、お得な乗り換えをぜひご検討ください。

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