povoの申し込みから開通までの流れ・方法を解説!注意点も【最新】

povoの申し込み〜開通方法・手続きの流れと注意点まとめ【最新】

auのオンライン専用ブランドpovoは、基本料金0円でデータ使用量に応じてプランを選べるのが魅力です。
しかし「申し込み方法が独特で、少しややこしい」との声もあります……。

そこで、本記事ではpovoの特徴や料金プランを解説し、後半にはpovoの申し込み方法を紹介します。

povoは、元の契約内容によって、申し込み方法・手続きの流れが異なり、4つのパターンに分かれているため、パターンごとに手順をしっかり押さえておきましょう。

povoの契約を検討している方にとって有益な情報となっていますので、ぜひ参考にしてください。

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まずはpovoの特徴や料金プランを徹底解説

まずはpovoの基本情報である以下の3つをご紹介します。

  • povoの料金プラン・サービス詳細
  • povoのトッピング一覧
  • povo2.0とpovo1.0との違い

ここでは、それぞれの項目をみていきましょう。

povoの料金プラン・サービス詳細

povoはauの格安プランで、基本料金0円のトッピング制となっています。

契約手数料やテザリングなどは無料で利用でき、購入したトッピングに応じて月額料金が決定します。

トッピングを必ず購入するといった決まりはなく、トッピングを購入しなければ基本料金は0円です。
ただし、トッピングがないと通信速度は最大128kbpsと低速であるため、トッピングせずに使うのは困難です。

その他の注意点として、申し込み時に端末のセット購入はできません。
そのため、povoを利用する場合は以下の3つの方法から各自で端末を用意して契約する必要があります。

  • au オンラインショップにて端末を購入する
  • auの店頭にて端末を購入する
  • その他の方法で端末を購入する

povoの公式サイトより対応端末を確認して、購入する端末を決めましょう。

povoのトッピング一覧

povoのトッピングは以下のように種類が豊富です。
使い方によってトッピングを選択することで、費用を必要最小限に抑えられます。

トッピング 料金(税込)
データ使い放題(24時間) 330円
データ追加1GB 390円
データ追加3GB 990円
データ追加20GB 2,700円
データ追加60GB 6,490円
データ追加150GB 12,980円
海外データトッピング 国によって異なる
DAZN使い放題パック(7日間) 925円/回
smash使い放題パック(24時間) 220円/回
通話トッピング5分以内通話かけ放題 550円/回
通話トッピング通話かけ放題 1,650円/回

1日だけデータ容量を気にせず使いたい方は「データ使い放題」、普段からデータ消費量が多い方は「データ追加150GB」を選択といったように、選択肢が広いのが魅力です。

他にも通話トッピングもあるため、通話メインの方でも利用しやすいでしょう。

povo2.0とpovo1.0との違い

povoには「povo2.0」と「povo1.0」があり、両者の大きな違いは料金プランです。

povo2.0は基本料金0円で必要なトッピングを購入するのに対して、povo1.0は基本料金2,728円でデータ容量20GBです。
他にもかけ放題の料金、契約可能な年齢も異なります。

全体を比較すると、povo1.0はメイン回線に対して使うのが一般的であるのに対して、povo2.0はサブ回線としても使いやすい内容となっています。
なお、povo1.0は2022年7月より新規受付を停止しており、新たに契約することはできないため注意してください。

povo2.0 povo1.0
月間データ容量 0GB 20GB
通信制限中の速度 最大1Mbps 最大128kbps
かけ放題 通話かけ放題:1,100円/回
5分以内の通話かけ放題:550円
通話かけ放題:1,650円/回
5分以内の通話かけ放題:550円/回
契約可能な年齢 20歳以上 13歳以上

povoならではの5つのメリットを紹介

メリットを紹介するコンテンツ

ここでは、povoならではのメリットを5つをご紹介します。
povo、格安プランに興味のある方に役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。

基本料金0円+トッピングでムダなく使える

povoは基本料金が0円で必要なトッピングを購入する仕組みとなっており、ムダ無く利用できます。

例えば、現在auに契約して、毎月3GB使っている場合は、povoに乗り換えるだけで毎月最大4,675円〜3,388円安くなります。

povo au(スマホミニプラン 5G/4G)
月額料金(税込) データ追加:3GB990円 割引前料金:5,665円
割引 なし auスマートバリュー:-550円
家族割プラス(3人以上):-550円
au PAYカード支払い割:-187円
合計(税込) 990円 各種割引適用時:4,378円

他にも、一時的にデータ消費量が多いときはデータ使い放題(330円)を利用するといった使い方もでき、月額料金を押さえながらも幅広い選択肢で快適に使えます。

現在使用しているキャリアの月額料金が高い、データをそれほど消費していないといった場合は、基本料金0円でムダ無く使用できるpovoを検討してみてはいかがでしょうか。

高品質なau回線で快適にデータ通信できる

povoはauの格安プランであり、提供している回線も高品質なau回線と同じです。

そのため対応エリアが幅広く、快適な通信環境を実現できます。

回線が混雑しているときは大手キャリアであるauのほうが優先されますが、日常生活で使うのであればpovoで問題ないといっていいほどです。

月額料金を抑えたいものの、通信環境も妥協したくないといった方は、povoがおすすめです。

日常生活でギガが貯まる「#ギガ活」がある

povoには日常生活でギガが貯まる「ギガ活」といわれるものがあります。

ギガ活とは、普段利用しているお店やサービスの利用でギガが貯まるというものです。
ギガ活の参加方法としては、対象店舗にて「au Pay」での支払い、もしくは対象のお店で買い物することで貰えます。

コンビニのローソンやサンドラッグ、ウェルシアグループなどが対象店舗です。
多くのお店が対象となっているため、効率よくギガを貯められるでしょう。

auのスマホトクするプログラムを継続できる

povoは、auの格安プランであるため、auのスマホトクするプログラムを継続できます。

auのスマホトクするプログラムとは、対象機種が非常にお得に購入できる制度のことです。

対象機種にはiPhone、Androidがあり、12ヵ月以上利用した後に返却すれば、auショップで購入する場合と比較すると、おおよそ半額でスマホを利用できます。

通常の分割払いよりも端末料金が非常にお得であるため、利用して損はありません。

現在、auのスマホトクするプログラムを利用している方はもちろん、これからpovoの契約と同時に端末を購入したい方も、ぜひスマホトクするプログラムを活用していきましょう。

13歳から本人名義で契約できる

多くの携帯会社では、一人で契約するときは成人年齢である18歳を超えている必要がありますが、povoは13歳から本人名義で契約できます。

契約可能なプランは、18歳以上の通常のプランと変わりありません。

データ購入については保護者の方がアプリで管理できるようになっているため、安心して契約できます。
さらに回線のみの契約も可能です。

保護者名義の携帯電話は将来、名義変更の必要が生じる可能性があるため、最初から子どもの名義で契約したほうが負担の軽減につながる可能性があります。

povoの契約前に押さえておくべき注意点

デメリットを紹介するコンテンツ

povoは基本料金0円でauのスマホトクするプログラムを利用できるなど、さまざまなメリットがあるものの、一方で押さえておくべき注意点もあります。

人によっては大きなデメリットと感じる可能性があるため、こちらで事前にチェックしておきましょう。

トッピングできるデータ容量がやや割高

povoは同じ格安SIMに比べても、データ容量がやや割高です。

例えば、データ容量3GBでNUROモバイルとpovoを比べると、NUROモバイルのほうが363円安くなります。
また、UQモバイルに関しても割引が適用されれば、お得に利用可能です。

povoには割引制度がないため、どうしても割高になってしまいます。

さらにpovoはデータの繰り越しができないのに対して、NUROモバイルとUQモバイルはそれぞれ一定期間、データを繰り越すことができます。

割引やデータを繰り越すことができないことを考えると、povoはやや割高になってしまうのは否めません。

基本使用料(税込) povo UQモバイル NUROモバイル
データ使い放題24時間 330円
データ容量1GB 390円
(7日間)
〜1GBまで
990円※割引適用時
(1ヵ月)
データ容量3GB 990円
(30日間)
627円
データ容量4GB 1,078円※割引適用時
(1ヵ月)
データ容量5GB 825円
データ容量15GB 1GB〜15GBまで
2,178円※割引適用時
(1ヵ月)
1,320円
データ容量20GB~ 20GB:2,700円
(30日間)
40GB:6,490円
(90日間)
180GB:12,980円
(180日間)
通信速度制限 128kbps 300kbps/1Mbps 最大200kbps/1Mbps

180日以内に有料トッピングの購入が必要

povoは基本料金が無料ではあるものの、180日以内に有料トッピングを購入する必要があります。

180日を過ぎても有料トッピングを購入しない場合は、利用停止・契約解除されると公式サイトに記載されています。

実際は、利用停止(180日)からトッピングせずに30日経過すると解約となり、猶予はあるものの、ずっと0円では使えません。

サブ回線として基本料金0円のpovoは使い勝手がいいものの、定期的に有料トッピングを購入する必要がある点を忘れないように注意してください。

データ容量超過後の速度が128kbpsと遅い

povoは基本料金0円であるため、トッピングを購入しなくても問題ないと思うかもしれませんが、データ容量超過後の速度は128kbpsと非常に遅いのが特徴です。

128kbpsはLINEのメッセージは問題なく送れますが、Web検索だと表示されるまでに30秒〜1分、google mapは4分から5分ほどの時間がかかります。

つまり、ストレス無くスマホを使うことができない速度であるため、データ容量超過後は追加のトッピングが必須です。

ちなみに他ブランドのahamoは、データ容量超過後の速度は1Mbpsです。
1Mbpsはサイトの閲覧や標準画質でのYouTube閲覧ができる速度であることを考えると、128kbpsは大きなデメリットといえます。

全ての手続きやサポートがオンラインのみ

povoは全ての手続きやサポートがオンラインのみとなっています。
そのため、店頭で直接サポートしてほしい方にはおすすめできません。

携帯に関してよくわからない方は、ahamoなど店頭で契約できるキャリアがおすすめです。
有料であるものの、Webよりもスムーズに解約できるでしょう。

支払い方法がクレジットカードのみ

povoは全ての支払い方法がクレジットカードのみとなっています。

利用できるクレジットカードは契約者本人名義、もしくは家族名義のものに限られています。

口座振替やコンビニ払いには対応していないため、クレジットカードを持っていない方は注意が必要です。
デビットカードも対応していないため、必ずクレジットカードを作成しましょう。

auユーザーの特典・家族割などは対象外

povoはauが提供する格安プランであるものの、auユーザーの特典・家族割などは対象外です。
auには以下の特典・家族割がありますが、povoに割引はありません。

家族で契約しても家族割が適用されなくなったり、au スマートバリューがなくなったりするため、注意してください。
現在の特典・家族割をなくしたくない場合は、引き続きauを契約しましょう。

ただし、auのスマホトクするプログラムについては、povoでも問題なく利用できます。

auの特典・割引 割引額
家族割プラス 同居家族2回線:月額550円割引
同居家族3回線:月額1,100円割引
au PAY カードお支払い割 月額110円〜187円割引
au スマートバリュー 月額550円〜1,100円割引

パソコンからは申し込みできない

povo2.0はパソコンから申し込むことはできません。
povo2.0に申し込むには「povo2.0を利用するスマートフォン」と「povoアプリ」のダウンロードが必要です。

ただし、au・povo1.0を契約中の方は「povo2.0プランを利用するauIDに紐づくau・povo1.0回線」のモバイルデータ通信でテザリングすることで、パソコンからも申し込みが可能です。

【ケース別】povo2.0の申し込み方法・手続きの流れ

MNPの手順・流れ

povo2.0の申込み方法・手続きの流れは、以下の4つのパターンに分けられます。

  • auからpovo2.0に変更する場合
  • 他社からpovo2.0に変更する場合
  • povo2.0を新規契約する場合
  • povo1.0からpovo2.0に変更する場合

ここでは、それぞれの流れについてみていきましょう。

auからpovo2.0に変更する場合

auからpovo2.0に変更する場合、必要なものは以下のとおりです。

必要なもの 詳細
クレジットカード情報 ・VISA
・MasterCard
・JCB
・American Express
・Diners Club
・ペイディカード
利用端末 SIMロック解除されている端末
※2021年10月1日以降に販売された端末ではSIMロック解除の必要なし

変更手順は以下の通りです。

povoアプリから手続きできないため、注意してください。
また、別途申し込みすることで、povo2.0変更後もauで利用していたキャリアメールを引き続き利用できます。

手順 詳細
①au ID認証とpovo2.0のアカウント作成 povo2.0に変更するau回線のau IDを入力
(MNP予約番号の取得は不要)
②povo2.0の契約手続き ・e SIM、SIMカードどちらかを選択する
・契約者情報の入力
・同意事項の確認
③SIM開通・eSIM開通手続き 【全ケース共通】povo2.0のSIM開通手続きの方法にて解説

他社からpovo2.0に変更する場合

他社からpovo2.0に変更する場合、必要なものは以下の通りです。

必要なもの 詳細
本人確認書類 以下のいずれかより1つ
・運転免許証
・マイナンバーカード
・在留カード
クレジットカード情報 ・VISA
・MasterCard
・JCB
・American Express
・Diners Club
・ペイディカード
利用端末 SIMロック解除されている端末
※2021年10月1日以降に販売された端末ではSIMロック解除

変更手順は以下のとおりです。
au・povo1.0契約中の方は、Webからの手続きであるため注意してください。

手順 詳細
①povo2.0アプリのダウンロード ※PCではお申し込みできません。
②メールアドレスご登録 ※キャリアメールの利用はできません。
③MNP予約番号の取得 MNPワンストップによって申し込み時にも取得可能
(MNPワンストップを利用しない場合は各キャリアのサイトより取得)
④SIM開通・eSIM開通手続き 【全ケース共通】povo2.0のSIM開通手続きの方法にて解説

povo2.0を新規契約する場合

povo2.0に新規契約する場合、必要なものは以下のとおりです。

必要なもの 詳細
本人確認書類 以下のいずれかより1つ
・運転免許証
・マイナンバーカード
・在留カード
クレジットカード情報 ・VISA
・MasterCard
・JCB
・American Express
・Diners Club
・ペイディカード
利用端末 SIMロック解除されている端末
※2021年10月1日以降に販売された端末ではSIMロック解除

変更手続きは以下のとおりです。
なお、povo2.0はキャリアメールで登録できません。

手順 詳細
①povo2.0アプリのダウンロード 利用する端末にpovo2.0をインストールする
②povo2.0の契約手続き 利用するメールアドレスを入力
その他クレジットカード情報やSIMタイプなども入力
③SIM開通・eSIM開通手続き 【全ケース共通】povo2.0のSIM開通手続きの方法にて解説

povo1.0からpovo2.0に変更する場合

povo1.0からpovo2.0に変更する場合、必要なものは以下のとおりです。

必要なもの 詳細
クレジットカード情報 ・VISA
・MasterCard
・JCB
・American Express
・Diners Club
・ペイディカード
利用端末 SIMロック解除されている端末
※2021年10月1日以降に販売された端末ではSIMロック解除

手続きはWebからで、手続きの際は、メールの受信が必要になります。
@povo.jpからのメールを受け取れるようにしてください。

手順 詳細
①au ID認証とpovo2.0のアカウント作成 povo1.0で回線契約した端末から手続きする
②povo2.0の契約手続き 利用するメールアドレスを入力
その他のクレジットカード情報やSIMタイプなども入力
③SIM開通・eSIM開通手続き 【全ケース共通】povo2.0のSIM開通手続きの方法にて解説

【全ケース共通】povo2.0のSIM開通手続きの方法

povo2.0のSIM開通手続きの方法は、SIMカードとeSIMで異なります。ここでは、それぞれの開通手続き方法をご紹介します。

SIMカードの開通手続き方法

SIMカードの開通手続き方法は、以下のとおりです。

  1. SIMカードを受け取る
  2. povo2.0のアプリをインストール
  3. 「SIMカードの有効化を実施」をタップ
  4. 「バーコードをスキャンする」をタップ
  5. SIMカードの台紙にあるバーコードをカメラで読み取る
  6. 「SIMカードを有効化する」を選択して「次へ」をタップ
  7. 利用端末の電源を切ってSIMカードを挿入する
  8. 電源を入れて、発信テスト用番号111へ発信する
  9. Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動して、サイトを閲覧できるか確認する

iPhoneはiOS 14.4以上であれば、APN設定は不要です。
Androidの場合は、手動でAPN設定する必要があります。
povoの公式サイトより入力項目を確認して、ステップ6のSIMカードの挿入後に設定してください。

eSIMの開通手続き方法

eSIMカードの開通手続き方法は、以下のとおりです。

  1. eSIMを発行するをタップ
  2. 「eSIMの設定」をタップして、SM-DP+アドレスをコピー
  3. iPhoneの設定にある「モバイル通信」をタップして「eSIMを追加」を選択
  4. 「QRコードを使用」をタップして「詳細情報を手動で入力」をタップ
  5. 「SM-DP+アドレス欄」でコピーしたものをペーストする
  6. 再びpovo2.0に戻り「アクティベーションコード」をコピー
  7. ステップ4と同じように「アクティベーションコード」の欄にコピーしたものをペーストする
  8. 「次へ」をタップして「続ける」を選択
  9. 「モバイル通信設定完了」と表示されたら、発信テスト用番号111へ発信する
  10. Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動して、サイトを閲覧できるか確認する

なおAndroidの場合は、ステップ8の後に設定の「ネットワークとインターネット」より、モバイルデータをpovoに切り替え、APN設定する必要があります。

APN設定に入力する内容は、povoの公式サイトに記載されています。

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また、ソフトバンク光もしくはソフトバンクAirへの加入、もしくは端末プラン同時契約で20,000円の現金キャッシュバックを受けられます。

さらにネットで手続きが完結するため、店頭に足を運ぶ手間がなくなります。

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まとめ

この記事では、povoの特徴から注意点、4パターンに分けた契約方法を紹介しました。

povoは基本料金0円で、購入したトッピングで月額料金が決定します。
また、申し込み方法は元々契約しているキャリアによって異なります。

基本料金を抑えながら利用してみたい方は、ぜひpovoの契約を検討してみてください。

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