SIMカードとは?どんな役割があるの?基本を徹底解説【初心者向け】
みなさまがお使いの携帯電話やスマートフォンに必ず付属されている「SIMカード」。
普段は見ることがないためSIMカードそのものがどんなものなのか、どのような役割があるのかご存知でない方も多いと思います。
そこで今回は、絶対に知っておきたいSIMカードの役割や種類についてご説明いたします。
さらによく耳にする「SIMフリースマホ」や「格安SIM」の詳細も併せて解説するので、最後まで要チェックです。
目 次
1SIMカードとは・SIMカードの役割
携帯電話・スマホの端末を購入した際に、金色の小さなカードを挿し込んでいるところをみたことがありませんか?
その金色のカードこそがSIMカードと呼ばれるものです。
このSIMカードにはそれぞれ固有のID番号が記録されており、どこの誰が使っているのかをはっきりさせてくれるICカードで、スマホの身分証のようなものです。
これをスマホ本体に挿し込むことにより、端末を使って電話など通信が可能になります。
SIMカードがなければ通常の電話は使用できないようになっています。
しかし、無線LAN(Wi-Fi)でインターネットに接続すれば、ネットやアプリ、LINE電話のようなインターネットを利用したIP電話は使うことができます。
SIMカードも正式な呼び名が各キャリアで異なっており、
- SoftBank 「SoftBank3GUSIMカード」
- docomo 「FOMAカード」
- KDDI(au) 「auICカード」
と呼ばれています。
SIMカードの種類
SIMカードには種類があり、すべての端末が同じSIMカードを使っているわけではないのです。
基本的にサイズは3種類でサイズがだんだんと小さくなっていきます。
- 標準SIM・・・らくらくケータイやキッズケータイ
- microSIM・・・2015年頃のガラケーやスマホ
- nanoSIM・・・最新機種のほとんど
このように端末で使うSIMカードは違ってくるので、使いたい端末に合わせてSIMカードを準備しないといけません。
それに加えて「eSIM]という特殊なSIMカードもあります。
これは出荷時点で端末にSIMカードが入っていて、開通する際は端末の電源を入れて製造番号を打ち込み開通するSIMカードです。形状自体はnanoSIMカードと同じになります。
SIMカードの入れ替え方法ですが現在(2018年)の最新機種であれば、端末の横から入れるだけなので簡単です。
横から入らない場合は端末裏のふたを取り外して中に挿入する形になります。
miniSIMや標準SIMは基本的に裏のふたをはずして挿入するようになっています。
ちなみにどうしてもサイズを合わせたい場合は、SIMカードアダプタでサイズを合わせるといったことも可能です。
SIMカードに入っている個人情報とは
冒頭でSIMカードとは「スマホの身分証」と言いましたが、具体的にどういう意味なのかお伝えしていきます。
SIMカードにはICチップが埋め込まれており、ここには契約者の電話番号が記録されています。
電話番号だけではなく、どんな料金プランで契約されていて何分電話したかなどの契約内容も記録されているのです。
なので例えば、普段使っているスマホから解約して使えないスマホにSIMカードを入れ替えると、使えないスマホが使えるようになります。
つまり、携帯電話に契約内容が記録されているわけではなく、SIMカードにすべて記録されているわけですね。
SIMカードはそれほど重要な部品なので取り出すときなどは注意が必要です。
ちなみに失くしたときは有料で再発行してもらえます。
SIMカードの脱着方法
先にSIMカードを付けるタイミングをお伝えしておくと新しい携帯電話を購入したときや機種変更の時です。
ではみなさん、そういったときにSIMカードを自分で取り外したり付けたりした経験はありますか?
店頭ではスタッフがやってくれますし、ほとんどの方がないと思います。
なので、もしも故障したときや電波が立たなくなった時のために脱着方法をお伝えしていきます。
今回はiPhoneで説明していきます。
- 購入した箱にSIMカードを取り出すピンが入っているので用意する(安全ピンでも可)
- iPhone本体の右サイドに穴があいているのでそこにピンを挿して押し込む
- SIMカードが乗っているトレーがでてくる
- SIMを取り出して完了
SIMカードを付けたい場合は逆の手順でOKです。
ちなみに、Androidも最新機種はサイドにSIMトレーがあるのでiPhoneとやり方はほぼ同じです。
2SIMロックとSIMフリー
スマートフォンやガラケーなど、携帯電話会社の携帯電話には「SIMロック」と「SIMフリー」というものがあります。
「SIMロック」とは他の携帯電話会社のSIMカードを使えないように端末自体にロックをかけることです。
「SIMフリー」とはSIMロックがかかっていない、またははずした端末のことです。
基本的に携帯電話会社で購入した端末には「SIMロック」がかかっています。
ただ、2015年5月にSIMロックの解除が義務付けられ、この結果ユーザーは自由に通信事業者を選べるようになりました。
いまでは携帯電話会社に関係なく、SIMフリーとして販売されている端末を購入し、好きなSIMカードを挿し込んで利用することができています。
ではSIMカードはどこで購入できるのでしょうか?
SIMカードの販売をしているお店はありません。
携帯電話会社と契約をしてSIMカードに契約情報を入れて受け取るという形になります。
ただ例外はあります。海外などで販売しているプリペイドSIMカードですね。
料金があらかじめ30日で2000円というふうに決まっていることが多いです。
3SIMロックの外し方
前述した「SIMロック」ですが、実際に「はずしてSIMフリーにする意味はあるの?」と思う方がいると思います。
なので、まずはSIMロックを外すメリットをお伝えします。
- 自由に携帯電話会社を選べるようになる。(格安SIMなど)
- 海外のSIMカードが入るので現地で気兼ねなく通信ができる
このようなメリットがあります。デメリットはSIMロックを外すときにお金がかかることです。
では実際にSIMロックの外し方をお伝えします。
基本的には店頭窓口かオンライン手続きのどちらかですが、docomoは電話でも可能です。
窓口で外す場合は3000円がかかりますので注意が必要です。
ここではオンラインの手順について記載します。
docomo
※docomoの場合はPCのみオンライン手続きが可能
- 電話発信画面から「*#06#」と入力して端末製造番号を確認しておく
- my docomoにアクセスする
- ドコモオンライン手続きから「SIMロック解除」→「お手続きへ」と進む
- docomoIDとパスワードを入れる
- 製造番号を入れ、「手続きを完了する」で申し込みは完了
au
- 電話発信画面から「*#06#」と入力して端末製造番号を確認しておく
- My auのSIMロック解除判定ページで製造番号を入れて「判定」を押す
- 結果が「〇」であれば「こちらからお手続き」を押す
- 電話番号や機種名を確認して「選択」
- 4桁の暗証番号を入れて「次へ」→「この内容で申し込む」を押して手続きは完了
SoftBank
- 電話発信画面から「*#06#」と入力して端末製造番号を確認しておく
- My SoftBankに携帯電話番号とパスワードを入れてログインする
- 「契約内容確認・変更」→「SIMロック解除対象機種の手続き」
- 端末製造番号を入力し、「次へ」→「解除手続きをする」を入力して申し込む
- 「SIMロック解除方法を見る」を押し、解除をして完了
各携帯電話会社で細かい条件がかなりあるので先に問い合わせをして確認することを推奨します。
4SIMフリースマホを使う上での注意点
実際にSIMフリーのスマホを使うときの注意点をお伝えします。
技適マークに注意する
各携帯電話会社で購入したスマホには「技適マーク」というものがあります。
これは、電波法に基づいて作られた、電波法上問題ない製品につけられるものです。
ついていない場合は、実際にSIMカードを入れても電波が立たないなどの不具合が起きる可能性があります。
ついていない可能性があるのは海外のスマホでだけです。
なので海外で購入したスマホは注意しましょう。
電波の周波数の特性に注意しましょう
例えば、docomoで購入したスマホをSIMフリーにして、auの電波を借りている格安SIMを入れたとしましょう。
この場合は、電波の周波数が違うので電話やインターネットができないこともあります。
なので、格安SIMなどを使う場合は端末に合った電波を選びましょう。
確認方法は契約する格安SIMの公式サイトに記載があるので、必ず確認をしてから契約しましょう。
5格安SIMとは
まず、自社で通信回線を持っているdocomo・au・ソフトバンク、3つの携帯電話会社を「MNO」と呼び、通信回線を持たず他社から借りて運用している事業者を「MVNO」と呼びます。
そして、格安SIMとは「携帯電話会社よりも格安でMVNOが提供している通信サービスを使えるSIMカード」ということです。
契約の流れとしては、
- SIMロックが解除されているスマホを用意する(解除しなくても使える場合があります)
- インターネットや家電量販店で契約する事業者を決める
- 料金プランなどを決めて契約
- SIMカードを入れて開通して完了
契約する際は、身分証明書とクレジットカードが必要なので注意です。
ちなみに金額はプランによりますが、大体月に2,000円程度ですね。かなり安いです。
「キャリアで契約すると月7000円以上かかるのにどうしてこんなに安いの?」と思いますよね。
なぜならキャリアの通信回線を借りているからです!設備の維持管理費がかかっていないので安く提供できるんですね。
ただ、こんなにも安いのに乗り換えする人が少ないのか、その理由を説明します。
- 動画が少し止まるレベルで通信速度が遅い。ニュースサイトを見ることが多い方は気にならないかもしれない
- 電話をよくかける場合は料金が高くなる
- 携帯電話会社のメールが使えない
- 新しいスマホを安く手に入れることが出来ない
携帯電話会社のメールが使えないなど少し不便ですよね。
こういった理由で料金が安くても乗り換えない方が多いのです。
ちなみにこの格安SIMとSIMフリーのスマホをセットにしたものが「格安スマホ」と呼ばれています。
この格安SIMは
- 音声通話SIMカード
- データ専用SIMカード
の2つに分類され、どちらのSIMを選ぶかによって通話出来るプランか、インターネット通信のみできるプランかを選ぶことができます。
当然、インターネット通信のみしかできないデータ専用SIMカードのプランのほうがより安くなります。しかし、アプリを利用した音声通話は可能なので、使い方やご予算によってどちらがいいか選ばれるといいでしょう。
6まとめ
意外と身近にあるSIMカードについて、どのようなものなのか、役割や種類についてご説明いたしました。
基本的にSIMカードがないと音声通話ができません。
しかし、格安SIMになると、SIMカードは挿し込まないといけませんが音声通話はできずインターネット通信しかできないSIMカードもあります。
ご自分の携帯・スマホの使い方、また、使いたい端末にあったSIMカードを確認して選びましょう。
7高額のキャッシュバックがもらえる「モバシティ」をご紹介
他社に乗り換えるなら、全員高額のキャッシュバックがもらえる「モバシティ」がおすすめです♪
そもそもモバシティとはソフトバンクの公式代理店で、オンラインで乗り換えが完結する便利なウェブショップ。
モバシティを経由してソフトバンクに乗り換えるだけで現金20,000円がもらえてとってもお得です!
ショップにはない特典がもらえるのは、ソフトバンクから認可を受けた『公式』の『オンライン』代理店ならでは。
契約プランやキャンペーンはキャリアショップと全く同じですし、無理な勧誘なども一切ないのでご安心ください。
さらに高額のキャッシュバック以外にも、モバシティを利用するメリットは盛りだくさんです。
\乗り換えでこんなにお得!モバシティのメリット/
- 誰でも現金20,000円がもらえる
- 最大13,200円の割引クーポン進呈
- あんしんWi-Fi加入でさらに2,000円還元
- 来店不要で自宅で待ち時間なく契約
- 頭金が不要(通常1万円支払い)
- 無駄な有料オプションがつかない
- スタッフがデータ移行もサポート
- イヤな営業の電話やメールもなし
まずはささいなご相談やお見積りだけでも、ぜひお気軽にモバシティへお問合せください!
「どんなプランがあるの?」「今より安くできる?」そんなご質問も、スタッフ一同お待ちしております。
↓モバシティの詳細はこちら↓