MNPのメリット・デメリットまとめ【損しない携帯乗り換え】

MNPで今の携帯会社から他社に乗り換える場合には、機種変更や新規契約にはない数々の特典があります。

キャンペーンによっては格安で人気機種を入手できたり、高額キャッシュバックを受けられたりとさまざまです。

しかし「メリットがたくさんあるならデメリットもあるのでは？」と心配になることもあるでしょう。

そこで本記事では、MNPがどれだけお得なのかを踏まえて、損するようなデメリットはないのかについて解説します。

携帯電話の販売員が、実際に聞く多くのユーザーの声をもとに解説しているので、ぜひご参考ください。

MNPのデメリットとは？5つの注意点をチェック

MNPのメリットはよく聞くものの、何か損するのではないかと不安に感じている方が多いかもしれません。

そこでまずは、携帯電話の販売員の筆者が、MNPのデメリットについて解説します。

注意点をしっかり把握して、対策できるよう準備しましょう。

1乗り換え手続きに多少の手間がかかる

何かするには手間がかかるのは当然のことですが、MNPも同じように多少の手間がかかってしまいます。

そう言われるとなんとなく「面倒くさそう…」感じる方も多いかもしれませんが、実はやり方さえわかってしまえば簡単なものです。

MNPでやるべきことは主に以下の2つだけです。

MNPはインターネットで手続きができますし、店舗でも対応してくれます。

ただ、インターネットの場合は最後まで自分で手続きする必要があるので、不安な方は店舗でスタッフの方に相談しながら進めるのがおすすめです。

◆MNPの手順について詳しく知りたい方は以下の記事をチェック！

関連記事

『MNP（乗り換え）のやり方｜手続きの手順を分かりやすく解説【体験談付き】』

2家族割などキャリア独自のサービスが適用されなくなる

MNPすることで、現在契約中のキャリア独自のサービスが適用されなくなる点も注意が必要です。

例えば、家族で同じキャリアで契約している場合、家族割が適用されているケースが多いかと思います。

しかし、一人がMNPで他社と契約することによって、家族割が適用されなくなったり、割引額が小さくなったりするのです。

そのため現在家族割が適用されている場合は、乗り換えることによって得する金額と、適用されなくなる割引とを比較して、本当にお得になるのかを事前にチェックしましょう。

3キャリアメールを引き継ぐ場合には料金がかかる

現在キャリアのメールアドレス（@softbank.ne.jp、@ezweb.ne.jp など）を使っている方がMNPする場合、「メール持ち運び」というサービスを使えば、新しい契約先でもそのままのアドレスを使えます。

ただし、サービス料として月額330円の手数料がかかってしまう点は覚えておきましょう。

もし、メールアドレスを変更しても影響が少ないのであれば、今後はフリーアドレス（gmail、yahooメールなど）を使うのがおすすめ。

フリーアドレスなら無料で使用可能ですし、今後また乗り換えするときにメールアドレスを変更する必要もなくなります。

4キャリア系のポイントが貯めにくくなる

MNPすることによって、キャリアポイントが貯めにくくなってしまいます。

キャリアポイントとは、各携帯会社が月額料金にあわせて配布しているポイントのことです。

例えば、各携帯会社は以下のようなポイントを配布しています。

特に支払い金額が大きかった方や、ポイントを積極的に使っていた方ほど影響が大きく感じられるので注意が必要です。

5キャリアの長期利用特典がもらえなくなる

各キャリア、長期間利用しているユーザー向けに、ポイントなどの長期利用特典を展開しています。

キャリア	特典名	内容
ドコモ	長期利用ありがとう特典	ドコモの携帯電話を3年以上契約で、対象の料金プランを契約、さらに誕生月にd払いを利用する場合、利用金額に対して2％～最大20％のdポイント還元
au	長期優待ポイント	auの携帯電話を1年以上契約で、料金プランとau契約年数に応じて、年1回誕生月にPontaポイントを還元
ソフトバンク	長期継続特典	対象の料金プランを契約、さらに13ヶ月以上の契約で毎年誕生月にPayPayポイントを1,000ポイント還元

MNPすることでこの長期優待の権利が無くなるため、今までもらえていたポイントがもらえなくなる点も注意しましょう。

この優待ポイントが無くなっても、MNPすることでお得になるのかは確認しておく必要があるでしょう。

MNPには大きなメリットがある！おすすめする理由とは

MNPで今の携帯会社から他の会社に乗り換えることによって、さまざまななメリットを受けられます。

そこでここからは、MNPすることで得られる主なメリットを3つご紹介します。

1携帯会社の見直しで通信コストを削減できる

携帯会社の料金プランは、短いスパンで新しいものに変わるケースが多く、その時々によって自分に合った料金プランは変わります。

そのため、携帯会社の乗り換えを行うことで、多くの場合通信コストを削減することが可能です。

例えばソフトバンクの料金プランでは、同じタイプでも昔と今でこのように変わっています。

プラン名	データ容量	月額料金
メリハリプラン （2020年3月12日～2021年3月16日）	50GB	8,480円
メリハリ無制限（2021年3月17日〜）	無制限	7,238円

もし、メリハリプランで契約していた方がメリハリ無制限に加入すると、データ容量が無制限になるうえ、月額料金も約1,200円節約できます。

このように日々新しい料金プランが誕生しているため、料金プランをや携帯会社を見直すことで通信コストを節約できるのです。

2自分のスマホの使い方に合った料金プランが選べる

MNPすることによって、自分のスマホの使い方に合った料金プランが選べるのもメリットの一つです。

特に現在は、データ容量を気にせず使いたい方向けのプラン、電話中心の方向けのプランなど、用途に合わせたプランを各社用意しています。

例えばソフトバンクであれば、以下のようなプランがあります。

携帯会社を乗り換えることで、用途に合った料金プランを見つけられます。

3MNPならではのお得な特別キャンペーンが受けられる

MNPすることで、新規契約や機種変更では受けられないようなお得な特典を利用できます。

例えば、ソフトバンクのMNPならではの特典には、以下のようなものがあります。

他社から乗り換えてもらうことでスマホ業界におけるシェアを広げることができることから、どこの携帯会社もMNPのキャンペーンには特に力を入れています。

つまり、MNPを活用すればお得なキャンペーンを受けられるのです。

【必読】MNPの前に押さえておくべき6つのポイント

MNPには多くのメリットがありますが、MNPをするタイミングを間違えてしまうと、思わぬところで損をしてしまうケースも。

そこでここからは、MNPの前に押さえておくべきポイントを6つに分けて解説していきます。

重要なポイントをしっかり確認して、メリットを最大限受けられるようにしましょう。

1MNPは月末に！解約月の料金は日割りではない

MNPするのであれば、月初めよりも月末の方がお得です。

なぜなら、乗り換え前の携帯会社の料金は、その月に入ると1ヶ月分まるまるかかってしまうから。

つまり、もし4月に解約するのであれば、4月15日で解約しても、4月30日に解約しても同じ料金を請求されることになるのです。

そのため、MNPするタイミングは月末ギリギリで行うのが1番お得な方法です。

2MNP予約番号の有効期限を把握しておく

MNPをする際、まず現在の携帯会社にMNP予約番号を発行してもらいますが、このMNP予約番号の有効期限は15日間と決まっています。

もしこの期間内にMNPが完了しなければ自動的にキャンセルになってしまうので、注意が必要です。

また、乗り換え先の携帯会社によっては、この有効期限にも残り日数を設けている場合があるため、しっかりと把握したうえで乗り換え手続きを行いましょう。

◆MNP予約番号についてもっと詳しく知りたい方は、以下をチェック！

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『MNP予約番号の有効期間（期限）は15日！過ぎてしまうとどうなる？』

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『MNP予約番号の期限ギリギリだと新規契約できないことも！』

3今のスマホの機種代金の残債をチェックしておく

現在お持ちのスマホ端末を分割で購入した場合、その残債をチェックしておきましょう。

もし残債がある場合は、残りの代金を引き続き支払う必要があるからです。

現在の端末の残債がわからない場合は、各携帯電話会社のマイページ（オンライン）、店舗、電話の3つの方法で残りの機種代金を確認できます。

キャリア	オンライン	店舗	電話
ドコモ	My docomo （24時間受付）	受付時間：各店舗の営業時間	ドコモ携帯から： （局番なし）151（無料通話） 一般電話から： 0120-800-000（無料通話） 受付時間：9:00～20:00（年中無休）
au	My au （24時間受付）		au携帯電話・一般電話共通： 0700-75470（無料通話） 受付時間：9:00～20:00（年中無休）
ソフトバンク	My Softbank （24時間受付）		ソフトバンク携帯： *5533（無料通話） 一般電話： 0800-100-5533（無料通話） 受付時間 9:00~20:00（年中無休）

支払い方法は、そのまま分割で払い続けても、残りを一括で支払ってもOK。

「携帯乗り換え（MNP）の残りの機種代金の負担を最小限に抑える方法」を知りたい方は以下の記事をご参考ください。

関連記事

『機種代金は残ってても乗り換えはできる？損しない注意点も3つ解説！』

4ポイントの使用や引き継ぎを忘れずに行う

現在の携帯会社で貯まっているポイントは、使い切る、引き継ぎを行うなどしておきましょう。

キャリアポイントは、MNPすることで失効してしまったり、引き継ぎ手続きをしないと使えなくなったりするからです。

ドコモ、au、ソフトバンクのキャリアポイントに関する注意点は、以下のとおりです。

キャリア	ポイント	解約後の注意点
ドコモ	dポイント	回線に対するdアカウントを発行していれば、解約後も利用可能
au	Pontaポイント	有効期限内であれば利用可能
ソフトバンク	ソフトバンクポイント Tポイント	ソフトバンクポイントは失効。ただし、ワイモバイル／LINEMOに転出する場合は引き継がれる TポイントはTカードとの連携をしていれば無くならない

貯めたポイントを無駄にしないためにも手続きを忘れず行いましょう。

5販売店の乗り換えキャンペーンを比較検討する

自分に合った乗り換え先を選ぶのも重要ですが、それと同じくらい重要なのが「どの店舗で乗り換えをするか」です。

販売店によっては、独自のキャンペーンを行うなど、よりお得に乗り換えできるお店もあるからです。

例えば、当社「モバシティ」では、ソフトバンク携帯への乗り換え、もしくは新規契約＋端末とプランの同時契約で、最短当日で現金20,000円キャッシュバックのキャンペーンを行っています。

このような店舗独自の取り組みを行っているお店を確認・比較して、よりお得に乗り換えできるようにしましょう。

6MNP手続きはオンラインショップを活用する

MNPの手続きは店舗や電話でも行えますが、おすすめはオンラインショップです。

なぜなら、店舗や電話で手続きするよりも、オンラインショップの方がお得なケースが多いためです。

オンラインショップでMNP手続きする金銭的なメリットを以下にまとめました。

また、金銭的なメリットだけでなく、待ち時間がゼロ、24時間受付可能など、時間的メリットが大きいのも嬉しいポイントです。

インターネットを普段あまり触らない方以外は、MNPするならオンラインショップで手続きするのがおすすめです。

携帯乗り換えで高額キャッシュバックをゲットしませんか？

ソフトバンク携帯に乗り換えを検討しているなら、ぜひ当店「モバシティ」にご相談ください。

モバシティは、ソフトバンク正規代理店です。

正規代理店だからこそできる、お得な特典を多数ご用意しています。

▼モバシティ独自の特典▼

少しでも気になる方は、ささいなご相談やお見積りだけでも、ぜひお気軽に「モバシティ」へお問い合わせください！

まとめ

MNPには確かにデメリットも存在しますが、事前に対策していればそれほどマイナスには感じないでしょう。

むしろ、MNPを活用することで以下のようなメリットを受けられます。

このお得な特典をもらさず利用するために、MNPするタイミングや、どのような店舗で契約するかなど、ポイントはしっかり押さえておきましょう。

ソフトバンクへの乗り換えを検討中の方は、「モバシティ」にお気軽にご相談ください！