携帯の契約更新月とは?MNP前に確認すべきタイミングと注意点

MNPの前に更新期間(変更月)の確認を!ネットからが簡単

MNP(携帯電話番号そのままの乗り換え)を検討中の方は、手続きに入る前にまず「更新期間(変更月)」を確認しておきましょう。

更新期間(変更月)や契約内容を確認せずに解約・乗り換えを進めてしまうと、解約金や契約事務手数料、端末代金の残債などで、1回線あたり10,000円以上の余分な出費につながるケースもあります。

この記事では、MNPの重要なカギとなる更新期間(変更月)の考え方や、いわゆる「契約更新月(更新期間)」と機種代金の残債・各種手数料との関係を整理して解説します。
あわせて、更新期間(変更月)の具体的な確認方法も紹介しますので、乗り換え前のチェックリストとしてお役立てください。

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MNPで更新期間(変更月)を確認すべき理由

MNPでムダな出費を抑えるには、「更新期間(変更月)」と契約内容を把握しておくことが重要です。
ここでは、更新期間(変更月)の意味や、旧来の2年契約プランとの関係を整理して見ていきましょう。

1更新期間(変更月)って何?

更新期間(変更月)とは、携帯電話の契約内容を変更したり解約したりしても解約金が発生しない期間を指します。
多くの2年契約プランでは、契約期間満了月とその前後の一定期間(例:3カ月間)が更新期間とされ、この期間内であれば解約金がかからない仕組みになっていました。

そのため、旧来の2年契約プランを利用している場合は、自分の契約に更新期間が設定されているか、いつが更新期間にあたるのかを把握しておくことが大切です。

たとえば、よく言われる「2年縛り」は、2年間の継続利用を条件に基本料金を割り引く仕組みです。
現在は新規受付を終了しているプランも多いものの、旧プランをそのまま利用している場合は、更新期間以外に解約すると解約金がかかるプランもあるため、事前のチェックを忘れないようにしましょう。

↓違約金と更新月の詳細はこちら↓

2更新期間(変更月)が過ぎると割引がなくなる

キャリアが提供してきた2年契約タイプの料金プランでは、契約と引き換えに月額料金の割引を受けられるケースが一般的でした。

例えばソフトバンクの「月月割」のように、毎月の基本料金から一定額を差し引く割引が代表例です。
ただし、こうした2年契約に関連する割引の多くは24カ月間(2年間)だけ適用され、契約月から24カ月目までが割引の対象となるケースが中心でした。

その後のタイミング、つまり25カ月目以降は割引が終了し、基本料金が高くなることがあります。
更新期間(変更月)にMNPをしないまま旧プランを利用し続けていると、「知らないうちに割引終了後の金額で使い続けていた」という状況になりがちです。

現在の料金を確認するときは、次のポイントもあわせてチェックしておきましょう。

  • 今のプランに2年契約などの「契約期間」が設定されているか
  • 割引が適用されている期間と、終了しているかどうか
  • 更新期間(変更月)がいつに設定されているか

3MNPには他にも手数料がかかる

MNPでは、解約金のほかにも注意しておきたい費用がいくつかあります。

  • MNP転出手数料(現在は大手3キャリアのスマホ向け料金プランでは0円が一般的)
  • 契約事務手数料(3,000〜5,000円前後)

MNP転出手数料は、以前は電話番号をそのままに乗り換える際に発生していた手数料ですが、現在は大手3キャリアのスマホ向け料金プランでは原則として無料になっています。

一方、契約事務手数料は新たな契約手続きにかかる費用で、MNPでも新規契約でも数千円程度かかるのが一般的な手数料です。
さらに、端末代金を分割払いにしている場合は、残っている分割支払金(残債)の支払いが続くか、解約時にまとめて支払う必要があります。

そのため、MNPを検討する際は次のような項目をあらかじめ整理しておくと安心です。

  • 利用中プランに解約金が発生するかどうか
  • 更新期間(変更月)の有無とタイミング
  • 端末代金の分割残債がどれくらい残っているか
  • 乗り換え先で発生する契約事務手数料の目安

旧プランを利用していて解約金が発生する場合は、これらの費用に加えて解約金も上乗せされ、合計で1万円以上になることもあります。
MNPの際には更新期間(変更月)や解約金の有無、残債の状況をまとめて確認し、できるだけ負担の少ないタイミングで手続きすることが大切です。

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更新期間(変更月)はインターネットからが簡単

MNPの前に更新期間(変更月)の確認を!ネットからが簡単

余計な支払いを抑えてMNPしたいなら、解約金の有無や「更新期間(変更月)」の有無を事前に確認しておくことが欠かせません。
ここでは、更新期間(変更月)や契約内容を確認する主な方法と、それぞれの特徴を整理します。

1更新期間(変更月)を確認する方法

更新期間(変更月)を確認する方法は、次の3通りです。

  • キャリアショップ…窓口でスタッフに相談しながら確認できる
  • カスタマーサポート…電話1本でオペレーターに確認できる
  • インターネット…マイページから時間・場所を選ばず確認できる

MNPの手続きに不安がある方や、細かい条件も直接確認したい方には、対面で説明を受けられるキャリアショップが向いています。
一方で、混雑や待ち時間を避けたい方は、カスタマーサポートへの電話やオンラインでの確認が便利です。

どの方法を選ぶ場合でも、次のポイントはセットで確認しておくと、乗り換え後の出費をイメージしやすくなります。

  • 更新期間(変更月)の有無と、その期間
  • 解約金が発生するかどうか
  • 端末代金の分割残高や割引の適用状況

またMNPを行う際には「MNP予約番号」の発行も必要となるため、更新期間を確認するタイミングで、あわせて手続きを進めるとスムーズです。

↓MNP予約番号の詳細はこちら↓

2インターネットからの確認がもっとも簡単(ソフトバンク編)

店頭に行く時間が取りづらい方には、インターネットからの確認がもっとも手軽です。
ここでは一例として、ソフトバンクで更新期間(変更月)を確認する流れを紹介します。

  1. スマホやパソコンから“My SoftBank”にログインする
  2. トップページや料金関連メニューから「更新期間(変更月)」を確認する

My SoftBankにログインして画面を下にスクロールしていくと、更新期間(変更月)に関する表示が見つかる場合があります。
同じ画面や関連メニューから、料金プランの種類や端末代金の残債などが確認できることもあるため、MNP前に一度チェックしておくと安心です。

もしトップページに更新期間(変更月)が表示されていない場合は、料金プランの詳細画面や契約情報のページに記載されているケースもあります。
画面の項目名は変更されることがありますが、「契約期間」「解約金」「更新月」などのキーワードを目安に探してみてください。

3更新期間(変更月)が確認できないことも

中には、マイページを確認しても更新期間(変更月)や契約期間に関する記載が見当たらないプランもあります。
そういったプランは、契約期間の縛りがなく、更新期間(変更月)が存在しないタイプであるケースが多く、基本的には好きなタイミングで乗り換えが可能です。

例えばソフトバンクでは、過去にスマ放題/スマ放題ライトなど、2年契約の縛りがないプランが提供されていた時期もありました。
現在は料金プランの内容や受付状況が変わっている場合があるため、ご自身が加入中のプランに契約期間があるかどうかを、公式サイトやマイページであらためて確認しておくと安心です。

「更新期間が表示されない=費用がまったくかからない」という意味ではありません。
解約金の有無にかかわらず、MNPの際には契約事務手数料や端末代金の残債などがかかる可能性があるため、全体の費用をあらかじめチェックしておきましょう。

まとめ

今回はMNPの前に確認しておきたい更新期間(変更月)と費用の考え方についてまとめました。

ムダな出費を抑えてMNPするためには、まず現在利用中のプランに解約金が発生するかどうか、そして「契約更新月(更新期間)」が設定されているか・いつにあたるかを確認しておくことが大切です。
更新期間(変更月)を確認する方法は、次の3つが基本になります。

  • キャリアショップでスタッフに相談する
  • カスタマーサポートに電話で問い合わせる
  • インターネット(マイページ)から自分で確認する

中でも、待ち時間や移動の負担を減らしたい方には、オンラインでの確認がもっともおすすめです。
あわせて、MNPの際に発生する契約事務手数料や端末代金の残債なども整理しておくと、トータルの出費イメージがつかみやすくなります。

ここで・・・ソフトバンクへの乗り換えを検討している方は、乗り換え特典やキャッシュバックの内容も比較しながら、ご自身にとってベストなタイミングを検討してみてください。
他社から乗り換えるだけで高額のキャッシュバックがもらえる方法もあるため、最後までチェックしてから具体的な手続きに進むと安心です。

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