ソフトバンク乗り換えキャンペーン完全ガイド|最新特典と注意点

ソフトバンクへ乗り換えると、割引やキャッシュバック、セット割など、いろいろなキャンペーンが目につきますよね。けれど、内容や条件が複雑で、「結局どれが自分にとって一番おトクなのか分からない…」という声もよく聞きます。
このページでは、過去のキャンペーン記事の内容も踏まえながら、今チェックしておきたいソフトバンク乗り換えキャンペーンの考え方と、失敗しないための選び方を整理しました。数字や条件が苦手な方でも、「ここだけ見ればいい」というポイントが分かる構成にしています。
まずは、この記事で分かることを確認しておきましょう。
- ソフトバンクの乗り換えキャンペーンの基本構造と、新規/MNP/機種変更のちがい
- 最新のソフトバンク乗り換えキャンペーン8種類の特徴と、向いている人のイメージ
- 家族構成・自宅のインターネット環境から自分に合うキャンペーンを絞り込む手順
- キャッシュバック額だけを見て契約してしまい、あとから損をしがちなパターンとその避け方
- モバシティを使って、総額でムダなくソフトバンクに乗り換えるコツ
「細かい条件はプロに任せたい」「自分のケースで損をしたくない」という方は、気になるキャンペーン名だけでも拾い読みしながら、最後まで目を通してみてください。
目 次
ソフトバンク乗り換えキャンペーンの基本
ソフトバンクへ乗り換えるときは、「どんなキャンペーンを使えば、どれくらいおトクになるのか」がまず気になりますよね。この章では、ソフトバンク乗り換え(MNP)で狙える特典の全体像と、機種変更キャンペーンとの違い、そして最新情報の追いかけ方をまとめます。
細かい金額を丸暗記するよりも、「どんな視点でキャンペーンをチェックすれば失敗しにくいか」をつかんでもらうことをゴールにしています。
ソフトバンク乗り換え(MNP)で狙える特典
ソフトバンクに乗り換えるときは、「どんな特典を組み合わせられるか」を意識すると、トータルの支払いをかなり減らせます。乗り換え(MNP)は、同じソフトバンク内の機種変更よりも優遇されやすいのがポイントです。
代表的なソフトバンク乗り換えキャンペーンは、ざっくり分けると次の4タイプです。
- 基本料金・データ量の割引:一定期間、月額料金が下がるタイプ
- 端末代の割引・ポイント付与:機種代金の実質負担を軽くするタイプ
- 今使っている端末の下取り・残債サポート:端末を回収して割引にあてるタイプ
- 光回線・電気とのセット割やオンライン限定特典:自宅回線や申込窓口で変わるタイプ
同じキャンペーン名でも、対象プラン・契約年数・申込方法によって、受けられる特典が変わることがあります。気になるキャンペーンを見つけたら、「自分の契約パターン(個人/家族・新規/MNP)で使えるか」をセットで確認しておくと安心です。
機種変更キャンペーンとのちがい
ソフトバンクには、他社からの乗り換え(MNP)向けキャンペーンと、自社内の機種変更キャンペーンの両方があります。名前が似ていても、条件や優先度はまったく別物です。
大まかな違いは次のイメージです。
| 乗り換え(MNP) | 機種変更 | |
| 対象 | 他社からソフトバンクへ | ソフトバンク利用中の人 |
| 特典の傾向 | 割引額・特典が手厚くなりやすい | 控えめな割引・端末プログラム中心 |
| チェックしたい点 | 解約金・MNP手数料・下取り条件 | 残債・更新月・プログラム加入状況 |
「どちらがおトクか」は、人によって答えが変わります。すでにソフトバンクを使っていても、家族の回線ごとまとめて乗り換えた方が安くなるケースもあれば、あえて機種変更キャンペーンを使って乗り換えずに維持した方がいいケースもあります。
迷ったときは、次の2点を比べるのがおすすめです。
- 現在の月額料金・端末残債・機種変更キャンペーンとの違い
- 乗り換え後の月額料金・端末代・キャンペーン特典
この2つを出したうえで、「2年間の合計いくらか」で比べると、判断しやすくなります。
ソフトバンク乗り換えキャンペーンの最新情報の確認先
ソフトバンクのキャンペーンは、内容や名前がよく入れ替わります。古い記事だけを頼りにすると、「もう終わっていた」「条件が変わっていた」ということになりかねません。必ず最新情報の確認ルートを押さえておきましょう。
基本的には、次の3つをセットで見るのがおすすめです。
- ソフトバンク公式サイトのキャンペーンページ
- モバシティの最新ソフトバンク乗り換えキャンペーンまとめ
- 申し込み予定の窓口(オンライン/店舗)からの案内・見積もり
公式サイトは「今、受付中かどうか」の判断材料として欠かせません。一方で、モバシティのような代理店サイトでは、「どのキャンペーンをどう組み合わせると一番トクか」といった、実際の乗り換えシミュレーションに近い情報を確認できます。
気になるキャンペーンがあれば、
「公式で条件を確認 → モバシティで組み合わせ・シミュレーションを確認 → 実際の見積もりで最終チェック」
という流れにしておくと、取りこぼしや勘違いをかなり減らせます。
最新ソフトバンク乗り換えキャンペーンおすすめ8選
ソフトバンクへ乗り換えるときは、どのキャンペーンをどう組み合わせるかで、2年間トータルの支払いが大きく変わります。ここでは、2025年時点でチェックしておきたい代表的なソフトバンク乗り換えキャンペーンを8つにしぼって整理します。
まずは、この章で紹介するキャンペーンを一覧できるように早見表で全体像を押さえてから、タイプ別に詳しく見ていきましょう。
| キャンペーン名 | 区分 | 主な特典 | 向いている人 |
| オンラインショップ割 | 割引系 | オンライン購入で機種代金を割引 | 店舗に行かずに手続きしたい人 |
| 1年おトク割+ | 割引系 | 1年間、毎月の料金を割引 | まずは1年分をしっかり安くしたい人 |
| 下取りプログラム | 下取り系 | 今の端末を下取りしてポイントや割引に | 買い替えで古い端末を手放してもよい人 |
| 新トクするサポート+ | 端末プログラム系 | 端末返却で残り分割の一部が不要 | 2〜3年ごとに新機種へ替えたい人 |
| おうち割 光セット | セット割系 | 光回線+スマホで毎月ずっと割引 | 家族でソフトバンクをまとめたい人 |
| おうち割 でんきセット | セット割系 | 電気+スマホをまとめて割引 | 電力会社の見直しも検討している人 |
| ワイモバイルからソフトバンクへのりかえ特典+ | 乗り換え元別 | ワイモバイル利用者向けの基本料割引など | ワイモバイルからステップアップしたい人 |
| LINEMOからソフトバンクへのりかえ特典 | 乗り換え元別 | 1年間の基本料割引など | LINEMOから大容量プランへ移りたい人 |
それぞれのキャンペーンで「誰が対象か」「どんな特典か」「注意点は何か」をざっくり把握しておくと、見積もりを比較するときに話がスムーズになります。
割引系ソフトバンク乗り換えキャンペーン
割引系のキャンペーンは、毎月の基本料金やデータ料金を一定期間下げるタイプです。とくに「乗り換え直後の1年間を安くする」設計になっているものが多く、MNPと合わせて使うとインパクトが出やすいカテゴリです。
| 主な対象 | 特典イメージ | 向いている人 | |
| オンラインショップ割 | オンラインショップからMNP・番号移行で購入 | 機種代金があらかじめ値引き | 店舗に行かずに手続きしたい人 |
| 1年おトク割+ | 対象データプランを新規・変更で契約 | 12か月間、通信料を毎月割引 | 「まず1年分」をしっかり安くしたい人 |
オンラインショップ割
オンラインショップ割は、ソフトバンクオンラインショップ経由で、対象機種を「のりかえ(MNP/番号移行)」で購入した人向けのキャンペーンです。対象機種を指定の分割回数で購入すると、機種代金からあらかじめ割引が入ります。
ポイントは次の3つです。
- 対象はオンラインショップでの購入(店舗申込は対象外になりやすい)
- 割引額は機種や支払い回数によって変わる
- 一括払いの場合は「機種代金総額」からの直接値引きになるケースもある
とくにハイエンドのiPhoneやAndroidなど、機種代が高額になりやすい端末ほど効果が大きくなります。一方で、「オンライン限定特典」と店舗独自のキャンペーンはどちらかしか選べないことも多いため、「店舗での現金キャッシュバック」などと必ず比較してから決めるのがおすすめです。
1年おトク割+
1年おトク割+は、対象のデータプランに加入した回線の通信料を、12か月間まとめて割引するキャンペーンです。対象プランに新しく加入する、または指定のプランへ変更した場合に適用され、1年間は通常よりも月額がぐっと下がります。
主なポイントは次の通りです。
- 対象は指定されたデータプラン(中容量帯のプランが中心)
- 適用中は毎月の基本料金が12か月連続で割引される
- 対象プランを解約・変更すると、その月で割引が終了する
「乗り換え直後の1年だけでもしっかり安くしたい」「まずは中容量プランで様子を見たい」という人には、相性の良いキャンペーンです。ただし家族まとめて大容量プランを使うケースでは、別の割引の方が有利になることもあるので、家庭全体の契約パターンと一緒に比較しておくと安心です。
下取り・端末系ソフトバンク乗り換えキャンペーン
端末系キャンペーンは、「いま持っているスマホをどう扱うか」「次のスマホを何年使うか」でおトク度が変わるのが特徴です。乗り換えとセットで考えることで、端末代の負担をかなり調整できます。
| 主な役割 | 特典イメージ | 注意点 | |
| 下取りプログラム | 今の端末をソフトバンクに渡す | ポイントや機種代金の値引き | 状態・機種で金額が大きく変わる |
| 新トクするサポート+ | 購入した端末を一定期間後に返却 | 残り分割支払いの一部が不要 | 返却必須/キズ・故障の査定に注意 |
下取りプログラム
下取りプログラムは、のりかえ・機種変更などのタイミングで、いま使っているスマホやケータイをソフトバンクに下取りに出すと、機種に応じた特典がもらえる仕組みです。特典は「機種代金からの値引き」または「ポイント付与」から選べます。
ざっくり押さえておきたいポイントは次の通りです。
- 対象は iPhone/Androidスマホ/ケータイなど幅広い
- 特典額は機種・世代・状態(良品かどうか)で大きく変動する
- 電源が入らない・画面割れ・改造端末などは「減額」や「下取り不可」になる
最近のハイエンド端末は下取り額も大きく、乗り換え時の実質負担を圧縮しやすいキャンペーンです。一方で、フリマアプリや買取専門店の方が高く売れるケースもあるため、「手間をかけずにソフトバンク内で完結させるか」「高く売る代わりに自分で処分するか」を比較して決めるのが現実的です。
新トクするサポート+
新トクするサポート+は、対象機種を48回分割で購入し、一定回数支払ったあとに端末を返却することで、残りの分割支払いが不要になるタイプの端末購入プログラムです。
特徴を整理すると、次のようなイメージになります。
- 48回払いにすることで、毎月の機種代金が小さくなる
- 指定タイミングで端末を返却すると、残り分割の一部が免除される
- 返却時の査定でキズ・故障があると、追加費用や特典対象外になることがある
「2〜3年ごとに最新モデルへ乗り換えたい」という人にはメリットが大きい一方で、長く同じ端末を使い続ける人には向きにくい仕組みです。端末を手元に残したいかどうか、画面割れなどのリスクをどこまで許容できるかを考えながら選ぶのがおすすめです。
セット割系ソフトバンク乗り換えキャンペーン
セット割系は、「スマホ単体」ではなく「自宅のインターネットや電気」とまとめて契約することで、通信費を下げるタイプのキャンペーンです。家族全員でソフトバンクを使う場合、最終的なおトク額が最も大きくなりやすい領域です。
| セット相手 | 割引対象 | ポイント | |
| おうち割 光セット | ソフトバンク光/SoftBank Air など固定回線 | スマホ・ケータイ・タブレットの月額料金 | 家族の回線数に応じて永年割引 |
| おうち割 でんきセット | ソフトバンクの電気サービス | スマホなどの月額料金 | 電気と通信をまとめて割引 |
おうち割 光セット
おうち割 光セットは、自宅のインターネット(ソフトバンク光、SoftBank Air など)とソフトバンクのスマホ・ケータイ・タブレットをセットにすることで、1回線あたり毎月ずっと割引が入るサービスです。
チェックポイントは次の通りです。
- 家族の回線数が多いほど、合計の割引額が大きくなる
- 光回線側には「工事費」「解約金」「オプション」などの条件もある
- すでに別の光回線を使っている場合は、乗り換えコストも含めて比較する必要がある
「今後もソフトバンクを使う前提で、家族まとめて通信費を下げたい」というケースなら、乗り換えキャンペーンと合わせて優先的に検討したい割引です。
おうち割 でんきセット
おうち割 でんきセットは、ソフトバンクの電気サービスとスマホ・固定通信をまとめることで、スマホ通信費の割引を受けられる仕組みです。光回線とのセットほどインパクトは大きくないこともありますが、「すでに電力会社の見直しを検討している」家庭とは相性が良くなります。
次のような点を事前に確認しておくと安心です。
- 現在契約している電力会社の料金・解約条件との比較
- スマホ側の割引額と、電気料金の変化のバランス
- 光セット割とどちらを優先するか(両方適用できないケースも想定)
電気も通信も一社にまとめるほど、「解約時の手続きが重くなる」側面もあるため、長期的な住まい方・ライフプランと合わせて検討するのがポイントです。
乗り換え元別ソフトバンク乗り換えキャンペーン
最後は、「どこから乗り換えるか」によって内容が変わるキャンペーンです。とくにソフトバンクグループ内(ワイモバイル・LINEMO)からの移行には、専用の特典が用意されています。
| 乗り換え元 | 主な特典 | ポイント | |
| ワイモバイルからソフトバンクへのりかえ特典+ | ワイモバイル | 基本料割引やポイント付与など | 利用期間や対象プランの条件に注意 |
| LINEMOからソフトバンクへのりかえ特典 | LINEMO | 1年間の基本料割引など | 契約期間や対象プランの条件に注意 |
ワイモバイルからソフトバンクへのりかえ特典+
ワイモバイルからソフトバンクへのりかえ特典+は、ワイモバイルを一定期間利用したあとで、ソフトバンクの対象プランへ番号移行するユーザー向けのキャンペーンです。組み合わせる割引によって細かい金額は変わりますが、1年間の基本料割引を中心にトータルでの負担を抑えられる設計になっています。
主なチェックポイントは次の通りです。
- ワイモバイルの契約期間に条件が設定されている場合がある
- 対象となるソフトバンクの料金プランが決まっている
- 家族割・おうち割など他の割引との併用条件に細かい制限がある
「とりあえずワイモバイルで様子を見てから、タイミングを見てソフトバンク本体に乗り換える」というパターンを想定している特典なので、もともとワイモバイルを使っている人は必ず一度条件をチェックしておきたいキャンペーンです。
LINEMOからソフトバンクへのりかえ特典
LINEMOからソフトバンクへのりかえ特典は、LINEMOユーザーがソフトバンクの対象プランへ乗り換える場合に、基本料割引などの特典を受けられるキャンペーンです。大容量プランや家族割・セット割など、ソフトバンク本体ならではのメリットと組み合わせやすくなっています。
特徴は次のようなイメージです。
- LINEMO契約から一定期間経過後にソフトバンクへ乗り換えると特典対象になる
- 1年間の基本料割引など、期間限定の割引がセットになっている
- 他のキャンペーンと合わせて使う前提の設計になっていることが多い
すでにLINEMOで中容量プランを利用している人が、容量無制限・家族割・セット割などソフトバンク本体ならではのメリットを取りに行くときに、ぜひ確認しておきたい特典です。
自分に合うソフトバンク乗り換えキャンペーンの選び方
キャンペーンをたくさん知っていても、自分に合った組み合わせが分からなければ意味がありません。この章では、「契約パターン」「家族構成・自宅回線」「総額の比較」という3つの軸から、ソフトバンク乗り換えキャンペーンをどう選べばいいかを整理します。
「どのキャンペーンが一番おトク?」ではなく、「自分の条件だと、どれを優先するといいか」が分かる状態を目指しましょう。
新規/MNP/機種変更ごとの向き・不向き
まず押さえておきたいのが、契約パターンごとの得意・不得意です。ソフトバンクは、他社からのりかえ(MNP)に手厚い一方で、機種変更や新規契約向けの特典も別枠で用意されています。
ざっくり比較すると、次のようなイメージです。
| 契約パターン | 相性の良いキャンペーン | ポイント |
| 新規契約 | 1年おトク割+/おうち割 各種 | 家族・自宅回線との組み合わせ次第で安定しておトク |
| のりかえ(MNP) | オンラインショップ割/下取りプログラム | 割引・還元が最も厚くなりやすい |
| 機種変更 | 新トクするサポート+/下取りプログラム | 端末の買い替え方で差がつく(長期利用は慎重に) |
イメージとしては、次のように考えると分かりやすいです。
- 新規契約:今後どれくらいソフトバンクを使うかを基準に、セット割を優先
- MNP:オンラインショップ割+1年おトク割++下取りなど、複数を重ねやすい
- 機種変更:端末プログラムと下取りの組み合わせが中心で、MNPより控えめ
「MNPの方が得だから、無理にでもキャリアを変えた方がいい」と考えたくなる瞬間もありますが、光回線・家族割を含めたトータルで今より高くなるケースもあります。必ず今の契約条件と、新しく組みたい条件を並べて比較してから判断しましょう。
家族構成・自宅回線から絞るソフトバンク乗り換えキャンペーン
次に重要なのが、「何回線を、どのくらいの期間使うか」という視点です。家族の人数や自宅のインターネット環境によって、優先すべきソフトバンク乗り換えキャンペーンは大きく変わります。
代表的なパターンを整理すると、次のようになります。
| パターン | 優先したいキャンペーン | 考え方の目安 |
| 一人暮らし・モバイル中心 | オンラインショップ割/1年おトク割+ | まずは月額と初期負担を下げることを優先 |
| 夫婦・カップル+自宅に光回線 | おうち割 光セット | スマホ2回線以上なら光セット割の効果が大きい |
| 子ども含む3〜4人家族 | おうち割 光セット+1年おトク割+ | 家族全員の合計で「年間いくら下がるか」を見る |
| すでに別の光/電気と契約中 | オンラインショップ割+端末系キャンペーン | 光・電気の解約金を含めて総額がプラスかどうかを判断 |
迷ったときは、次のステップで考えると整理しやすくなります。
- ① 家族全員の回線数(スマホ・タブレット・子ども用ケータイ)を書き出す
- ② 自宅に光回線があるか、乗り換え予定があるかを確認する
- ③ 光・電気とまとめる場合と、まとめない場合の両パターンで見積もりを取る
そのうえで、「家族全員の2年間のトータル金額」を比べると、「セット割を優先すべきか」「MNPの単体特典を優先すべきか」が見えてきます。
キャッシュバックだけでなく総額で比較するコツ
最後のポイントは、目先のキャッシュバックや割引額だけで決めないことです。同じ「◯万円おトク」と書かれていても、内訳や条件がまったく違うことがあります。
比較するときは、最低でも次の4つは数字をそろえておきましょう。
- 端末代(分割総額・一括価格)
- 月額料金(割引適用前/適用後)
- 適用されるキャンペーン特典の合計額(ポイント・割引など)
- 解約金・事務手数料などのマイナス要素
この4つを整理したうえで、次のように計算すると全体像がつかみやすくなります。
| 項目 | 見るポイント |
| 2年間の総支払額 | (端末代+月額×24か月+手数料)− キャンペーン特典 |
| 実質月額 | 2年間の総支払額 ÷ 24でざっくり比較する |
| 3年目以降の月額 | 割引終了後の「平常時の負担」も確認 |
一括のキャッシュバックが大きく見えても、割引終了後の月額が高くて、長く使うほど損になるケースも珍しくありません。モバシティのような代理店に相談する際は、ぜひ次のように聞いてみてください。
この一言を添えるだけで、「今だけおトク」ではなく「長く見ても納得できる契約」かどうかが、ぐっと判断しやすくなります。
ソフトバンク乗り換えキャンペーンで失敗しないために
ソフトバンクの乗り換えキャンペーンは、上手く使えば2〜3年分の通信費を大きく下げられる強力な手段です。その一方で、条件をよく確かめずに契約してしまい、あとから「思っていたのと違う…」となるケースも少なくありません。
ここでは、よくある失敗パターンを先に知っておくことで、契約前にチェックしておきたいポイントを整理しておきます。
キャッシュバック額だけ見て損をするケース
乗り換えを検討していると、まず目に入るのが「◯万円キャッシュバック」の文字です。ただ、キャッシュバックの額だけで判断すると、トータルでは損をしてしまうパターンもあります。
代表的なのは、次のようなケースです。
| よくあるケース | 何が起きているか |
| 高額キャッシュバックだけに注目 | 月額料金が高く、2〜3年で逆転してしまう |
| 条件付きオプションを大量に付ける | 不要なオプションの合計でキャッシュバック以上の支出になる |
| 家族全員を同じプランにそろえる | 一部の人には容量オーバースペックで無駄が多い |
避けるためのコツはシンプルで、次の2点をかならず数字で確認することです。
- ① 2年間の総額:端末代・月額・手数料・オプションを全部足した金額
- ② 実質月額:(2年間の総額 − 特典)÷ 24か月
そのうえで、「キャッシュバックが高いプラン」と「月額が安いプラン」を並べて比べると、「今うれしいプラン」と「長く使うとおトクなプラン」が見分けやすくなります。
下取り・残債・返却条件の見落としパターン
次に多いのが、端末まわりの条件を見落としてしまうケースです。下取りプログラムや端末購入プログラムは、おトク度が高い反面、細かいルールも多くなります。
とくに注意したいポイントを整理すると、次の3つです。
| ポイント | チェックしたいこと |
| 下取りプログラム |
・端末の状態(画面割れ・電源)で金額が変わる ・下取りに出すタイミングや申込期限 |
| 残債(いまの端末の分割) |
・現在のキャリアに残っている分割残金 ・下取りやキャンペーンでどこまでカバーできるか |
| 返却が必要なプログラム |
・指定期間後に必ず返却しないと特典がなくなる ・キズ・故障時の査定と追加費用 |
とくに、端末購入プログラムでやってしまいがちな失敗は次のようなものです。
- 「4年分割」と聞いても、2年目以降に返却する前提であることを理解していない
- 画面割れや故障で返却時に追加精算が発生し、「思ったより高くついた」と感じる
- 端末を手元に残したいのに、返却が必須のプランを選んでしまう
端末系のキャンペーンやプログラムを選ぶときは、「何年使うつもりか」「端末を売るか・残すか」を先に決めておくと、選びやすさが一気に変わります。
セット割の縛り・解約金で後悔しやすいケース
最後に注意したいのが、セット割の「おトク」と「縛り」のバランスです。おうち割 光セットやでんきセットは、うまくハマると大きな割引になりますが、条件を確認せずに申し込むと、解約時に思わぬコストが出ることもあります。
よくある後悔パターンは、このあたりです。
| ケース | よくある後悔 |
| 引っ越しが多いのに光回線をセットにした | 工事費や解約金・撤去費用が想定より高くつく |
| 電気をまとめたが、料金比較をしていない | 電気料金の単価が上がって、トータルでは得していない |
| 家族の回線数が減った | 子どもの独立などで割引対象が減り、割引額が大きく下がる |
セット割を検討するときは、次の3つを必ず確認しておくのがおすすめです。
- ① 契約期間と解約金:光回線・電気の最低利用期間と、途中解約時の費用
- ② 引っ越し時の扱い:移転工事・移設費用・エリア外になった場合の条件
- ③ 家族構成の変化:2〜3年のあいだに回線数が増減しそうかどうか
短期でコロコロ住まいや働き方が変わる可能性が高い人ほど、「セットにしない自由」も含めて選択肢を比べておくと安心です。逆に、しばらく引っ越しの予定がなく、家族全員がソフトバンクを使う前提であれば、セット割は非常に強い味方になります。
ソフトバンク携帯の新規契約・MNPはモバシティへ
ここまでご紹介してきたように、ソフトバンクの乗り換えキャンペーンは組み合わせ方次第でおトクにも、ややこしくもなる仕組みです。条件をすべて自分ひとりで整理するのは、正直かなり骨が折れます。
モバシティでは、ソフトバンクへの新規契約・のりかえ(MNP)を検討している方に向けて、キャンペーンの選び方から申込手続きまでをワンストップでサポートしています。
| モバシティで相談できること | ポイント |
| キャンペーン・プランの整理 | 最新のソフトバンク乗り換えキャンペーンの中から、条件に合う組み合わせをご提案 |
| 見積もりの作成 | 「2年間の総額」と「実質月額」を出して、他社・現状との比較をサポート |
| お申し込みのサポート | 必要な書類・MNP予約番号・開通までの流れを一緒に整理 |
| 不安・疑問の相談 | 「いま乗り換えるべきか」「家族全員を変えるべきか」なども気軽に相談可能 |
「とにかく一番安いプランを知りたい」というより、「自分の生活スタイルに合うかどうかを一緒に考えてほしい」という方にこそ、モバシティは向いています。
- ソフトバンクへの新規契約・MNPを検討している
- キャンペーンが多すぎて、どれを選べばいいか分からない
- キャッシュバックや割引だけでなく、総額で損をしたくない
こんな方は、ぜひ一度モバシティにご相談ください。「どのキャンペーンをどう組み合わせると、一番ムダがないか」というところから、一緒に整理していきます。
まとめ|ソフトバンク乗り換えキャンペーンをムダなく使うコツ
最後に、ソフトバンクの乗り換えキャンペーンをムダなく・安全に使うためのポイントを整理しておきます。
- まずは契約パターンを決める:新規/MNP/機種変更のどれかを先に固める
- 家族構成と自宅回線を洗い出す:回線数・光回線・電気などを一覧にする
- 使えそうなキャンペーンをタイプ別にピックアップ:割引系・端末系・セット割・乗り換え元別
- 2年間の総額と実質月額で比較:キャッシュバックだけで判断しない
- 解約条件・返却条件を必ず確認:下取り・端末プログラム・光回線の縛りをチェック
特に意識しておきたいのは、次の3つです。
| ポイント | 意識しておきたいこと |
| 「今」だけで判断しない | 2年後・3年後の月額や解約コストもセットで見る |
| キャンペーンは「組み合わせ」で見る | 単体の金額ではなく、合計でどれだけ下がるかを基準にする |
| 分からない部分はプロに聞く | 条件が複雑なところほど、早めに相談した方が安全 |
ソフトバンクの乗り換えキャンペーンは、うまく使えば家計をしっかり助けてくれる仕組みです。一方で、条件の読み違いや、細かい縛りを見落とすと、後からモヤッとした気持ちが残りがちです。
迷ったときは、「自分だけで決めきらない」という選択肢も含めて考えてみてください。モバシティなら、今の契約状況や悩みを整理するところからお手伝いできます。
「ソフトバンクに乗り換えた方がいいのか」「今は様子見した方がいいのか」。その判断を一緒に言語化しながら、あなたにとってムダのない乗り換え方を一緒に探していきましょう。




