5分で分かるMNP転入ガイド|手続きの流れ・注意点・費用を解説

5分で分かるMNP転入ガイド|手続きの流れ・注意点・費用を解説

いまの携帯電話会社から、電話番号そのままで乗り換えるには「MNP転入手続き」が必要不可欠です。

もし手続きに必要な知識を持たずに進めてしまうと、余計な手間や時間がかかるだけでなく、無駄なコストが発生してしまう可能性があります。

つまり転入するには、しっかりと事前準備を行った上で、適切なタイミング・正しい流れで手続きすることが重要。

そこで今回は、MNP転出~転入の流れを、所要時間やコスト・注意点を交えながら4ステップで解説します。

この記事に沿って手続きすれば失敗はありませんので、初めてMNPをする方はぜひご一読ください。

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MNP転入の基礎知識|所要時間・コスト・方法

MNP転入をスムーズに行うには、MNPに関する基礎知識を理解しておくことが重要です。

そこでまずは、所要時間・コスト・方法の3つの観点から、MNPについて解説します。

なお本記事では、現在契約中の携帯事業者を「転出元」、新しく契約する事業者を「転入先」と呼称します。

1所要時間:即日MNP可能!数日~1週間かかることも

MNPにかかる所要時間は、一般的に数日~1週間ほどかかります。
ただし契約内容によっては、即日完了することもあります。

なおMNPの手続きにかかる時間は、以下の要素によって影響を受けます。

  • 物理SIM(SIMカード)や端末が郵送されるか
  • どのタイミングでMNPの開通手続きを始めるか

これらの要素については、後述で詳しく解説します。

MNPの手続きにかかる時間は、状況によって異なります。
一般的には最短で即日、最長で1週間程度かかることを覚えておくと良いでしょう。

2コスト:完全無料でMNPできるケースが増えている

MNPにかかる費用については、以前に比べて高額ではなくなっています。

費用が発生する場合でも、1,000~5,000円くらいが一般的となり、なかには完全無料でMNPできるケースも増えています。

どれくらいコストが発生するかについては、以下のような要素に左右されます。

  • 転出元に支払う違約金(契約解除料)
  • 転出元に支払うMNP転出手数料
  • 転入先に支払う契約事務手数料

上記の費用についても、後ほど解説します。
MNPにかかる費用は契約内容や手続き方法によって異なり、無料でできることもあれば数千円ほどかかることもあるので、事前確認が必要です。

一例として、『NTTドコモ』から『SoftBank』へMNP転入する場合、以下の手続きなら完全無料でMNPが可能です。

■NTTドコモから転出(オンラインで手続き)
・SIMロック解除手数料0円
・違約金0円
・MNP転出手数料0円

■SoftBankへの転入(オンラインで手続き)
・契約事務手数料0円

このように、MNPではコストが完全無料になる場合もあります。

3方法:「実店舗」または「オンラインショップ」で可能

最後にMNPの方法ですが、基本的には「実店舗」か「オンラインショップ」の2択です。

MNP転出する場合に必要な予約番号は、電話でも取得可能です。
ただしMNP転入の申し込みについては、通常は実店舗またはオンラインで行うのが一般的です。

自宅近くに実店舗が存在しない場合や、存在しても地域が限られた場合があるため、このような場合はオンラインで手続きを行うことになるでしょう。

なお、オンラインでのMNP手続きにはさまざまなメリットがあります。

詳しくは以下の記事も参照してください。

MNP転入の流れを4ステップ解説!注意点や費用もチェック

MNPの手順・流れ

MNP手続きは、以下2つの作業がメインです。

  • 転出手続き(MNP予約番号の取得)
  • 転転入手続き(MNPの申し込み)

ただ実際には事前準備や端末設定など、ほかにも前後に行う作業が含まれます。
そこで、MNP転入の流れを以下の4ステップで解説します。

  1. MNPの事前準備
  2. 転出手続き(MNP予約番号の取得)
  3. 転入手続き(MNPの申し込み)
  4. 開通作業(利用開始手続き)

各ステップにおいて、注意点やコストについて役立つ情報を交えて解説します。

1ステップ1:MNPの事前準備

ステップ1は、MNPの事前準備です。

転出元で転出手続きを始める前に、必要に応じて以下の作業を済ませておきましょう。

■オプションの解除
オプションには、解約時に自動的に適用が解除されるものと、解約してもオプションだけが継続されるものがあります。
現在、何らかのオプションを利用しており、今後継続したくない場合は解除しておく必要があります。

■SIMロック解除(SIMロックがかかっていて外す必要がある場合)
SIMロックがかかっている場合、転出元が指定する方法で解除しておきます。
ただし、転入先の事業者がいまの事業者と同じ回線を使っている場合、必ずしも解除する必要はありません。

事前準備の注意点

事前準備をの際には、名義変更が必要かどうかに注意しなければなりません。

転入先の事業者や契約するプランによっては、転出元で名義変更しなくてはならないケースがあります。

たとえば以下のようなケースです。

■未成年者の名義にて契約中で、転入先では未成年者名義で契約できない場合
この場合は、転出元で親名義に変更しておきましょう。

■転入先で家族割を適用するのに名義統一が求められる場合
事業者によっては、データシェアプランを適用するのに、1人の代表者名義に統一するよう求めることがあります。
家族全員でMNPをするような場合は、「父親名義に統一する」など、事前に必要な手続きを行いましょう。

■いまの名義と転入先の契約者名義が異なる場合
MNP転入の前に、名義の移動を行う必要がある場合がありますが、必ずしも名義変更が必要なわけではありません。
たとえば、成人が自分の名義で1人だけMNP転入を行う場合には、名義変更を行わずに済むことがあります。
未成年者や家族でまとめて契約する場合などは、名義変更の有無が必要か確認しましょう。

事前準備にかかるコスト

事前準備にかかるコストは以下のとおりです。

■SIMロック解除費用

店頭や電話での手続きをする場合、税込3,300円ほどかかります。
ただしオンライン手続きなら無料で対応してもらえます。

さらに2023年10月以降は、店頭や電話でも無料でのロック解除が原則義務化になり、コストはかかりません。

2ステップ2:転出手続き(MNP予約番号の取得)

ステップ2は、転出元での転出手続きです。

このステップでは主に、MNP予約番号を取得します。
MNP予約番号は、「2654894354」のような10桁の番号で、転入先で同じ電話番号を使うのに必要です。

取得方法はいたって簡単で、転出元に依頼すればよいだけです。
具体的には以下の方法で取得できます。

  • 転出元のWebサイトにログインして依頼する
  • 転出元のカスタマーセンターへ電話する
  • 転出元の実店舗に行ってスタッフの対応を受ける

MNP予約番号は、SMSやメールアドレス・Webサイトのマイページなどから確認できます。
原則、番号は即日通知されます。

転出手続きの注意点

転出手続きをする際は、以下の点にご注意ください。

■有効期限がある
MNP予約番号には、取得日を含めて約15日間の有効期限が設定されています。
※携帯事業者により異なります。

期限内に転入手続きを行わないと番号は無効になるため、再度取得を申し込まなければなりません。できるだけ取得後すぐに手続きに入るようにしましょう。

■転入先が有効期限の最低日数を指定することが多い
MNP予約番号の有効期限内だとしても、転入先での手続きを行えない恐れがあります。

というのも、転入先の事業者が「有効期限は○○日以上残っていなければ無効」としているケースが多いからです。

一定の有効期限の長さが求められるのは、オンライン手続きだと、審査や商品の発送・開通手続きなどに時間がかかるためです。

店舗手続きの場合は、その場ですぐに転入手続きができますが、オンラインではそうはいきません。
手続き全体を時間の余裕をもって行えるよう、一定の有効期限を各社で設定しています。

繰り返しますが、MNP予約番号を取得したらすぐに転入手続きを開始することが大事です。

転出手続きにかかるコスト

転出手続きにかかるコストには、以下のものがあります。

■MNP転出手数料(MNP予約番号の発行費用)
以前は税込3,300円かかることがありましたが、現在では無料であることが多いです。

実店舗や電話で発行してもらう場合は、税別1,000円かかることがありますが、オンラインならかかりません。

■違約金(契約解除料)
NTTドコモやSoftBank・au・楽天の4キャリアは無料です。
それ以外の事業者は、無料か税抜1,000円ほどかかります。

法律により、違約金上限は税抜1,000円に規制されているため、大きなコストがかかることはありません。
ただし、一部法律の規制対象外である格安SIM事業者も存在し、場合によっては1万円近くかかることもあります。

3ステップ3:転入手続き(MNPの申し込み)

ステップ3は、転入手続きです。

このステップでは、転出元で取得したMNP予約番号を使い、転入先の事業者でMNPの新規申し込みをします。

手続きすることには、以下のような内容が含まれます。

  • 購入端末の選択
  • 料金プランの選択
  • SIMの種類の選択
  • 支払い方法の入力
  • 本人確認書類など必要書類のアップロード

実店舗での手続きなら、その場で手続きが完了します。
一方オンライン手続きだと、SIMや端末の発送などで時間がかかるため、数日かかります。

転入手続きの注意点

転入手続きをするときは、以下の点にご注意ください。

■SIMカードサイズを間違えない

使用するスマホのSIMトレイにマッチするサイズのSIMを選ぶようにしましょう。

物理SIM(SIMカード)にはいくつかサイズがあります。
現在はnanoSIMが主流ですが、一回り大きいmicroSIMもあるため、サイズを確認してから申し込むようにしましょう。

なお複数のサイズに対応できるマルチサイズSIMを提供している事業者であれば、サイズの心配は不要です。

■利用するスマホがeSIM対応機種か確認する

最近は、「eSIM(電子的なSIM)」も普及しはじめています。
物理的なカードではないためサイズの心配は不要ですが、eSIM対応スマホを使う必要があります。

eSIMを申し込む際には、使用するスマホの対応状況を確認しましょう。

■MNP予約番号や電話番号の入力間違いに注意
申込時に取得したMNP予約番号や電話番号の入力ミスがあると、手続きがストップし無駄な手間がかかります。

事業者のサポートサービスに問い合わせたり、再度申し込んだりと、数日ないし1週間以上時間がかかってしまうこともあるようです。

どちらの番号も10桁以上の長い数字であるため、入力後は必ずケアレスミスがないか確認しましょう。

■転出元の契約名義と転入先の契約名義および本人確認書類の情報を一致させる
MNPでは基本的に同じ名義での転出・転入が必要です。
「現在親の名義になっているが転入先では自分名義で契約したい」といった場合は、あらかじめ自分の名義に変更しておきましょう。

また本人確認書類と、入力した契約者情報の氏名や住所が一致している必要もあります。

転入手続きにかかるコスト

転入手続きにかかる主なコストは以下のとおりです。

■契約事務手数料
実店舗での手続きだと、税込3,300円かかるのが一般的です。

ただしオンラインで手続きすると無料になることもあります。

たとえばキャリア系でいうと、メインブランドのSoftBankやNTTドコモ・楽天モバイルでは手数料0円です。
サブブランドのY!mobileやオンライン専用ブランドのahamo・LINEMO・povoも無料です。

4ステップ4:開通作業(利用開始手続き)

最後のステップ4は、開通作業です。

このステップは、SIMや端末が届いたあとに行う作業で、この作業をもってMNPが完了します。

具体的には、以下のような作業を行います。

  • 転入先の指示に沿って開通手続きを行う
  • SIMカードの設定をする(SIMカード挿入やAPN設定など)

具体的な作業や方法については、各事業者からSIMや端末などと一緒に送られてくる説明書を参考にしましょう。

eSIMのみ申し込む場合など物理的な商品が届かない場合は、転入先のWebサイト情報を確認してください。

開通作業の注意点

開通作業をするときは、以下のような点にご注意ください。

■受付時間が24時間でも、タイミングによっては開通時間が遅れる

開通の申し込み自体は24時間体制で受け付けていても、すぐに開通が完了するわけではありません。
転入先事業者はそれぞれ、開通実施の時間を設定しているのが一般的です。

申し込みをする時間帯によっては、開通実施が翌日にずれこむ可能性があります。

したがってすぐに開通させたい場合は、できるだけ早いうちに手続きを行いましょう。

■古いSIMカードは不用意に捨てない

古いSIMカードをスマホから取り出すときは、すぐに捨ててしまわないようにしましょう。
SIMカードは、携帯事業者がユーザーにレンタルしているものであり、返却する義務が発生することがあるからです。

ただし事業者によっては、「返却ではなくユーザー自身で破棄して構わない」としているところもあります。

返却が必要かどうか、転出元のWebサイトなどで確認するまでは、安易に捨てないようにしましょう。

なお返却義務があるものの、なんらかの事情で返却できないことがあるかもしれません。
SIMカードを紛失した場合や、海外にでかけてしまった場合などです。

そういうときは転出元のサポートセンターなどに連絡して理由を説明しましょう。
やむを得ない場合は、「返却しなくても問題なし」とされることが多いようです。

開通作業にかかるコスト

開通作業にかかるコストには、以下のものがあります。

■送料

一定金額に達しないと、送料がかかる場合があります。
端末割引などで安い端末を購入する場合は、数百円の支払いが必要になるかもしれません。

■代引き
代金引換で端末などを買うと、数百円ほどかかる可能性があります。

MNP転入をスピーディー&低コストで完了するポイント

MNP転入をできるだけスムーズかつ低コストで行うには、以下のポイントを実践しましょう。

  • 時短・コスト削減ならオンラインショップを利用する
  • 二重払いを防ぐため乗り換えタイミングは「月末」に
  • 即日開通ならオンラインで完結する「eSIM」を活用

各ポイントについて解説します。

1時短・コスト削減ならオンラインショップを利用する

転出手続きや転入手続きは、実店舗かオンラインショップで行えますが、オンラインショップの方が安く済みます。

すでに解説したとおり、実店舗だと手数料がかかってもオンラインならかからないことが多いからです。

またオンラインショップだと、外出せずに手続きが終わるため時短にもなります。

端末やSIMの受け取り・開通作業に関しては実店舗のほうが早いですが、店舗まで行く手間を考えると、オンラインの方が都合をつけやすいです。

2二重払いを防ぐため乗り換えタイミングは「月末付近」に

MNPの転出と転入手続きを行う場合、できるだけ「月末付近」に行うことをおすすめします。
なぜなら、このタイミングで手続きを行うと、転出元と転入先での二重支払いを防げるからです。

MNP手続きにおいて乗り換え元での解約は、基本的に乗り換え先での開通をもって完了します。
MNP予約番号を取得するだけでは解約されないため、タイミングによっては解約が翌月にずれ込み、転出元の月額料金と転入先の利用料金の二重支払いが発生する可能性があります。

たとえば3月31日に転出手続きをして、4月2日に開通した場合、たった2日しか利用していないのに、転出元に4月分の料金を全額支払わなければならない可能性があります。
※通常、解約月の料金は日割り計算されず1ヶ月分取られるため。

先述した通り、MNP手続き完了には即日~1週間ほどかかるため、予想される所要時間を計算して、開通が翌月にずれこまないよう時間には余裕をもたせましょう。

ただし余裕を取りすぎて早く始めすぎるのももったいないため、月末付近のちょうどよいタイミングを狙いましょう。
手続きが2日で終わるなら27日前後、5日かかるなら24日前後くらいがよいかもしれません。

3即日開通ならオンラインで完結する「eSIM」を活用

eSIMは物理SIMとは異なり、自宅に郵送されるのを待つ必要がありません。

物理SIMだと数日かかるMNPが、eSIMだと数十分で終わることもあります。

利用する端末がeSIMに対応しているなら、eSIMを申し込むと開通までの時間が早くなるのでおすすめです。

まとめ

MNP転入は、即日~1週間ほどで完了します。
コストは、完全無料のこともあれば、数千円かかることもあります。

手続きの方法は実店舗とオンラインショップの2通りです。
総合的に考えると、時短かつ低コストでMNPの手続きをしたいならオンラインショップがおすすめです。

初めての場合、少し不安に感じるかもしれませんが、本記事で解説した情報を参考にMNPの手続きを行ってください。

なおMNP転入をオンラインで行う場合、乗り換え先事業者をどこにするかだけでなく、どの窓口で行うかも重要です。

申し込み窓口によっては、よりお得にMNP転入できるケースがあるからです。
たとえば、SoftBankへのMNP転入の場合、正規代理店「モバシティ」を経由するとお得になります。

この後その理由を解説します。

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