ソフトバンクのスマ放題とは?オプション・割引と見直しポイントまとめ

ソフトバンクのスマ放題、なんとなくそのまま使い続けていませんか?
「通話し放題だから安心」と思って契約したものの、今の使い方や最新プランと比べて、本当に自分に合っているのか不安に感じている方も多いはずです。
このページでは、すでにスマ放題を利用している方向けに、いま確認しておきたいポイントをひと通り整理しました。読み終わるころには、「このまま続けるべきか」「そろそろ見直すべきか」が自分で判断しやすくなります。
- スマ放題/スマ放題ライトの基本内容と現在の提供状況
- スマ放題で利用できる主なオプション・サービスの整理
- 家族割や長期継続ボーナスなど、代表的な割引・特典の概要
- 今の使い方からスマ放題を見直すときのチェックポイント
- 使い続ける際の注意点と、将来のプラン変更を考えるときの視点
- スマ放題から検討したいソフトバンク最新プランへの入り口
スマ放題は「通話をよく使う人」にとって今でも心強いプランですが、ライフスタイルや割引条件が変わると、思わぬ割高になることもあります。この記事を、スマホ料金を一度リセットして考えるためのガイドとしてご活用ください。
ソフトバンクのスマ放題の概要と現在の提供状況
スマ放題は、ソフトバンクが提供してきた「通話し放題+データ定額」タイプの料金プランです。
現在は新規受付が終了しており、すでにご契約中の方向けの旧プランの整理・確認として本記事をご覧いただく位置づけになります。
スマ放題の基本内容
スマ放題は、シンプルに言うと「通話は気にせず、データはパックで管理する」プランです。とくに次の3点が大きな特徴です。
- 24時間すべての国内通話がかけ放題(家族以外・他社ケータイ・固定電話も対象)
- データ通信は容量ごとのデータ定額サービスを組み合わせて利用
- 余ったデータ量は翌月にくりこしできるので、ムダを抑えやすい
いわゆる「かけ放題プラン」ですので、家族や取引先などに電話をする機会が多い方に向いた構成です。
一方で、一部の特番(0180/0570など)・国際電話などは通話し放題の対象外となるため、明細に思わぬ通話料がないか時々チェックしておくと安心です。
スマ放題ライトとの違い
名前が似ている「スマ放題ライト」は、スマ放題の「ライト版」というより、通話スタイルの違いで選ぶ別プランです。
- スマ放題:1回あたりの時間制限なしで、24時間いつでも通話し放題
- スマ放題ライト:1回5分以内の国内通話までかけ放題(5分を超えた分は30秒ごとに課金)
長電話が多い人や、1回あたりの通話時間が長くなりがちな仕事用の番号では、スマ放題の方が安心です。反対に、通話は短めで回数が多い人は、基本料の安いスマ放題ライトの方が合っているケースもあります。
ご自身の通話履歴を見返したときに、5分を大きく超える通話が多いのにライトを選んでしまうと、かえって割高になることがあります。ざっくりと「長めの通話が多いか、短い通話が多いか」を見ておくと、プランの向き・不向きがつかみやすくなります。
現在の提供状況と確認しておきたいこと
現在、スマ放題/スマ放題ライトは新規受付を終了している旧料金プランです。すでに契約している方はそのまま利用できますが、今から新しく申し込むことはできません。
- 新規受付はすでに終了している(今から新規で加入することはできない)
- 一部の3G機種向けプランなどはサービス提供自体が終了している
- 今後の機種変更やサービス終了のタイミングで、別プランへの移行を提案される可能性がある
この記事では、スマ放題をすでにお使いの方向けに、オプションや割引、見直しのポイントを整理していきます。現在の料金・割引条件の詳細は、必ずソフトバンク公式サイトやMy SoftBankで最新の情報を確認してください。
スマ放題の内容を踏まえて、「自分の場合は今のままで良いのか」「そろそろ最新プランを検討した方が良いのか」を具体的に相談したい方は、下のバナーからモバシティまでお気軽にご相談ください。
スマ放題で利用できる主なオプション・サービス
スマ放題では、いくつかのオプション・サービスを組み合わせることで、データの使い方や家族でのシェア、トラブルへの備え方を細かく調整できます。ここでは、代表的なオプションの概要を一覧と個別解説の両方で整理します。
| オプション・サービス名 | 主な内容 | ポイント |
| データくりこし | 余ったデータ量を翌月に自動でくりこし | データ定額 5GB以上が対象で、ムダを抑えやすい |
| 家族データシェア | 親回線のデータ量を家族の子回線と分け合う | 子回線1回線ごとに月額利用料がかかる |
| 追加データ購入(快適モード/制限モード) | 上限を超えた後も追加購入で速度を維持 | 1GBあたり1,100円が目安(キャンペーン等で変動あり) |
| テザリング・Wi-Fiスポット | スマホをルーター代わりにしてPC等を接続 | 一部プランはテザリングオプション月額550円/無料の場合もあり |
| タブレット・ルータセット | スマホのデータをタブレット・ルータとシェア | データシェアプラス子回線の月額利用料550円が目安 |
| スマートフォン基本パック | 留守電やセキュリティなどをまとめたパック | 月額500円で複数の安心サービスを利用可能(新規受付終了) |
料金や適用条件は見直しが行われることがあります。正確な金額や現在の受付状況は、必ずソフトバンク公式サイトやMy SoftBankで最新情報を確認してください。
データくりこし
データくりこしは、その月に使い切れなかったデータ量を翌月に持ち越せる仕組みです。スマ放題/スマ放題ライトでは、「データ定額 5GB」以上のデータ定額サービスに加入している場合に自動で適用されます。
- 対象:通話基本プラン/スマ放題/スマ放題ライトのデータ定額 5GB以上
- 余ったデータ量を翌月に自動くりこし(100MB単位)
- くりこし分から先に使われるのではなく、当月分→くりこし分の順で消費
「毎月同じくらい使うわけではない」という人にとって、データくりこしは無駄を減らすのに役立ちます。
ただし、プラン変更や名義変更などを行うとくりこし対象外になるケースもあるため、手続き前に公式FAQで条件を確認しておくと安心です。
家族データシェア
家族データシェアは、親回線のデータ定額サービスを家族の子回線と分け合える仕組みです。親1回線に対して、最大9回線まで子回線を追加できるのが特徴です。
- 親回線のデータ定額を、家族の子回線とシェアして利用
- 子回線1回線につき月額550円(家族データシェア月額使用料)がかかる
- 親回線のデータ量を超えると、グループ全体の通信が128kbpsに低速化
家族で複数台を持っている場合、「親回線は大きめのデータ量」「子回線はシェアで節約」という構成にしやすいのがメリットです。
その一方で、一人だけ大容量を使うと全員まとめて速度制限になるため、子ども用端末などには利用ルールを決めておくとトラブルを防ぎやすくなります。
追加データ購入(快適モード/制限モード)
チャージ(追加データ購入)は、データ量の上限を超えたあとでも、追加でデータ量を購入して速度制限を回避できるオプションです。スマ放題でも、1GBあたりおおむね1,100円で追加できる設定が案内されています(キャンペーン等により変動する場合があります)。
- 上限超過後も、追加購入で通常速度に戻せる
- オートチャージONが快適モード、OFFが制限モード
- 快適モードでは上限回数(1〜10回など)を設定して「使いすぎ」を防止可能
よく動画やSNSを使う月だけ追加したい場合は便利ですが、毎月のように追加していると、結果的にかなり高くつくことがあります。「追加データを買うのが前提になっていないか」をチェックしつつ、必要ならプラン本体の見直しも検討してみてください。
テザリング・Wi-Fiスポット
テザリングオプションを利用すると、スマートフォンをモバイルルーター代わりにして、ノートPCやタブレット、ゲーム機などをインターネットに接続できます。出先での仕事や、Wi-Fiがない場所での利用が多い人に便利な機能です。
- スマホをアクセスポイントとして、PCやタブレットをネット接続
- 多くのプランでテザリングオプション月額550円、一部プランは無料
- 利用した分のデータ通信量は、スマホ側のデータ定額から消費される
テザリングは便利な反面、PCでの動画視聴や大容量ダウンロードで一気にデータを使い切ってしまうリスクもあります。長時間利用する場合は、どの機器がどれくらいデータを使っているかを把握しておくことが大切です。
タブレット・ルータセット
スマホとセットでiPad・タブレット・モバイルルータを利用する場合は、データシェアプラスなどを組み合わせて、親回線のデータ量を子回線側で分け合うことができます。
- スマホを親回線、タブレットやルータを子回線としてデータをシェア
- 子回線側にはデータシェアプラス月額550円程度の利用料がかかる
- 自宅でも外出先でも、タブレットを「大きなスマホ感覚」で使いたい人向き
スマホとタブレットの両方で動画やSNSをよく使う場合、1台ずつ独立したデータ契約を結ぶより、「親回線の大きめデータ+シェア」の方が管理しやすいことがあります。
ただし、トータルのデータ上限は親回線の契約に依存するため、使いすぎるとスマホ側もまとめて速度制限される点には注意しましょう。
スマートフォン基本パック
スマートフォン基本パックは、スマホの利用でよく使われるオプションをまとめたセットです。
例えば、セキュリティや留守番電話、位置情報サービス、割込通話などを、月額500円で利用できます。現在は新規受付を終了していますが、以前から加入している方は継続利用が可能です。
- セキュリティOneや留守番電話プラスなど、複数の安心機能をセット提供
- 個別に契約するよりも、月額500円にまとまって分かりやすい
- 2020年3月11日以降は新規受付終了、既存加入者のみ継続可能
個別オプションをひとつずつ選ぶのが面倒な場合や、「最低限のセキュリティや留守電機能だけは外したくない」という方にはまとまりが良いパックです。
一方で、実際にはあまり使っていないサービスが含まれているとコストが割高になりやすいため、現在の利用状況を見直し、不要な場合は解約や別パックへの切り替えも検討してみてください。
スマ放題で利用できる割引・特典
スマ放題では、契約回線の組み合わせや利用年数に応じて、いくつかの割引・特典が用意されていました。
ここでは代表的なものを整理し、今も適用中の可能性があるもの、すでに新規受付が終わっているものを分けて押さえておきます。
| 割引・特典名 | 主な内容 | ポイント |
| 家族おトク割 | 家族で2回線以上・データ定額の合計が一定以上で基本料を割引 | データ定額の容量に応じて割引額が変わり、原則2年間適用 |
| 長期継続ボーナス | 契約年数とデータ定額パックに応じてTポイント倍率がアップ | 長く使うほど毎月のポイント還元率が上がる仕組み |
| セット割引・キャンペーン | 固定回線や家族回線と組み合わせることで通信費を割引 | おうち割 光セットなど、対象プランや条件の変更が多い |
家族おトク割
家族おトク割は、スマ放題時代に提供されていた家族向けの割引です。家族で2回線以上契約し、指定のデータ定額サービスの合計が10GB以上になると、データ定額の容量に応じて毎月の利用料金から一定額が割り引かれました(原則2年間)。
- 対象:家族で2回線以上+データ定額サービス合計が所定の容量以上
- 割引額:データ定額 5GB/20GB/30GBなどの容量に応じて段階的に設定
- 適用期間:原則2年間(適用開始から24カ月分の請求が目安)
すでに家族おトク割は新規適用が終了しており、現在は「適用中の回線のみ割引継続」という扱いになっています。
過去に申し込んだ覚えがある場合は、請求書やMy SoftBankで割引欄を確認し、いつまで・いくら割り引かれているかを一度チェックしておくとよいでしょう。
長期継続ボーナス
長期継続ボーナスは、スマ放題に加入しているユーザー向けに提供されていたポイント優待です。
ソフトバンクの契約年数と、加入しているデータ定額パックの種類に応じて、毎月の利用料金で貯まるTポイントの倍率がアップする仕組みでした。
- 対象:スマ放題+指定のデータ定額パックに加入し、Tカード番号を登録している回線
- 内容:契約3年目以降、データ定額の区分(小容量・標準・大容量)ごとにTポイント倍率が上昇
- 一部期間は、キャンペーンにより大容量プランでポイント倍率が大きく増えることもあった
その後、ソフトバンクの長期利用特典は「長期継続特典(誕生月特典)」としてPayPayポイント付与中心の仕組みに変わっていましたが、
この特典も2025年8月31日をもって終了しています。現在どの長期特典が適用されているかは、My SoftBankや公式サイトで個別に確認してください。
セット割引・キャンペーンの代表例
スマ放題が中心だった時期には、スマホと固定回線・家族回線を組み合わせることでおトクになるセット割引・キャンペーンも多数実施されていました。代表的なものとしては、固定回線とスマホをまとめて割り引く仕組みなどがあります。
- ソフトバンク光など固定回線とのセット割(現在はおうち割 光セットとして提供)
- 家族で複数回線を契約したときの基本料割引やキャッシュバック系キャンペーン
- 一時期は「データ量増量」や「のりかえボーナス」など、期間限定キャンペーンも多数実施
これらのセット割は、名称や対象プラン・割引額が何度も改定されているのが特徴です。
スマ放題利用中に過去の割引がそのまま残っているケースもあれば、すでに終了していて今は別の割引に切り替わっているケースもあります。現在どの割引が効いているか、固定回線や家族回線を含めて全体の請求を一度見直すと、ムダな支払いに気づけることがあります。
スマ放題ユーザーが今見直したいポイント
スマ放題は、通話し放題を前提にした旧プランです。今の使い方によっては、そのままのほうが合っている場合もあれば、最新プランに切り替えたほうがすっきりする場合もあります。
ここでは、見直しのときに押さえておきたいポイントを3つの視点から整理します。
通話・データ利用状況を振り返る
まず確認したいのは、「実際にどれくらい通話・データを使っているか」です。スマ放題はかけ放題が前提なので、そもそも通話をあまりしない方だと、プランのメリットを活かしきれていないことがあります。
- 直近3カ月分くらいの通話時間(合計・1回あたり)をチェックする
- 毎月のデータ通信量の推移を見る(少ない月/多い月の差も確認)
- Wi-Fi利用が多く、モバイルデータをほとんど使っていない月がないかを見る
目安としては、次のような場合は「スマ放題が本当に向いているか」を一度立ち止まって考えてみる価値があります。
- 通話はLINEなどの無料通話が中心で、キャリア通話はほぼ使っていない
- 毎月のデータ利用が2〜3GB程度で、上限に届いたことがほとんどない
- 自宅・職場・学校でほとんどWi-Fi接続しており、モバイルデータの出番が少ない
反対に、次のような方はスマ放題の「通話し放題」の恩恵を受けやすいタイプです。
- 仕事で取引先やお客様に長電話をすることが多い
- 家族や友人との通話が長く、1回の通話時間が5分を大きく超えることが多い
- スマホを固定電話代わりにしていて、日常的に通話をよく使う
「なんとなくスマ放題のまま」ではなく、「通話・データの使い方に合っているか」を一度棚卸ししてみると、見直しの必要度が見えてきます。
料金と割引の適用状況をチェックする
次に確認したいのが、毎月の料金と、どの割引が実際に効いているかです。スマ放題契約当初はおトクだった条件が、数年たつうちに終了していることも少なくありません。
- 請求書やMy SoftBankで、「割引」欄に表示されている項目と金額を確認する
- 家族おトク割やセット割引など、当初ついていたはずの割引が今も続いているかを見る
- 分割払いの端末代金がすでに完済しているのに、料金があまり下がっていない場合は理由を確認する
とくに注意したいのは、次のようなパターンです。
- 家族おトク割などが適用終了になっているのに、そのままのプランで使い続けている
- 固定回線とのセット割(おうち割 光セットなど)を想定していたが、引っ越しや解約で条件が変わっている
- 端末分割は終わったのに、他社の最新プランと比べて明らかに高く感じる
もし、「契約当初より明らかに割引額が減っている」「キャンペーンが終わって実質値上げになっている」と感じる場合は、スマ放題にこだわらず、最新の料金プランを一度見ておく価値があります。
ライフスタイルの変化からプランを考え直す
最後に、過去数年の間で生活環境やスマホの使い方がどれくらい変わったかも振り返ってみましょう。プランを決めた当時と今とで、前提が変わっていることがよくあります。
- 在宅勤務やリモートワークが増え、自宅Wi-Fiで過ごす時間が増えた
- 子ども用・仕事用など、スマホ/タブレット/PCの台数構成が変わった
- 動画視聴・ゲーム・SNSなど、データを多く使うサービスの利用時間が増えた or 減った
ライフスタイルの変化に対して、スマ放題のままが合っているケースと、そうでないケースに分けると次のようなイメージになります。
- 今も通話が仕事や家族連絡の中心で、かけ放題の安心感を優先したい → スマ放題継続も選択肢
- 通話は短時間のものが多く、データをまとめて大量に使う → データ重視の最新プランを検討
- 家族で複数回線をまとめているが、誰もがそこまで電話をしない → 家族全体でのプラン見直し余地あり
「スマ放題をどうするか」を考えるときは、スマホ1台単体ではなく、家族全体・自宅回線・仕事の状況まで含めて見直してみるのがポイントです。そのうえで、ソフトバンクの最新料金プランを一覧で確認したい場合は、モバシティ内の最新プラン解説ページもあわせてチェックしてみてください。
スマ放題利用時の注意点
ここまでの内容を踏まえると、スマ放題をこのまま使い続ける場合に気をつけておきたいポイントがいくつか見えてきます。とくに「料金」「割引」「今後のプラン変更」の3つは、一度はチェックしておくのがおすすめです。
今の利用状況によっては最新プランより割高になることがある
スマ放題は、通話し放題を前提にした料金設計です。そのため、通話をあまりしない人やデータ利用が少ない人だと、最新プランより割高になっているケースがあります。
- 通話はほとんどLINEやビデオ通話で済ませていて、キャリア通話の時間が少ない
- 毎月のデータ利用が3GB前後で、上限まで使い切ることがほとんどない
- 自宅や職場のWi-Fiがメインで、モバイルデータはサブ的な使い方になっている
こうした使い方の場合、「通話し放題」のぶんだけ基本料が重くなっている可能性があります。ソフトバンクの最新料金プランでは、データ容量に応じた段階制プランや、準定額のかけ放題オプションなど、使い方に合わせやすい選択肢も用意されています。
- 直近3カ月分の通話時間・データ利用量を確認し、「通話をどれだけ使っているか」を数値で把握する
- スマ放題の月額と、同じデータ量で最新プランを組んだ場合の概算を比較してみる
- 「かけ放題が本当に必要か」を一度フラットに見直す
ざっくりでも比較してみて、「今の使い方だと最新プランの方が安くなりそう」と感じたら、早めにプラン変更を検討したほうが長期的な負担を抑えやすくなります。
割引・キャンペーン終了で実質料金が上がる場合がある
スマ放題を契約した当時は、家族向け割引や固定回線とのセット割、期間限定キャンペーンなどで実質料金がかなり抑えられていたという方も多いはずです。
ただし、これらの割引には「◯年目まで」「キャンペーン期間中のみ」などの条件があり、気づかないうちに終了していることがあります。
- 請求明細やMy SoftBankで、適用中の割引名と金額を一度一覧で確認する
- 家族おトク割や旧キャンペーン名が残っている場合、いつまで適用かをチェックする
- 「以前より割引額が減っている」「項目自体がなくなっている」と感じたら要注意
割引が終わって実質の負担が増えているのに、当初のイメージのまま「まだおトクなはず」と思い込んでしまうのはよくあるパターンです。もし、
- 家族割やセット割が終了しているのにスマ放題のまま
- 固定回線を他社に変えたのに、スマホ側のプランを見直していない
- 端末代の分割は完済しているのに、月額があまり変わっていない
といった状況にあてはまる場合は、「スマ放題+旧割引ありき」の前提が崩れている可能性があります。いま適用されている割引と、最新プランで適用できる割引を比較してみると、違いが見えやすくなります。
機種変更やサービス終了時にプラン変更が必要になる可能性
スマ放題は、3Gサービス終了や新しい料金体系への移行など、ネットワーク側の節目と一緒に見直し対象になりやすいプランです。今はそのまま使えていても、機種変更やサービス終了のタイミングでプラン変更を案内される可能性があります。
- 3G対応機種から4G/5G対応機種へ機種変更する際に、同じ条件のまま継続できない場合がある
- ソフトバンク側のサービス終了・仕様変更に伴い、旧プランからの移行を勧められることがある
- その場で案内された新プランだけで決めてしまうと、自分に合う選択肢を見落とす可能性がある
将来の機種変更や回線見直しを考えるときは、「スマ放題を守るかどうか」だけでなく、「この先数年の使い方に合うプランは何か」という視点で候補を整理しておくのがおすすめです。
- 次に機種変更するタイミング(◯年後/端末不調時など)をざっくり想定しておく
- その時点で考えたいプラン候補を、あらかじめ2〜3個ピックアップしておく
- 家族構成や仕事の環境が変わる予定があれば、それも含めてまとめて見直す
「いざ機種変更」という場面で慌てて決めてしまうと、あとから「もう少し調べておけばよかった」と感じることも少なくありません。時間に余裕のあるうちに、スマ放題を含めたプラン全体を一度整理しておくと安心です。
ソフトバンクのスマ放題のまとめと最新プランのご案内
ここまで見てきたように、スマ放題は通話し放題を軸にした旧プランであり、今も通話をよく使う方にとってはメリットのある料金体系です。
一方で、通話が少なくデータ利用が中心の方や、割引・キャンペーンの終了で実質料金が上がっている方にとっては、最新プランを検討したほうが負担を抑えられるケースも少なくありません。
- 通話時間・データ利用量・割引の有無を、一度「数字」で確認する
- スマ放題を続ける場合でも、オプションや割引の内容を定期的に見直す
- プラン変更を考えるときは、自分だけでなく家族全体・自宅回線も含めて整理する
ソフトバンクの最新料金プランについては、モバシティ内の解説記事で一覧と特徴をまとめています。「スマ放題から移るとしたら、どのプランが候補になりそうか」をイメージしながら、あわせてチェックしてみてください。
自分で比較するのが大変だったり、「どのプランが合うのか判断しきれない」と感じた場合は、モバシティに相談していただくのも一つの方法です。
現在の利用状況やご希望を伺いながら、スマ放題を続けるべきか、最新プランに切り替えるべきかを一緒に整理させていただきます。




