【2025年版】新トクするサポート+とは?返却方法・メリットデメリット・旧制度との違いを徹底解説
ソフトバンクの「新トクするサポート+」は、48回分割払いで購入したスマートフォンを返却することで最大36回分の残債が免除される端末購入プログラムです。
2025年8月20日から提供開始された制度で、従来の「新トクするサポート」とは異なる仕組みになっています。
しかし「実際にお得なのか」「返却時に追加費用がかかるのでは」といった不安を抱く方も多いでしょう。特に特典利用料22,000円が基本的に必要な仕組みのため、表面的な説明だけでは正直わかりにくいですよね。
この記事では、「新トクするサポート+」の制度内容から返却方法、メリット・デメリットまで詳しく解説し、あなたが安心して判断できる情報をお届けします!
目 次
新トクするサポート+とは?
「新トクするサポート+」は、対象端末を48回分割払いで購入し、13か月目または25か月目以降に返却することで残債の一部が免除される端末購入サポートプログラムです。
通信契約なしでも利用でき、年々高価になっている最新のiPhoneやAndroidスマートフォンを負担を抑えて利用できます。
新トクするサポート+の仕組みとは?
新トクするサポート+の基本的な仕組みは以下の通りです。
- 購入条件:ソフトバンク指定端末を48回分割払いで購入
- 返却時期:13か月目以降
- 免除内容:最大36ヶ月分の残債を免除
- 利用可能者:ソフトバンクユーザー以外も対象
- 返却条件:査定基準をクリア、翌月末までに査定完了必須
新トクするサポート+は13か月目から特典利用が可能になり、より柔軟な買い替えサイクルに対応しています。
ただし、返却する際に「早期利用特典」と「特典利用料」という費用が発生しますので、次で確認していきましょう。
特典A・B・1年くりあげオプションの違い
新トクするサポート+では、返却時期や条件に応じて特典A、特典B、1年くりあげオプションの3つの特典から選択できます。
特典名 | 利用開始時期 | 免除回数 | 主な条件 |
特典A | 13か月目〜 | 最大36回分 | ・あんしん保証パック加入必須 ・早期利用特典 ・特典利用料 |
特典B | 25か月目〜 | 最大24回分 | 特典利用料22,000円 |
1年くりあげオプション | 13か月目〜 | 24回分(25〜48回目) | 特典利用料22,000円 |
特典A:36回分の機種代金を免除
特典Aは13か月目以降の返却で最大36回分の残債が免除される最もお得な選択肢です。
例えば最新のiPhone 17(256GB)に機種変更した場合、実質44,012円で利用できます。
- 免除範囲:13〜48回目の分割代金(最大36回分)
- 必須条件:あんしん保証パック(月額715円〜1,980円)への加入
- 早期利用料:13〜24か月目に利用する場合は0〜33,000円が追加で必要
- 特典利用料:22,000円、買い替えお得割で免除に
特典Aの最大のメリットは残債免除額が大きいことですが、あんしん保証パックの月額料金と早期利用料、特典利用料を含めた総コストを計算することが重要です。
特典B:24回分の機種代金を免除
特典Bは25か月目以降の返却で最大24回分の残債が免除される標準的な選択肢です。
例えば最新のiPhone 17(256GB)に機種変更した場合、実質75,280円で利用できます。
- 免除範囲:25〜48回目の分割代金(最大24回分)
- 特典利用料:多くの機種で22,000円(一部11,000円)
- 特典利用料:22,000円、買い替えお得割で免除に
- 保証パック:加入義務なし
特典Bはこれまでの「新トクするサポート」に近い内容です。
保証パック加入は関係なく利用でき、25か月目以降なら早期利用料もかからないため、シンプルで分かりやすくなっています。
1年くりあげオプション:24回分の機種代金を免除
1年くりあげオプションは13か月目以降の返却で25〜48回目の24回分が免除される特典です。
- 免除範囲:25〜48回目の分割代金(24回分固定)
- 特典利用料:22,000円または11,000円(機種により異なる)
- 1〜24回目:免除対象外(必ず支払い必要)
- 早期利用料:発生しない
「1年くりあげオプション」は、特典Aと同じように13ヶ月目以降に返却できますが、免除となるのは後半24回分の機種代金のみです。また前半24回分の支払いは必須となります。
iPhone 17(256GB)を48回分割で購入し、13ヶ月目に1年くりあげオプションを利用した場合。
■14〜24ヶ月目までの機種代金の支払いは必須
■25ヶ月目以降(後半24回分)⇨免除
基本的に「1年くりあげオプション」の利用は、「保証に加入していないが機種を早く返却したい方」が利用する特典となるでしょう。
新トクするサポート+の対象機種
2025年9月時点で、新トクするサポート+は下記の機種が対象となっています。
- スマートフォン:iPhone 17シリーズ、iPhone 16シリーズ、Galaxy、Xperia、AQUOS、Pixel等
- タブレット:iPad各種、Android タブレット
- ウェアラブル:Apple Watch、Galaxy Watch
- PC:ACPC(Always Connected PC)
- 対象外機種:プリペイド携帯電話、キッズフォン、認定中古品
参照:新トクするサポート+
対象機種は随時追加・変更されるため、購入前にソフトバンク公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
また、機種によって特典利用料や早期利用料が異なるため、具体的な金額も併せて確認しておきましょう。
買替え応援割とは?【特典利用料を免除するキャンペーン】
買替え応援割は、新トクするサポート+の特典利用料を免除するキャンペーンです。
通常であれば22,000円の特典利用料が必要な場合でも、条件を満たせば無料で特典を利用できるため、実質的な負担を大幅に軽減できます。
通常22,000円の特典利用料が免除
新トクするサポート+では、通常、特典A・Bや1年くりあげオプションの利用時に特典利用料が発生します。
- 【特典利用料一覧】
- iPhone 17シリーズ:22,000円
- iPhone 16e:11,000円〜22,000円(容量により異なる)
- iPhone 15(128GB):0円(対象外)
- Android端末(Pixel・Galaxy・Xperia等):多くが22,000円
- Apple Watch:5,500円〜
- iPad・タブレット:機種により11,000円〜22,000円
参照:特典利用料最大額 一覧
「買い替え応援割り」は、2025年9月現在「終了未定」とされているものの、将来的に終了する可能性があります。
通常かかる特典利用料は、条件を満たせば「買い替え応援割り」によって完全に免除されます。
買替え応援割の適用条件
買替え応援割を利用するには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
-
【適用条件】
- 新端末購入時に新トクするサポート+の特典利用を申込むこと
- 新端末を48回払いまたは一括で購入すること
- 返却端末と新端末が同一カテゴリであること※
- 査定基準や返却期限などの基本条件を満たすこと
- 特典利用料が設定されている機種であること
※同一カテゴリーとは、iPhoneからiPhoneまたはAndroidスマートフォンへの買い替えなど、同じ製品カテゴリーのことを指します。(iPhoneやスマートフォンからiPadやタブレットへの買い替えは対象外)
基本的には、「次の機種変更もソフトバンクの機種から選べば、特典利用料は免除になる」と考えていただくと分かりやすいでしょう。
✔️次の機種はソフトバンク以外のキャリアやサイトで購入したい
このような場合は、買い替え応援割りは適用となりません。
新トクするサポート+のメリットとデメリットを徹底解説
新トクするサポート+は端末代金の負担軽減という大きなメリットがある一方で、返却が前提や特典利用料などの費用はデメリットとなります。
利用前にメリットとデメリットを正しく理解し、自分の使い方に合うかどうかを慎重に判断することが重要です。
新トクするサポート+のメリット
新トクするサポート+の主なメリットを解説します。
✔️最新スマホを安く利用できる
新トクするサポート+の最大のメリットは、高額な最新スマートフォンを従来より安く利用できることです。
例えば「iPhone 17(256GB)」を48回分割で購入した場合、総額は159,840円ですが、ソフトバンクの分割は以下のようになっています。
・1〜13回目:1円/月
・14〜24回目:4,439円/月
・25〜48回目:4,440円/月
= 総額 159,840円
このようにタイミングによって月額が変わる仕組みがあるため、返却で残債が免除されると支払い総額を大幅に抑えられるのです。
実際に、13カ月目に特典Aを利用して返却した場合の支払いは次のとおりです。
・1〜12カ月目:1円×12回 = 12円
・早期利用料:22,000円
・特典利用料:22,000円
= 合計 44,012円
つまり、約16万円のiPhoneを、実質4万円台で利用できます。
もちろん返却が条件にはなりますが、近年10万円を超えるスマートフォンが当たり前の中、最新機種を大幅に安く使える制度といえます。
✔️スマホを買い替えやすい
新トクするサポート+は、1年後や2年後でも二重払いの心配なく機種変更できます。
従来の分割払いでは、完済前に新しい機種を購入すると「今の機種代」と「新しい機種代」が重なり、負担が大きくなることがありました。
その点、新トクするサポート+は13か月目以降の返却で残債が免除されるため、電池持ちや動作の不満が出たタイミングでも安心して買い替えが可能です。
一括購入や通常分割では「まだ使える機種を買い替えるのはもったいない」と感じる場面もありますが、新トクするサポート+ならレンタル感覚で最新機種を楽しめます。
特に、カメラ性能や処理速度の進歩が早いスマートフォンでは、常に最新機能を求める人にとって大きなメリットとなり、損をせず安心して買い替えできる制度といえます。
新トクするサポート+のデメリット
一方で、新トクするサポート+にはいくつかのデメリットや制約があります。
✔️返却が前提である
新トクするサポート+は、端末を返却しなければ残債免除を受けられません。
「気に入った機種を長く使いたい」「家族に譲りたい」「予備機として保管したい」といった場合は、買い切りで購入した方が総額が安くなるケースもあります。
また、返却期限を過ぎてしまうと特典は無効となり、48回分の支払いが続いてしまう点にも注意が必要です。
✔️返却時に費用が発生することがある
新トクするサポート+では、返却時のタイミングや査定結果によっては、早期利用料やそのほかの支払いが発生することがあります。
- 【査定落ち時の負担金】
- 70,000円以上の端末:22,000円
- 70,000円未満の端末:12,000円
- Apple Watchバンド不良:2,000円
また、電源が入らない場合や、初期化されていない場合、液晶やタッチパネルに異常がある場合などはそもそも機種の返却が不可となります。
これらのデメリットを踏まえると、新トクするサポート+は定期的に機種変更したい人や端末を大切に扱える人に向いている制度といえます。逆に、機種を長く使いたい人や返却手続きが面倒に感じる人にはあまり向いていないでしょう。
新トクするサポート+の返却方法と注意点は?
新トクするサポート+を利用するには、端末を返却して査定を受ける必要があります。
返却手続きの流れは決して難しくなく、事前に準備をしておけばスムーズに進められます。
返却の流れ|5ステップで解説
返却方法は「郵送」または「ソフトバンクショップ店頭」から選べます。郵送の場合の流れは次のとおりです。
- 申し込み(オンラインショップ/ショップ店頭/My SoftBank)
- 送付キット受け取り(店頭はその場受取理、その他は申し込みから約1週間で到着)
- 端末の準備(データバックアップ・初期化・IMEI番号記入)
- 投函(ポスト投函または店頭返却)
- 査定完了(SMSで結果通知)
機種の返却は機種返却の当日ではなく、データ移行が完了してから送付できるので安心してください。
返却で失敗しないためのポイント
返却手続きを進めるうえで、事前に確認しておきたいポイントを整理しました。これらを押さえておくことで、スムーズに特典を利用できます。
-
✔️返却期限:翌月末までに査定完了が必要
✔️本人確認書類:顔写真付きの公的書類が必要
✔️データ消去:バックアップ・初期化必須(iPhoneは「探す」をオフ)
✔️IMEI番号:送付キットに正しく記入
✔️査定期間:投函から査定完了まで約3週間かかる
これらの注意事項を理解して準備すれば、返却時のトラブルを大きく減らせます。
安心して新トクするサポート+を利用するために、必ず確認してから手続きを進めましょう。
新トクするサポートと新トクするサポート+の違い
名前は似ていますが、旧・新トクするサポートと新トクするサポート+では免除の仕組みや費用、次回購入条件に違いがあります。
混同しやすいポイントを整理して見ていきましょう。
旧・新トクするサポートについて詳しく知りたい方は、【本当にお得?】新トクするサポートとは?返却方法や注意点も徹底解説をご覧ください。
違い① 免除の仕組み
両制度とも「13か月目以降に返却して残債免除」が可能ですが、仕組みが異なります。
項目 | 旧・新トクするサポート | 新トクするサポート+ |
返却開始時期 | スタンダード/プレミアム:25か月目〜 バリュー:13か月目〜 |
特典A:13か月目〜 特典B:25か月目〜 1年くりあげ:13か月目〜 |
免除回数 | 最大36回分 (早トクオプションの場合) |
最大36回分 (特典Aの場合) |
制度の特徴 | 購入機種によってスタンダード/プレミアム/バリューが決まる | 特典は自由に選択可能 |
免除の仕組みの違いは、「新トクするサポートは購入機種によって特典利用のタイミングに一部制限がある」のに対して、「新トクするサポート+は特典を自由に選べる」という点です。
違い② 負担額の違い
13〜24か月目に返却して免除を受けたい場合、両方とも追加費用がかかります。条件の違いを整理すると以下の通りです。
項目 | 新トクするサポート | 新トクするサポート+ |
返却時の追加費用 | 早トクオプション利用料 (利用時期・機種により変動) |
①特典利用料 22,000円 ②早期利用料 0〜33,000円 |
査定落ち時の費用 | 故障時利用料 最大22,000円 (保証加入の有無で変動) |
12,000円 or 22,000円 (端末価格による) |
保証パック | 早トクオプション利用時は加入必須 | 特典Aは加入必須 特典B・くりあげは任意 |
新トクするサポートは「早トクオプション利用料+保証パック」が条件、新トクするサポート+は「特典利用料+早期利用料」が基本という違いがあります。
違い③ 次回の購入条件
次回の機種購入に関しても違いがあります。
項目 | 旧・新トクするサポート | 新トクするサポート+ |
返却のみでの特典利用 | 可能 | 可能 特典利用料22,000円が発生 |
次回の購入条件 | 自由 | ソフトバンクで対象機種を購入なら特典利用料免除 (買替え応援割適用) |
新トクするサポートは返却だけで免除OKです。
一方で、新トクするサポート+は返却のみだと特典利用料がかかり、次回購入する機種がソフトバンクであれば免除されます。
「新トクするサポート+」は旧・新トクするサポートと比べて、機種に関係なくユーザー自身が特典を選べるようになったのが大きな変化です。
しかし特典利用料が基本必要になった点や、次回購入をソフトバンクで行うことで免除が受けられる仕組みが追加されたため、条件はやや複雑になりました。
2025年8月〜は「新トクするサポート+」のみ提供されており、「新トクするサポート」はすでに加入しているユーザーのみが対象となります。新しく検討する方は、新トクするサポート+を前提に考えましょう。
まとめ:機種変更はモバシティで安心サポート
「新トクするサポート+」は、これまでの新トクするサポートと比べて特典の選択肢が広がり、免除回数も増えた一方で、特典利用料や早期利用料などの条件が追加されたことで仕組みが少し複雑になりました。
「本当にお得なのか」「返却手続きに不安がある」「どの特典を選べばいいのか」と迷う方も多いはずです。
そんなときは、ソフトバンク正規代理店であるモバシティにご相談ください!
経験豊富なスタッフが、あなたの利用スタイルや予算に合わせて最適なプラン選びをサポートします。
安心して最新スマホを使い続けるために、まずはお気軽にご相談ください。
モバシティが、あなたの機種変更をしっかりサポートいたします。
新トクするサポート+のFAQ
新トクするサポート+について寄せられるよくある質問にお答えします。制度の詳細や手続きで不明な点がある場合は、こちらを参考にしてください。
新トクするサポート+とはなんですか?
「新トクするサポート+」は、対象端末を48回分割払いで購入し、13か月目または25か月目以降に返却することで残債の一部が免除される端末購入プログラムです。
特典A・B・1年くりあげオプションから選択でき、最大36回分の残債免除を受けられます。
詳しくは記事内の新トクするサポート+とは?にて確認いただけます。
返却方法は?査定に落ちるとどうなる?
返却方法はオンラインやMy SoftBank、店舗から選択できます。
査定に落ちた場合は、70,000円以上の端末で22,000円、70,000円未満で12,000円の支払いが必要です。
記事内の新トクするサポート+の返却方法と注意点は?でも詳しく解説していますので、ご確認ください。
新トクするサポートと新トクするサポート+の違いは?
最大の違いは、新トクするサポート+では特典利用料(基本22,000円)が必要な点と、13か月目から利用可能で最大36回分の残債免除を受けられる点です。従来版は特典利用料不要で25か月目からの利用でした。
新トクするサポート+は特典の選択肢が豊富で柔軟性が高い一方、制度が複雑になっています。買替え応援割により特典利用料は免除されるため、実質的な負担は従来版と同等またはそれ以下になる場合が多くなっています。どちらを選ぶかは、買い替え頻度や制度の理解しやすさで判断するとよいでしょう。
回線契約なしや機種のみ購入でも使える?
はい、新トクするサポート+は通信契約なしでも利用できます。
ソフトバンクユーザー以外でも、対象端末を48回分割払いで購入すれば特典を利用可能です。
他社乗り換えするとどうなる?
新トクするサポート+利用中に他社乗り換えをしても、返却による残債免除は継続して受けられます。
機種を返却する際はマイソフトバンクなどでも手続きが可能です。
買替え応援割はいつまで続く?
買替え応援割の終了時期は「終了未定」とされており、具体的な終了日は発表されていません。
ただし、期間限定のキャンペーンのため、将来的に終了する可能性があり、キャンペーン終了後は、特典利用時に本来の特典利用料(基本22,000円)が必要となります。
終了の告知は事前に行われる予定ですが、利用予定がある場合は早めの検討をおすすめします。