Google初の折り畳み「Pixel Fold」最新レビュー!使用感まとめ

Google初の折り畳み「Pixel Fold」をレビュー!使用感まとめ

「Google Pixel Fold」は、2023年7月に発売されたGoogle初の折りたたみスマホです。

折りたたみならではの特殊な機能が魅力で、折り曲げた状態でのハンズフリー撮影や、背面カメラで画面を見ながら自撮り撮影、2画面で自由自在にマルチタスク…など、これまでにはない斬新な使い方が可能。

とはいえ、「Google Pixel Foldのスペックは実際どうなの?」「かなり高額だけど、買う価値は十分にある?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。

そこで今回は、Google Pixel Foldについて以下の情報をわかりやすくまとめました。

  • Google Pixel Foldの販売元別の価格
  • Google Pixel Foldのスペックや特徴
  • 購入を検討する際に押さえておくべき気になる点
  • ライバル機種「Galaxy Z Fold4」との比較

さらに記事の最後には、Google Pixel Foldをキャリアショップよりも安く購入する方法を掲載しています。

自分にとって本当に買うべき機種なのか的確に判断した上で、できる限り安く購入したい方は必見です!

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Google Pixel Foldの基本スペック・価格・発売日まとめ

Google Pixel Fold

Google Pixel Foldは、Google初の折りたたみスマホで、2023年7月27日(木)に発売されました。

それでは早速、気になる基本スペックや価格情報を見ていきましょう。

Google Pixel Foldのスペック早見表

Google Pixel Foldの基本スペックをご紹介します。
赤文字部分は、本機の「特徴的な部分」または「優れているポイント」です。

Google Pixel Foldの基本スペック
カラーバリエーション Google Pixel FoldのカラーバリエーションPorcelain/Obsidian
サイズ 閉じた状態
139.7mm×79.5 mm×12.1mm
開いた状態
139.7mm×158.7mm×5.8 mm
重量 283g
ディスプレイ <フロントディスプレイ>
5.8 インチ(アスペクト比縦17.4:横9)
有機EL
フルHD+(2,092×1,080)
リフレッシュレート:120Hz
最大輝度1,200nits(ピーク輝度は1,550nits)
<内折りディスプレイ(見開き状態)>
有機EL
7.6 インチ(アスペクト比縦6:横5)
フルHD+(2,208×1,840)
リフレッシュレート120 Hz
最大輝度 1,000 nits(ピーク輝度は1,450nits)
バッテリー 4,821mAh
連続通話時間:非公開
連続動画再生:不明
急速充電
ワイヤレス充電
処理性能 Google Tensor G2
AnTuTuベンチマーク(バージョン9で測定)
総合約80万点
GPU約31万7,000点
RAM/ROM 12GB/256GB
外部メモリ(microSD) 非対応
カメラ 背面カメラ
広角レンズ:4,800万画素/F値1.7
超広角レンズ:1,080万画素/F値2.2
望遠レンズ:1,080万画素/F値3.05

フロントカメラ(フロントディスプレイ)
950万画素/F値2.2

フロントカメラ(内折りディスプレイ)
800万画素/F値2.0

イメージセンサー(広角メイン):1/2型

オーディオ 3.5mmオーディオジャック非対応
ステレオスピーカー
外部接続(通信・充電) 5G(Sub6, ミリ波
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth:5.2
端子:USB Type-C
防水・防塵 防水:IPX8 防塵:不明
生体認証 指紋認証、顔認証
NFC/おサイフケータイ ◯/◯

Google Pixel Foldの本体価格

Pixel FoldはGoogleストアや大手キャリア・家電量販店などで広く購入できます。

価格の参考例として、Googleストアと大手3キャリアの販売価格をご紹介します。

総額 キャンペーン価格
Googleストア 25万3,000円 20万1,000円(実質)
※予約購入で5万2,000円分のストアクレジットが付与
ドコモ 25万2,890円 14万9,930円
※「いつでもカエドキプログラム」利用時
au 28万6,080円 13万6,660円
※新規で「スマホトクするプログラム」利用時
ソフトバンク 28万7,280円 14万3,640円
※「新トクするサポート」利用時

大手キャリアに関しては、2年後に端末を返却するプログラムを利用すると、支払総額が大きく減るため、安く購入したい方はぜひ活用してください。

Google Pixel Foldを徹底レビュー!性能・機能を解説

この章では、Pixel Foldを以下の8項目でレビューしていきます。

  • デザイン
  • サイズ・重量
  • ディスプレイ
  • 処理速度
  • カメラ
  • バッテリー
  • 便利機能
  • その他(特徴的な使い方)

具体的なポイントから、Pixel Foldの特徴をとらえていきましょう。

【デザイン】閉じると通常のPixelと同じような外観

Google Pixel Foldのサイズ感前面デザインと手に持った時のサイズ感 Google Pixel Foldの背面の画像背面デザイン。カメラバーは端まで伸びていない

Google Pixel Foldの閉じた時の外観は、通常のPixelシリーズと非常に似ています。

特に似ているのが「背面デザイン」で、ここ数年のPixelと同じように、左右に長く伸びた『バー』にカメラが埋め込まれたスタイルを踏襲しています。

ただし、従来のモデルと比べるとカメラバーが左右の端まで届いていない点では異なると言えるでしょう。

なおディスプレイを前面に向けた状態で、右側面に電源ボタンや音量ボタン、下側面には充電端子やスピーカーが配置されています。

【サイズ・重量】重さのある小型のタブレットに近い

まずは、Google Pixel Foldのサイズと重量をあらためて見てみましょう。

開いた状態 139.7mm×約158.7mm×約5.8mm
閉じた状態 139.7mm×約79.5mm×約12.1mm
重さ 約283g

Pixel Foldの大きな特徴として、閉じているときは「5.8インチ」のフロントディスプレイがあり、開くとスマホを2つ並べたような「7.6インチ」の大画面ディスプレイが現れます。

開いた状態だと、まるで小型タブレットのような大きさになり、横の長さが縦の長さより約2センチ長くなっています。
画面アスペクト比は縦6:横5で、近年は縦長デザインのスマホが多い中、横にも長いデザインが特徴的です。

Google初の折り畳み「Pixel Fold」をレビュー!使用感まとめ

厚さは一般的なスマホよりも厚く、一般的なスマホは8〜9mmほどであるのに対し、Pixel Foldは閉じた状態で約12.1mmもあります。

開いた状態だと約5.8mmと非常に薄いですが、閉じると一般的なスマホより1.5倍ほど厚いため、持ち運び時にかさばると感じる方もいるでしょう。

なお重量は、スマホとしてはかなり重く約283gです。(参考:iPhone 14 Pro Maxで240g)

【ディスプレイ】120Hz駆動で映像が美しくなめらか

フロントディスプレイも内折りディスプレイも、フルHD+の高解像度を誇る有機ELを搭載しています。

また両方のディスプレイにおいて、リフレッシュレート(1秒間で画面を更新できる回数)は最大「120Hz」のスペック。

スクロールするときに画面が非常になめらかな動きをするため、ゲームのプレイや映画鑑賞にも向いています。

写真を撮影するときや動画を視聴するときなど、画面の大きさもあいまって、コンテンツの映像美を楽しめる作りになっています。

【処理速度】独自の高速プロセッサ「Tensor G2」内蔵

Pixel Foldが搭載しているチップは、Googleが独自開発した「Tensor G2」です。

Tensor G2は処理性能が高く、AnTuTuベンチマークでは、総合約80万点/GPU約31万7,000点を記録しました。

スコアが60万点以上にもなれば、大抵のアプリはサクサク使え、操作感にストレスを感じることはほぼないでしょう。

Tensor G2にはほかにも、以下のような優れた点があります。

  • カメラ性能のアップ:高度な画像プロセッサとAI機能などにより、画質や処理速度が向上
  • 消費電力の抑制:パフォーマンスを落とさず効率性を高めて長時間の電池持ちを可能に
  • マルチタスクのサポート:分割スクリーンによる快適なマルチタスクをサポート

さらにRAM(データを処理するときに一時的にデータを保存する作業領域)は余裕の「12GB」。

6GB以上あればハイスペック機種といわれ、高い負荷のかかるグラフィック重視のゲームも余裕で動作します。

大容量のデータを扱うときや、複数のアプリを同時に使うときにも、処理がスムーズです。

【カメラ】4K撮影も可能な高性能トリプルカメラ搭載

Google Pixel Foldのカメラ

Pixel Foldは、背面には「広角」「超広角」「望遠」の3つのレンズを搭載。
さらにフロントディスプレイと内折りディスプレイにもカメラを搭載しており、合計5つのカメラを備えた非常に珍しいスマホです。

5つのカメラの画素数に注目すると、それぞれ以下のとおりです。

  • 広角レンズ:4,800万画素
  • 超広角レンズ:1,080万画素
  • 望遠レンズ:1,080万画素
  • フロントカメラ(閉じた状態のディスプレイ):950万画素
  • フロントカメラ(開いた状態のディスプレイ):800万画素

4,800万画素を誇るメインの広角レンズは、F値(絞り値、数値が小さいほどレンズが明るくなる)1.7の大型メインセンサーにより、光量が足りない暗い場所でも、ノイズを抑えて明るく綺麗に撮影できます。

超広角カメラは、121.1°の画角により、これまでは1枚で入りきらなかった風景や多くの被写体も、幅広く写真に収めることが可能。

望遠レンズに関しては、専用の5倍高額ズームと最大20倍の超解像ズームにより、遠くの被写体を細部まで鮮明に写し出します。

背面カメラでの自撮りやハンズフリー撮影が可能!

Google Pixel Foldの背面カメラで自撮りしている様子背面カメラで高画質の自撮り写真を撮影できる Google Pixel Foldでハンズフリーで撮影している様子前面または背面カメラでハンズフリーで撮影可能

Pixel Foldは折りたたみの特性を活かして、高画素な「背面カメラ」を使って高画質な自撮り撮影ができます。

またハンズフリー撮影(=テーブルトップモード)も可能で、折り曲げた状態でテーブルに置けば、スマホから離れて集合写真の撮影や、三脚なしで夜空の撮影が可能です。

さらにGoogleの音声アシスタントを活用して「OK Google、 自撮り写真を撮って」と話しかけると、タイマーをセットせずにハンズフリーで簡単に撮影できる点も大きな魅力です。

消しゴムマジックなどのAIを使った特殊機能も充実

消しゴムマジック写り込んだ不要な人や物を消去できる
「消しゴムマジック」
ボケ補正ぼやけてしまった写真を鮮明に補正できる
「ボケ補正」

Pixel Foldは、物理的なカメラスペックだけでなく、独自のソフトウェア技術による特殊機能も注目ポイントです。

例えば「消しゴムマジック」を使えば、撮影時に映り込んでしまった不要な人物や物を、ワンタップで違和感なく消去でき、被写体を際立てた写真を撮影できます。

また「ボケ補正機能」を使うと、ピンボケやノイズを簡単に補正できるため、ぼやけてしまったりと失敗した写真も鮮明で美しい写真に生まれ変わります。

【バッテリー】他機種より大容量の4,821mAhで長持ち

Pixel Foldは「4,821mAh」の大容量バッテリーを搭載しているため、電力を消費しやすい大画面でも、十分な電池持ちを期待できます。

充電機能については、最大21Wの急速充電に対応しており、たったの数分で数時間分の充電が可能。
実際に充電してみると、30分ほどで0%から40%近くに到達、100%までは1時間半ほどで回復できました。

またPixel Foldはワイヤレス充電にも対応しており、ケーブルなしで手軽に充電できる点もメリットです。

【便利機能】おサイフケータイ・防水・各種認証も対応

Pixel Foldには、上記のポイント以外にも多くの便利機能があります。

いくつか代表的な点を挙げると、以下のような機能があります。

  • おサイフケータイに対応
  • NFCに対応し(FeliCa含む)、Suicaやnanaco・WAON・楽天Edyなど幅広い電子マネーを利用できます。
    またNFCは学生証や社員証・航空搭乗券にも利用されており、日常のさまざまな場面での流用も可能です。

  • 高い防水性能
  • 最高ランクのIPX8も準拠しており、1.5メートルの推進に沈められて30分放置されても浸水しないほどの防水性能をほこります。
    アウトドアなど水辺での利用でも安心です。

  • 指紋認証と顔認証両方に対応
  • どちらにも対応しているため、マスクやサングラスなどで顔が覆われているときは指紋認証、指が濡れているときは顔認証など、状況に合わせて起動させられます。

【その他】折りたたみならではの便利な使い方が可能

Google Pixel Foldでマルチタスクしている様子

Pixel Foldでは、折りたたみ形状を活かして大画面を利用したマルチタスクができる点も大きな特徴です。

左右のディスプレイでアプリを分割することで、2台のスマホを同時に操作しているかのようにタスク処理できるため、作業効率が大幅にアップするでしょう。

たとえば、以下のような使い方ができます。

  • 左側でマップを開きながら右側で旅行の計画をカレンダーに記入する
  • 左側で動画を見ながら、右側で商品の情報を検索する
  • 左側でWeb会議に参加しつつ、右側で会議のメモを書く
  • 左側で英語学習の動画を視聴しながら、右側で辞書を開く
  • 左側で攻略法を見ながら、右側でゲームをする

なおディスプレイは、左右に5:5の割合で分割できるだけでなく好きな割合に調整して分割できるため、メインで作業しているアプリを拡大する、といった使い方も可能。

また左右のディスプレイでドラッグ&ドロップ可能なので、写真をタップ→そのままメッセージアプリにスライドして添付したりと、少ない操作で手早く作業できるのも魅力です。

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Google Pixel Foldに欠点はある?気になるポイント

Google Pixel Fold

Pixel Foldは優秀な点が多いですが、少なかず欠点も存在します。
気になるポイントとして以下の4点をご紹介するので、あわせてチェックしましょう。

  • 本体価格が高額で手にとりづらい
  • 完全な「フラット」にはならない
  • 重さがあり持ち歩きには適さない
  • 太めのベゼルが古い印象を与える

本体価格が高額で手にとりづらい

Pixel Foldが気になっているものの、多くの方は「高額ゆえに手が出せない」と感じているかもしれません。

約25万円とスマホの中では群を抜いて高額な機種であり、気軽に購入できる人は少数でしょう。

Googleストアでは、事前予約での購入でストアクレジットが付与されるため、約20万で購入できますが、それでも決して安い買い物ではありません。

もしも購入したいけど予算的に厳しい場合は、大手キャリアが提供している2年後に端末を返却する「スマホの買い替えサービス」を利用するのがおすすめです。

2年後にまた別のスマホに機種変更すれば、総額25万円ほどのPixel Foldが12〜14万円台で手が届くようになるため、購入ハードルは下がります。

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完全な「フラット」にはならない

実はPixel Foldの画面は、開いたときに、180°の完全フラット状態にならないのも懸念点です。

ネット上では「力を入れて開けば完全フラットになる」という声もありますが、高額な機種なため、そうするのは怖いと感じてしまうでしょう。

なお180°に開かないということは、仮にデスク上に置いた場合、片側が少し浮いた感じになるということ。
その状態で両画面を操作すると、少し安定性が悪く感じてしまうかもしれません。

またもう一つ気になるのが、折りたたまれていた部分の折り目がどうしても目立ってしまうということ。

こちらは折りたたみスマホの限界といえばそれまでですが、置き場所や見る角度によっては折り目が気になって、せっかくの大画面を堪能しきれない方もいるかもしれません。

ただし画面自体は非常に綺麗なため、割り切れる方であればさほど大きな問題にはならないでしょう。

重さがあり持ち歩きには適さない

Pixel Foldの重量は283gもあり、持ってみるとずっしりとした重さを感じます。

長時間片手持ちで操作するのは厳しく、持ち運びに関しても、人によってはトレスを感じるレベルの重さです。

例えば同時期に発売された「Xperia 10 V」(159g)と比べてみると、かなり重量があることが明白です。

ただタブレットの重量(一般的に400gほど)と比べると決して重すぎるわけではありませんが、スマホというよりは「小型のタブレット」と割り切った方が良いかもしれません。

太めのベゼルが古い印象を与える

Google Pixel Foldを開いた状態開いた状態。太いベゼルがやや古臭い印象 Google Pixel Foldを開いた状態よく見ると、ベゼルは黒一面でなく線が入っている

Pixel Foldのデメリットというより好みの問題かもしれませんが、ベゼル(液晶を囲む枠)が太く少し古くさい印象があります。

何度も折りたたみ機構を使ってもへたらないよう、耐久性の高いヒンジ(折り畳み部位のつなぎ具)を採用した結果、ベゼルが太くなってしまったわけです。

実際に画面を開くと、上下左右の黒い帯部分が、最近のスマホと比べて目立ちます。

折りたたみスマホという珍しいデザインである分、一般的なスマホほど違和感はありませんが、一昔前のベゼルが太かった機種を想起させるのが少し残念です。

Google Pixel Foldの競合機種Galaxy Z Fold4と比較!

Galaxy Z Fold4の画像

ここからは、Google Pixel Foldと、Samsungの「Galaxy Z Fold4」を比較していきます。(※以降「Z Fold4」で統一)

Z Fold4は、Pixel Foldと同じ折りたたみスマホで、比較対象とされやすいです。

Samsungはこれまで4年以上折りたたみスマホを開発しており、Z Fold4はその4世代目の機種。

世代を追うごとに完成度を高めてきたZ Fold4シリーズですが、これと比較した場合のPixel Foldの実力はどれくらいか詳しく見ていきましょう。

基本スペックや価格は両モデルほぼ同等

まずは、Pixel FoldとZ Fold4の基本スペックおよび価格を表にまとめました。

両者のおおまかな違いを把握してください。(性能が大きく異なる部分は赤字で記載)

Pixel Fold Z Fold4
サイズ 閉じた状態
139.7×79.5×12.1mm
開いた状態
139.7×158.7×5.8 mm
閉じた状態
155.1×67.1×15.8‐14.2mm
開いた状態
155.1×130.1×6.3mm
重量 283g 263g
ディスプレイ <フロントディスプレイ>
5.8 インチ(アスペクト比縦17.4:横9)
有機EL
フルHD+(2,092×1,080)
リフレッシュレート:120Hz
最大輝度1,200nits(ピーク輝度は1,550nits)
<フロントディスプレイ>
6.2 インチ(アスペクト比縦23.1:横9)
有機EL
QXGA+(2,176×1,812)
リフレッシュレート:120Hz
最大輝度900nits
<内折りディスプレイ(見開き)>
有機EL
7.6 インチ(アスペクト比 縦6:横5)
フルHD+(2,208×1,840)
リフレッシュレート120 Hz
最大輝度 1,000 nits(ピーク輝度は1,450nits)
<内折りディスプレイ(見開き)>
有機EL
7.6 インチ(アスペクト比 縦21.6:横18)
HD+(2,316×904)
リフレッシュレート120 Hz
最大輝度 1,000nits
バッテリー 4,821mAh
連続通話時間:非公開
連続動画再生:不明
急速充電
ワイヤレス充電
4,400mAh
連続通話時間:約2,050分(34時間)
連続動画再々:20時間
急速充電
ワイヤレス充電
処理性能 Google Tensor G2
AnTuTuベンチマーク(バージョン9で測定)
総合約80万点
GPU約31万7,000点
Snapdragon™ 8+ Gen 1
AnTuTuベンチマーク(バージョン9で測定)
総合約93万点
GPU約40万7,000点
RAM/ROM 12GB/256GB
外部メモリ(microSD) 非対応
カメラ 背面カメラ
広角レンズ:4,800万画素/F値1.7
超広角レンズ:1,080万画素/F値2.2
望遠レンズ:1,080万画素/F値3.05

フロントカメラ(フロントディスプレイ)
950万画素/F値2.2

フロントカメラ(内折りディスプレイ)
800万画素/F値2.0

イメージセンサー(広角メイン):1/2型

背面カメラ
広角レンズ:5,000万画素/F値1.8
超広角レンズ:1,200万画素/F値2.2
望遠レンズ:1,000万画素/F値2.4

フロントカメラ(フロントディスプレイ)
1,000万画素/F値2.2

フロントカメラ(内折りディスプレイ)
400万画素/F値1.8

イメージセンサー(広角メイン):1/1.56型

オーディオ 3.5mmオーディオジャック非対応
ステレオスピーカー
外部接続
(通信・充電)
5G(Sub6, ミリ波)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth:5.2
端子:USB Type-C
5G(Sub6, ミリ波)
Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth:5.2
端子:USB Type-C
防水・防塵 防水:IPX8 防塵:不明
生体認証 指紋認証、顔認証
NFC/おサイフケータイ ◯/◯
価格 25万3,000円
(Googleストア)
24万9,960円
(auショップ)

ディスプレイは「横長」か「縦長」かで異なる

両者の違いはさまざまありますが、大きく異なるのが「ディスプレイサイズ」です。
Pixel Foldは横長ですが、Z Fold4は縦長のディスプレイを採用しています。

Google Pixel Foldを開いた状態Google Pixel Fold Galaxy Z Fold4Galaxy Z Fold4
Pixel Fold Fold4
高さ 約14センチ 約15.5センチ
横幅 約8センチ 約6.7センチ
約15.8センチ(開いた状態) 約13センチ(開いた状態)

表を見るとわかるように、高さは約1.5センチ、幅は3センチ近く差が出ました。

なおディスプレイサイズはどちらも約7.6インチと同じですが、このサイズ感の違いによりアスペクト比が異なります。

アスペクト比は、Pixel Foldが「縦6:横5」、Z Fold4がおおよそ「縦7.2:横6」です。
しかしこれはどちらが優れているという話ではなく、好みによるでしょう。

例えば4:3の動画を再生するとき、Pixel Foldの横長画面なら、画面いっぱいにコンテンツが表示されます。
このように縦横比が近い動画をZ Fold4で見る場合は、90度回転させた方が良いかもしれません。

一方、縦にスクロールするWebページやTwitterのようなアプリを見るときは、Z Fold4だと縦に表示される情報量が多い分、視認性のよさを感じるユーザーが多いはずです。

カメラは「自然」か「鮮やか」かの違いがある

「カメラ性能」も両機種の違いが出る点です。
撮影者によって感じる感覚は異なるかもしれませんが、両者には以下のような質感の違いがあると言われています。

Google Pixel Foldで撮影した写真Google Pixel Foldで撮影した写真 Galaxy Z Fold4で撮影した写真Galaxy Z Fold4で撮影した写真
  • Google Pixel Foldは自然の色合いが目立つ
  • Galaxy Z Fold4は鮮やかな見た目

しかしこれは好みの問題ですし、風合いはアプリなどで編集できるため、さほど重要視しなくても良いでしょう。

ただ「望遠カメラ」の性能については、両者で違いがあります。

光学ズームはPixel Foldは5倍で、Z Fold4は3倍と、「Pixel Fold」の方がスペックは上です。
デジタルズームはPixel Foldが最大20倍なのに対し、Z Fold4は30倍と、今度は「Z Fold4」が上回っています。

よって画質を落とさずに被写体に寄って撮影したいならPixel Fold画質が少し荒くなってもめいっぱい被写体に寄って撮影したいならZ Fold4がおすすめです。

なお両機種とも、撮影した写真から不要なものを取り除く機能を搭載しています(Pixel Foldは「消しゴムマジック」、Z Fold4は「オブジェクト消去」)。

処理能力はZ Fold4のほうが高いがPixel Foldも十分

処理能力については、「Z Fold4」が優位です。
AnTuTuベンチマーク(性能の指標を表す数値)で比較すると、以下の差があります。

Pixel Fold Z Fold4
総合 約80万点 約93万点
GPU(画像処理能力) 約31万7,000点 約40万7,000点

総合・GPUともに10万点前後の差が出ており、純粋な処理能力は「Z Fold4」の方が優位。

たとえば重いゲームを長時間あるいは高設定でプレイする場合は、Z Fold4のほうが高いパフォーマンスを見せてくれる可能性があるということです。

ただしこれは数値上の話であり、この差を体感できるかどうかは話が別です。
というのも、そもそも両機種が搭載しているチップは、設計コンセプトが異なります。

Pixel FoldのTensor G2は処理能力をある程度高くキープしつつも、機械学習や発熱処理を重視しています。
一方、Z Fold4のSnapdragon™ 8+ Gen 1は処理能力をできるだけ高めようとしているイメージです。

そのため、単純な数値で判断する必要はありません。

Pixel Foldも十分スペックが高いハイエンドスマホなので、日常使いで困ることは全くないでしょう。

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Google Pixel Foldの評価は?口コミ・レビュー紹介

ここからは、Pixel Foldを使った方の口コミ・レビューをご紹介します。

ポジティブな口コミとネガティブな口コミ両方を取り上げますので、参考にしてください。

ポジティブな口コミ

ネガティブな口コミ

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まとめ:Google Pixel Foldはこんな方におすすめ!

Pixel Foldは、Google初の折りたたみスマホとして、その使い勝手や性能が注目されています。

処理速度は高く、ディスプレイも表示性能が美しく、タッチに対してなめらかな反応を示してくれます。
電池持ちやカメラ性能についても十分なスペックをほこり、日常使いするうえで満足度が高いです。

Pixel Foldは、マルチタスクや写真撮影などにおいて一般的なスマホにはできない操作性があり、使っていてワクワクする点が大きな魅力でしょう。

その反面、重量はずっしりと重いため、携帯性はさほど期待できません。

結論として、Pixel Foldがおすすめなのは以下のような方です。

  • 大きなディスプレイで動画やマンガなどのコンテンツを楽しみたい方
  • 2つのアプリを同時に操作することが多い方
  • 自撮りや外出先での撮影機会が多い方
  • ゲームで没入感を味わいたい方

価格が高いため簡単には手が出ませんが、一度触ればいろいろな機能・コンテンツ・アプリを堪能できる一台です。

なお『モバシティ』を利用すれば、機種のご購入でキャッシュバックを差し上げております。
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