【完全版】ワイモバイルとソフトバンクの違い!本当にお得なのはどっち?

大手キャリアの「ソフトバンク」と、格安SIMの「ワイモバイル」。
携帯乗り換えを検討している方の中には、次のような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
- 「ソフトバンクとワイモバイルの関係性って?」
- 「料金プラン・割引・キャンペーンの内容は具体的にどう違う?」
- 「毎月の携帯代を安くしたいなら、どちらを選べばよい?」
携帯会社を選ぶ際は、サービスを正しく理解してご自身にあった方を選択することが重要です。
「ソフトバンクは高いから、ワイモバイルに乗り換えれば安くなる」という考え方には、実は落とし穴があります。
この記事では、ワイモバイルとソフトバンクの違いを徹底的に比較して、それぞれおすすめする方を解説します。
目 次
ワイモバイルとソフトバンクの関係とは?同じ会社なの?
ワイモバイルとソフトバンクは、「ソフトバンクモバイル株式会社」が提供している異なるブランドです。
元々、ワイモバイルのサービスを提供していたのは「ワイモバイル株式会社」でしたが、2015年4月に「ソフトバンクモバイル株式会社」と「ワイモバイル株式会社」が合併。
合併後は、「ソフトバンクモバイル株式会社」がソフトバンクのサブブランドとして格安SIMのワイモバイルを提供しています。
一言でいえば、ワイモバイルとソフトバンクは、同じ運営会社が提供している2つの異なるブランドということです。
まずはワイモバイルとソフトバンクの料金の違いを徹底比較
『ワイモバイル』は、基本料金が安いことで知られているブランドです。
しかしMNPを検討する際にはイメージだけではなく、具体的にどのような料金プランがあるのかを理解しておく必要があります。
この章では、ワイモバイルとソフトバンクの料金の違いを徹底比較します。
1料金プランの違い
まずは、ワイモバイルの料金プランを以下の表にまとめました。(2025年12月現在)
| プラン | 基本料金(税込)/月 | 通話料金 | データ通信量 |
| シンプル3 S | 3,058円 | 22円/30秒 | 5GB |
| シンプル3 M | 4,158円 | 30GB | |
| シンプル3 L | 5,258円 | 35GB |
出典:https://www.ymobile.jp/plan/
ワイモバイルは、5GBまで月額3,058円で利用でき、データ通信量により、基本料金が高くなる仕組みです。
次に、ソフトバンクの料金プランをご紹介します。(2025年12月現在)
| プラン | 基本料金(税込)/月 | 通話料金 | データ通信量 |
| ペイトク無制限 | 9,625円 | 22円/30秒 | 無制限 |
| ペイトク50 | 8,525円 | 50GB | |
| ペイトク30 | 7,425円 | 30GB | |
| メリハリ無制限+ | 7,425円 | 無制限 | |
| ミニフィットプラン+ | ・~1GB:3,278円 ・~2GB:4,378円 ・~3GB:5,478円 |
0~3GB | |
| スマホデビュープラン+ | ・4GBライト:2,266円 ・20GBベーシック:3,916円 |
4GB・20GB |
出典:https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/
ソフトバンクの場合は、データ通信量を気にせずに使用できるプランがあります。
ワイモバイルとソフトバンクとで、1番安い料金プランを以下に比較しました。
- ワイモバイル:月額2,178円
- ソフトバンク:月額3,278円
以上より月の携帯代を抑えたいなら、1,100円安いワイモバイルがおすすめです。
2通話オプションの違い
ワイモバイルとソフトバンクの通話オプションの違いを、解説します。
2025年12月現在、ワイモバイルの通話オプションの料金と内容は以下のとおりです。
| 通話オプション | 料金/月 | 内容 |
| だれとでも定額+ | 880円 | 10分以内の通話なら 何回かけても月額880円 |
| スーパーだれとでも定額+ | 1,980円 | 国内通話かけ放題 シンプル3 S:月額1,980円 シンプル3 M:月額1,980円 シンプル2 S:月額1,980円 シンプル2 M:月額1,980円 |
| スーパーだれとでも定額+(L) | 1,100円 | 国内通話かけ放題 シンプル3 L:月額1,100円 60歳以上のお客さま:0円 |
出典:https://www.ymobile.jp/plan/tuwaoptionplus/
次に、2025年12月現在のソフトバンクの通話オプションの料金と内容をご紹介します。
| 通話オプション | 料金/月 | 内容 |
| 定額オプション+ | 1,980円 | 国内通話24時間かけ放題 |
| 準定額オプション+ | 880円 | 1回5分以内の通話かけ放題 |
出典:https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/tell/kihon-plan/
運営会社が同じなこともあり、通話オプションの内容は一緒です。
通話時間が短い方は、ソフトバンクの準定額オプション+がおすすめです。
3割引サービスの違い
乗り換えを検討する際は、家族割引などのサービスが充実しているかどうかも重要です。
4人家族の場合、ワイモバイルとソフトバンクの家族割引がどのように違ってくるのかを解説します。
【ワイモバイルでシンプル3 Sプランを契約した場合】
| 4人家族の場合 | 基本料金 | 割引金額 |
| 主回線 | 3,058円 | 0円 |
| 2回線目 | 1,958円 | 1,100円 |
| 3回線目 | ||
| 4回線目 |
ワイモバイルでSプランを4人家族で契約すると、月額基本料金は6,974円になります。
家族割引の適用額は1,100円です。
【ソフトバンクでメリハリ無制限+を契約した場合】
ソフトバンクの家族割は、家族人数が2人だと660円割引/人、3人以上だと1210円割引/人で、最大10人で家族グループを組むことができます。
| 4人家族の場合 | 基本料金 | 割引金額 |
| 1回線のみ | 7,425円 | 家族割なし |
| 2回線 | 6,765円 | 660円/人 |
| 3回線 | 6,215円 | 1,210円/人 |
| 4〜10回線 |
4人家族でソフトバンクのメリハリ無制限+に加入すると、月額基本料金は2万4,860円になります。
家族割引の適用額は1,210円です。
【計5種】ワイモバイルとソフトバンクのその他の違いまとめ
ワイモバイルとソフトバンクは、料金以外にも異なる点が多数あります。
これらのポイントを確認しないまま携帯乗り換えをすると、契約後に使いづらさを感じたり「失敗した」と思われたりするかもしれません。
この章では、ワイモバイルとソフトバンクの料金以外の違いを解説します。
1キャンペーンの違い
2025年12月現在、ワイモバイルとソフトバンクで主な開催しているキャンペーンをご紹介します。
【ワイモバイル】
- iPhone 16eの機種代金が16,680円割引
(シンプル3 M/Lで新規契約の場合) - Pixel 9a(128GB)の機種代金が28,272円割引
(シンプル3 M/Lで新規契約または他社からの乗り換えの場合)
- らくらくスマートフォンaが一括4,980円
(新規契約または他社からの乗り換えの場合)
出典:https://www.ymobile.jp/lineup/
【ソフトバンク】
- 新トクするサポート+
- Netflix PayPayポイントキャンペーン
- 買替え応援割
- オンラインショップ割 for Watch
- 22歳以下限定キャンペーン
- PayPayで1年間ずっとおこづかい増量キャンペーン!
- U22 オンラインショップ割
- オンラインショップ割
- Perplexity Pro 6ヵ月無料キャンペーン
- 3G買い替えキャンペーン3G買い替えキャンペーン
- 下取りプログラム
- 基本料初月0円特典(ソフトバンク)
- メリハリStepUpお得な価格キャンペーン
- 1年おトク割+1年おトク割+
- 半年おトク割
- おうち割
出典:https://www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/
ワイモバイルでもソフトバンクでも、お得なキャンペーンが開催されています。
上記の通り、圧倒的にキャンペーンの数が多いのはソフトバンクです。
キャンペーンを利用して、お得に乗り換えをするならソフトバンクの方がおすすめです。
2電波・通信速度の違い
ワイモバイルとソフトバンクは、同じ電波を使用しています。
そのため、両者とも「人口カバー率99%」で違いはありません。
ただしワイモバイルはトンネルや地下など一部の地域でつながりにくい場合があります。
通信速度は、以下のようにソフトバンクの方が速いです。
| ワイモバイル | ソフトバンク | |
| 平均Ping値 | 37.58ms | 37.73ms |
| 平均ダウンロード速度 | 101.73Mbps | 115.29Mbps |
| 平均アップロード速度 | 17.7Mbps | 18.19Mbps |
参照:「みんなのネット回線速度」(2025年12月1日現在)
Ping値とは、インターネット回線の反応速度を指しており、数値が低いほどスピードが速いことを示しています。
ワイモバイルは格安SIMの中では速度が安定しており、ふだんのインターネット利用や動画視聴などでストレスを感じるほどではないでしょう。
ただし、オンラインゲームを楽しんだり、データ容量の重いデータを扱ったり、ソフトバンクなどの大手キャリアの通信速度に慣れている方は「遅い」と感じる可能性があります。
3サポートの違い
携帯電話の故障・紛失対応や解約手続きなどの際に、店頭でのサポートが必要になるケースがあります。
また、オンラインのサポート制度がどの程度整っているかによっても、利用時の安心感は大きく異なるでしょう。
結論からいえば、両ブランドのサポート内容には大きな違いがありませんが、店舗数には以下の違いがあります。
| 店舗数 | |
| ワイモバイルショップ・ワイモバイル取扱店 | 約4,000店 |
| ワイモバイルショップ | 約2,600店 |
| ソフトバンクショップ | 2,279店 |
ソフトバンクショップの約7割以上がワイモバイルも取り扱っていることもあり、取り扱い店舗数はワイモバイルが上回っています。
ただし、上記はあくまでも全国の店舗数の比較であるため、ご自身のお住まいの地域での最寄りの店舗を事前に確認しておきましょう。
4取り扱い端末の違い
ワイモバイルとソフトバンクの取り扱い端末の違いを、人気のiPhoneで比較しました。
取り扱いのある端末は「〇」、ないものは「×」としています。
| iPhone | ワイモバイル | ソフトバンク |
| iPhone 17シリーズ | × | 〇 |
| iPhone 16e | 〇 | 〇 |
| iPhone 16シリーズ | 16のみ、Plus、Proシリーズは× | 〇 |
| iPhone 15シリーズ | 15のみ、Plus、Proシリーズは× | 〇 |
| iPhone 14シリーズ | 14のみ、Plus、Proシリーズは× | 〇 |
| iPhone 13シリーズ | 13のみ、Plus、Proシリーズは× | 〇 |
取り扱っているiPhoneの数は、ソフトバンクの方が多いです。
新しいiPhoneを購入したい場合は、ソフトバンクの方がおすすめです。
5PayPay還元率の違い
ワイモバイルとソフトバンクのPayPay還元率の違いを、以下にまとめました。
| ワイモバイル | ソフトバンク | |
| 毎月の携帯利用料金 | 最大3% | 最大10% |
| SoftBank光/Air利用料金 | 最大10% | 最大10% |
| おうちでんき/自然電気利用料金 | 最大3% | 最大3% |
次の表は、ワイモバイルとソフトバンクの利用料金を統一し、PayPay還元率の違いを計算したものです。
| 利用料金/月 | ワイモバイル | ソフトバンク |
| 携帯利用料金(8,000円) | 240円 | 800円 |
| SoftBank/Air利用料金(4,000円) | 400円 | 400円 |
| おうちでんき/自然電気利用料金(1万円) | 300円 | 300円 |
| 合計 | 940円 | 1,500円 |
還元されるPayPayポイントは、ソフトバンクの方が約500円分多いです。
年間で比較すると、ソフトバンクの方が約6,000円分も還元率が多い計算になります。
PayPayポイントをより多くためたい方は、ソフトバンクがおすすめです。
【結論】ワイモバイルとソフトバンクはどちらを選ぶべき?
ワイモバイルとソフトバンクにはさまざまな違いがありますが、自分にとってどちらが適しているブランドなのかを判断するのは難しいかもしれません。
この章では、ワイモバイルとソフトバンク、それぞれおすすめの人を解説します。
1ワイモバイルがおすすめな人
ワイモバイルがおすすめなのは、携帯利用料金を安くしたい人です。
格安SIMの中では通信も安定しているので「安さを重視するけれど、普段の利用時にイライラしたり不都合を感じたりしたくない」と考える方はワイモバイルが利用しやすいでしょう。
毎月の携帯利用料金を安くしたいとお考えの方は、ワイモバイルに乗り換えることをおすすめします。
2ソフトバンクがおすすめな人
ソフトバンクがおすすめなのはデータ通信使用量を気にせずにスマホを使いたい人です。
ソフトバンクでは、データ無制限のプランが用意されているためWi-Fi環境がなくても動画が見放題です。
また、PayPay還元率が高かったり割引キャンペーンの種類が多かったりと、お得にスマホを利用できます。
データ使用量を気にせずに、お得にスマホを利用したいとお考えの方はソフトバンクがおすすめです。
さらにソフトバンクの場合は、端末購入時のキャンペーンも充実しているため、最新端末を安く購入したい方にも適しています。
ワイモバイル・ソフトバンクの乗り換えに関するQ&A

ワイモバイルとソフトバンクの乗り換えに関する質問に、回答していきます。
まだ疑問が解消していないという方は、参考にしてください。
1ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるメリット・デメリットは?
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるメリットは、携帯利用料金が安くなることです。
デメリットとしては、以下のようなものがあります。
- PayPayポイントの還元率が低くなる
- 通信速度が遅くなる
- 通話ができないエリアがある
- 家族割引などお得な割引額が低くなる
毎月の携帯利用料金を安くしたい方は、ワイモバイルに乗り換えるのがおすすめです。
ただし、利用料金以外に関してはワイモバイルに乗り換えるとデメリットが多いといえるでしょう。
2「ワイモバイルはやめた方がいい」って聞くけど本当?
「ワイモバイルはやめた方がいい」という方もいますが、人によってスマホに求めるものは異なります。
ワイモバイルに限らず、スマホの各事業者にはメリットとデメリットがあります。
ワイモバイルのサービスが重要なポイントとなるのは、ご自身の使い方にマッチしているか否かを事前にチェックすることです。
ワイモバイルのように安さを強みとする事業者は、大手3キャリアと比較するとメリット・デメリットを明確にしやすいです。
なかでも比較しやすいのは、同じグループのソフトバンクでしょう。
ウワサに惑わされず、自分自身でメリットとデメリットを明確にすれば、「失敗をした」と感じるリスクは小さくなります。
3ワイモバイル・ソフトバンクユーザーで家族割を組めるの?
ワイモバイルとソフトバンクユーザーで、家族割は組めません。
ワイモバイルとソフトバンクは、運営会社が同じであるだけでキャリアは異なります。
家族割を適用したい場合は、どちらか1つのキャリアに統一しましょう。
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また、忙しくて店舗に足を運べない方でも、オンラインで乗り換えが完結します。
ソフトバンクへの乗り換えを検討している方は、「モバシティ」にお問い合わせください。
まとめ
ワイモバイルとソフトバンクは同系列の企業ではあるものの、プランやサービス内容は異なります。
特に大きな違いは、料金とデータ通信使用量です。
- 毎月の携帯利用料金を安くしたい方 ⇒ ワイモバイルがおすすめ
- データ通信使用量を気にせずにスマホを使用したい方 ⇒ ソフトバンクがおすすめ
ワイモバイルとソフトバンクには、どちらもメリット・デメリットがあります。
ご自身の使用状況により、適切な方を選びましょう。





