MNP違約金に注意!乗り換え前に確認すべき費用と手続き

MNP(乗り換え)は、電話番号をそのままに携帯会社を切り替えられる便利な仕組みです。
ただ、申し込み自体はスムーズでも、いざ最後の請求を見て「思ったより高い…」と感じることがあります。
よくある原因は、契約解除料(いわゆる違約金)だけではなく、端末代金の残りや割引・オプションの扱いだったりします。
そこでこの記事では、MNP前にどこを見れば“余計な出費”を避けやすいかを、必要なところだけ整理してまとめました。
- 契約解除料の有無:0円のケースも多い一方、条件しだいで発生することがあります
- 機種代金の残債:分割が残っていると、解約後も支払いは続きます
- 割引・家族割・オプション:解約で条件が変わり、最終請求が上がる場合があります
読み終えるころには、自分の契約で費用になりそうなポイントと、手続き前に確認すべきことが整理できるはずです。
MNP契約解除の注意点
「乗り換えたい気持ちはあるけれど、あとから高い請求が来ないか不安…」という方は多いです。
ここでは、手続きの全体像とお金が動きやすいポイントを先に押さえて、不安をひとつずつつぶしていきます。
最近はオンラインで完結できる手続きが増えましたが、契約の内容やタイミングによっては残債や条件付きの契約解除料が発生することがあります。
「自分はどこに当てはまりそうか」をイメージしながら読み進めてみてください。
MNPの流れ(全体像)
MNPの仕組み自体はそこまで複雑ではありません。
まずは、ざっくりとした流れをイメージしておきましょう。
- 乗り換え先の携帯会社で申込み(対応していればMNPワンストップで完結する場合あり)
- 本人確認・支払い方法の登録
- SIM/eSIMの設定、回線切替(開通)
- 回線切替が完了すると、元の携帯会社は自動で解約になる
今どのステップにいるかを意識しておくと、「このタイミングで何の費用が発生するか」がイメージしやすくなります。
MNP予約番号の基本ルール(必要な場合)
MNPワンストップが使えない組み合わせでは、従来どおりMNP予約番号が必要です。
MNP予約番号には、多くの場合取得日を含めて15日間の有効期限があります(携帯会社により異なる場合があります)。
郵送でSIMが届くまでの日数や、申込みが混み合う時期を考えると、期限ギリギリで申し込まないことが大切です。
- できれば有効期限が10日以上残っている状態で申込みを進める
- 予約番号の控え(番号・有効期限)は、スクリーンショットやメモで保存しておく
解約(転出)で発生しうる費用
「何にお金がかかるのか」「誰に支払うのか」が分かると、乗り換えの判断がぐっと楽になります。
代表的な費用を一覧にすると、次のようなイメージです。
| 発生する費用 | 発生しやすいケース/確認ポイント | |
| MNP転出手数料 | 原則0円 | 制度改定により無料化。念のため手続き画面で請求有無を最終確認 |
| MNP予約番号の発行手数料 | Webは0円(上限あり) | 店頭/電話は上限設定あり。実際の請求有無は携帯会社・手続き方法で異なる |
| 契約解除料(いわゆる違約金) | 0円/条件付き | 多くの個人向けプランは0円傾向だが、短期解約・利用実態など条件で発生する例あり |
| 機種代金の残債 | 残る | 分割購入中は解約後も支払いが継続。精算方法(一括可否)もあわせて確認 |
| 乗り換え先の契約事務手数料 | 発生する場合あり | 新規契約のタイミングで発生。オンライン専用プランやキャンペーンで変動しやすい |
| 割引・オプションの扱い | 最終請求に影響 | 解約月の日割り有無、割引の当月適用、家族割の条件変更などをチェック |
家族で複数回線をまとめて乗り換える場合は、上記が回線数分効いてくることがあります。
まずは「自分はどの項目に当てはまりそうか」をさらっと確認しておくと安心です。
「違約金(契約解除料)」で迷わないコツ
「前に2年縛りで痛い目を見たので、また高い違約金がかかるのでは…」と身構えてしまう方もいます。
現在は契約解除料がかからないプランも増えている一方で、条件によっては解除料が発生するケースも残っています。
とくに注意したいのは、次のようなパターンです。
- 契約から1年以内の短期解約(プラン・事業者の条件による)
- 利用実態がないなど、通常利用と見なされない条件(事業者の判定による)
- 法人向け/一部の旧プランなど、例外的な提供条件が設定されているプラン
大事なのは、ここで一人で悩み続けるのではなく、Myページで「契約解除料の有無」を先に確認してしまうことです。
数字が分かれば、「今すぐ乗り換えるか」「少し様子を見るか」の判断もしやすくなります。
契約内容(契約解除料など)の確認方法
「どこを見ればいいか」さえ分かっていれば、確認自体はむずかしくありません。
- ドコモ:My docomo → ご契約内容/料金プラン → 契約解除料・契約条件
- au:My au → ご契約情報 → 契約内容・契約解除料
- ソフトバンク:My SoftBank → 契約の確認・変更 → 契約内容・解約時の費用
画面を開いたら、次の3点だけをメモしておくと十分です。
- 契約解除料が発生するか(発生条件があるか)
- 端末代金の支払い状況(残債/分割回数)
- 割引・オプション(解約月の扱い/家族割の条件)
あとで見返せるように、スクリーンショットを1枚残しておくと、家族や社内で相談するときも共有しやすくなります。
機種代金の残債にも注意!
端末を一括購入している方や、分割がすでに完了している方は、大きな追加負担は発生しにくいです。
一方で、分割払いが残っている場合は、解約後も未払い分の支払いは続くので注意が必要です。
- 残り回数・残額(解約後にいくら残るか)
- 精算方法(分割継続/一括精算の可否)
- 端末購入プログラム等を利用している場合は、その条件と精算ルール
ここまで確認できていれば、「解約したらいくらぐらい請求が来そうか」のイメージがかなりクリアになります。
あとは、乗り換え先でどれくらい月額が下がりそうかを見比べて、トータルで判断していく流れになります。
MNP契約解除に伴うMNP予約番号の取得方法

「手続きがむずかしそう」「どこから始めればいいか分からない」という声が多いのが、このMNP予約まわりです。
実際には、ワンストップで完結するか、それともMNP予約番号を先に取るかのどちらかだけ押さえておけば大丈夫です。
まずは乗り換え先の申込み画面で、ワンストップ対象かどうかを確認してみましょう。
- ワンストップ対応:乗り換え先のWebで申込み → 途中で元のMyページにログイン → そのまま申込み完了
- ワンストップ未対応:元の携帯会社でMNP予約番号を取得 → 予約番号を使って乗り換え先で申込み
取得方法の選び方
「Web・電話・店頭、どれで手続きするのが良いか分からない」という場合は、次のイメージで選ぶとスムーズです。
- Web(Myページ):早くて確実。混雑もなく、自分のタイミングで落ち着いて進めたい方向け
- 電話:分からない点をオペレーターに聞きながら進めたいとき。注意点を口頭で確認したい方におすすめ
- 店頭:本人確認や相談を対面で進めたいとき。機種変更など別の相談もまとめてしたい方向け(混雑に注意)
「特にこだわりがない」「時間を有効に使いたい」という方は、まずはWeb(Myページ)を使うイメージで問題ありません。
ドコモの場合
ドコモでは、状況に合わせて3つの窓口から選べます。
- インターネット:My docomo
- 電話:151(ドコモ携帯)/0120-800-000(一般)
- 店頭:ドコモショップ
My docomoからの手続きなら、24時間いつでも申し込みができ、画面上で注意事項も確認できます。
MNP予約番号が必要な手続きの場合、発行後は予約番号と有効期限をメモやスクリーンショットで残しておきましょう。
auの場合
auも、基本は「Web・電話・店頭」の3パターンです。
- インターネット:My au
- 電話:お問い合わせ窓口(受付時間などは公式案内を確認)
- 店頭:au Style/auショップ
My auから手続きすると、MNP予約番号や有効期限の案内がSMSで届く場合があります。
SMSを受信できる状態か、迷惑メール設定でブロックしていないかなど、事前に確認しておくと安心です。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクも同様に、Web・電話・店頭のいずれかで手続きできます。
- インターネット:My SoftBank
- 電話:*5533(ソフトバンク携帯)/0800-100-5533(一般)
- 店頭:ソフトバンクショップ
Web手続きの場合、受付時間帯によってはMNP予約番号のSMS通知が翌日になることもあります。
「今日中に申し込みまで終わらせたい」というときは、時間に余裕を持って進めるか、電話・店頭も選択肢に入れておくと安心です。
最後に、店頭で手続きする場合は混雑していることも多いため、来店予約ができるショップであれば、事前に予約しておくのがおすすめです。
まとめ
ここまで見てきたように、MNP(乗り換え)で元の携帯会社を解約(転出)するときは、まず「契約解除料の有無」と「端末代金の残債」を押さえておくことが大切です。
MNP転出手数料そのものは原則無料化されていますが、契約事務手数料など乗り換え先で発生する費用が別途かかるケースもあります。
- Myページで契約解除料の有無と端末残債を確認する
- 必要ならMNP予約番号を取得する(ワンストップ対応なら不要な場合あり)
- 乗り換え先の申込み画面で事務手数料・初期費用を確認する
- 回線切替(開通)後、データ移行や各種ログイン設定を落ち着いて行う
この4つを事前にチェックしておけば、「あとから思った以上の請求が来てしまった…」という事態はかなり避けやすくなります。
解約時の費用が気になってなかなか一歩を踏み出せない方は、今回のチェックポイントを手元に置きながら、乗り換え先や特典の内容を比較してみてください。
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特典内容や適用条件は変わることがあるため、申込み前に必ず最新の案内を確認してください。
- 特典(キャッシュバック/クーポン等)は、契約解除料や端末残債の支払いに充てるなど、家計の負担を和らげる使い方もできます
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「違約金や残債は気になるけれど、そろそろ乗り換えも検討したい」という方は、特典を含めたトータルの金額で比較してみると判断しやすくなります。
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