au→ワイモバイルの乗り換えで後悔する?メリットや移行手順を解説

- auからワイモバイルへ乗り換えたいけど、乗り換えてから後悔しないか心配…
- ワイモバイルに乗り換えると料金は安くなりそうだけど、ほかの面は大丈夫?
auからワイモバイルに乗り換えることで、月額料金が安くなるなど、たくさんのメリットが享受できます。
しかしauの方が優れる面もあるため、人によっては乗り換えて後悔する可能性もゼロではありません。
そこで今回は、auからワイモバイルに乗り換えるメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
また、乗り換える方法や注意点についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目 次
auからワイモバイルに乗り換えるメリット

auからワイモバイルに乗り換えることで、料金面や機能面など、さまざまなメリットが享受できます。
そこで本章では、auからワイモバイルに乗り換えるメリットを7つご紹介します。
月額料金が安くなる可能性が高い
| au | ワイモバイル | |||
| 定価 | 割引適用後 | 定価 | 割引適用後 | |
| 〜1GB | 4,928円 | 2,398円 | 3,058円 | 858円 |
| 〜3GB | 6,578円 | 4,048円 | ||
| 〜5GB | 8,228円 | 5,698円 | ||
| 〜30GB | 7,788〜9,108円 | 4,008〜5,478円 | 4,158円 | 1,958円 |
| 〜35GB | 5,258円 | 3,058円 | ||
| 無制限 | – | – | ||
auからワイモバイルに乗り換えると、月額料金が安くなる可能性があります。
具体的には、auでスマホミニプラン+ 5G/4Gを契約している場合、ワイモバイルのシンプル3 Sに乗り換えることで月額料金が1/3以下になるケースも。
(auの〜5GB:8,228円とワイモバイルのシンプル3 S:3,058円を比較)
また、毎月のギガ数が30GB程度のauユーザーの方は、ワイモバイルのシンプル3 MもしくはLを契約することで月額料金が最大1/2程度になることもあります。
(auの無制限:9,108円とワイモバイルのシンプル3 Mの4,158円を比較)
スマートフォンの月額料金を安くしたいとお考えであれば、auからワイモバイルに乗り換えるのが効果的である可能性が高いといえるでしょう。
通話定額オプションの無料時間が倍になる
auとワイモバイルの通話定額オプションを比較すると、ワイモバイルの方が同じ金額でも無料時間が倍になっています。
それぞれの通話定額オプションの内容は以下の通りです。
| au | 1回5分以内の国内通話無料:880円 | 国内通話無料:1,980円 |
| ワイモバイル | 1回10分以内の国内通話無料:880円 | 国内通話無料:1,980円 |
1回の通話時間に制限がある通話定額オプションが、同じ880円でもauの場合は1回5分以内、ワイモバイルの場合は1回10分以内と少しお得です。
現在auで通話定額ライト2に加入している方は、ワイモバイルに乗り換えることで同じ金額で無料通話時間が倍になります。
ネット回線とのセット割の割引金額が大きい
au・ワイモバイルそれぞれインターネット回線とのセット割がありますが、ワイモバイルの方が割引金額は大きいのも特徴です。
それぞれの割引金額は以下の通りです。
| au(auスマートバリュー) | 全プラン:1,100円割引/月 |
| ワイモバイル(おうち割 光セット) | シンプル3 S/M/L:1,650円割引/月 |
ちなみに、ワイモバイルには対象の電力会社を契約することでスマートフォンの利用料金が割引になる「おうち割 でんきセット(1,100円/月割引)」もあります。
「おうち割 光セット」との併用はできませんが、電気かWi-Fiのどちらかをソフトバンクにまとめることで、かなりお得に利用できます。
これからインターネット回線を開通させたい、電力会社も変えたいとお考えであれば、ワイモバイルに乗り換えてまとめた方がお得です。
速度制限時の通信速度が速くなる場合がある
auからワイモバイルに乗り換えると、速度制限時の通信速度が速くなる場合があります。
それぞれの速度制限時の通信速度は以下の通りです。
| au | スマホミニプラン:300kbps |
| ワイモバイル | シンプル3 S:300kbps シンプル2 M・L:1Mbps |
シンプル3 M・Lの場合、速度制限になってしまっても1Mbpsの通信速度が出るため、そこまで大きなストレスを感じることなく使用できます。
ちなみに、1Mbpsと300kbpsの通信速度でできること、できないことを簡単にまとめると以下の通りです。
| 1Mbps | 300kbps | ||
| LINE | トーク | ◯ | ◯ |
| 通話 | ◯ | ◯ | |
| ビデオ通話 | ◯ | △ | |
| WEBページの閲覧 | 画像多め | △ | × |
| テキスト中心 | ◯ | ◯ | |
| YouTube | 高画質 | △ | × |
| 標準画質 | ◯ | △ | |
| 低画質 | ◯ | ◯ | |
auのスマホミニプランで通信制限時の速度にストレスを感じていたのであれば、ワイモバイルに乗り換えるのもありかもしれません。
スマホでもデータ容量の繰り越しが可能
auではタブレットシェアプランのみデータ繰り越し可能で、スマホミニプラン・使い放題MAXなど、一般的な料金プランではデータ繰り越しに対応していません。
しかし、ワイモバイルのスマートフォン用料金プランは、データ繰り越しに対応しています。
データ容量を多めに契約しているけど使いきれていない分があったという方は、ワイモバイルに乗り換えることでこれまでより無駄が出にくくなるでしょう。
PayPayポイントを貯めやすくなる
auからワイモバイルに乗り換えることで、PayPayポイントが貯まりやすくなります。
なぜならワイモバイルと契約することで、以下のような形でPayPayポイント還元が受けられるようになるためです。
- LYPプレミアムへの加入(ワイモバイル契約者は無料):+2%還元
- Enjoyパックに加入(550円/月):+5%還元
スマホ決済としてPayPayを利用している方は、これまでよりも多くのポイント還元が受けられるようになるでしょう。
iPhone・Androidが安く購入できる
auからワイモバイルに乗り換えると、スマートフォン端末が安く手に入りやすくなります。
なぜなら、ワイモバイルでは型落ちした機種をメインに取り扱っているため、最新機種をメインで取り扱っているauよりも端末価格が低い傾向にあるためです。
実際、ワイモバイルではどれだけ高い機種でも15万円ほどですが、auでは20万円を超えるモデルもいくつか販売されています(2025年10月現在)。
携帯の乗り換えとともに機種も変えたいとお考えであれば、auよりもワイモバイルで購入する方が安く済む可能性が高いでしょう。
auからワイモバイルに乗り換えるデメリット

メリットの多いauからワイモバイルに乗り換えですが、一方でいくつかデメリットも存在します。
そこで本章では、auからワイモバイルに乗り換えるデメリットを5つご紹介します。
プランが少ない・無制限プランがない
auには使い放題MAXやスマホミニプランのほかにも、マネ活プランや他サービスとのセットプランなど、さまざまなプランが提供されています。
しかし、ワイモバイルの料金プランはシンプル3のS・M・Lの3つのみのため、選択肢が少なくなるのがデメリットといえるかもしれません。
また、auではデータ容量の無制限プラン(使い放題MAX)がありますがワイモバイルにはなく、最大でも35GBのプランまでです。
そのため、現状で35GB以上使用している方は、ワイモバイルに乗り換えると通信速度制限にかかってしまい、ストレスを感じながら使用しなければならなくなる可能性があります。
家族間の無料通話サービスがない
auでは「家族割」に加入することで家族間通話が無料になりますが、ワイモバイルの「家族割引サービス」には、月額料金の割引はあるものの、家族間の無料通話サービスはありません。
シンプル3 Lプランには1回10分以内かけ放題が基本料金に含まれていますが、シンプル3 S/Mは通話は30秒毎に22円かかります。
もし、ワイモバイルで家族間通話を無料にしたい場合は、別途通話定額サービスへの加入が必要です。
そのため、auで家族割に加入し、家族間で通話する機会が多かった場合は。ワイモバイルに乗り換えることで通話料金が上がってしまうことが考えられます。
通信速度が遅くなる可能性がある
auからワイモバイルに乗り換えることで、これまでより通信速度が遅くなってしまう可能性があります。
回線速度の比較サイト「みんなのネット回線速度(みんそく)」の結果は以下の通りです。
| au | 平均ダウンロード速度: 127.45Mbps 平均アップロード速度: 17.52Mbps |
| ワイモバイル | 平均ダウンロード速度: 89.72Mbps 平均アップロード速度: 16.64Mbps |
※2024年5月1日現在
ただ、4Kの動画を視聴する際でも25Mbpsあれば十分といわれているため、通常利用する分にはそこまで大きな影響はないと考えられます。
しかし、複数人でプレイするオンラインゲームをするような場合は100Mbpsほど必要と言われているため、ワイモバイルの通信速度では物足りないと感じる可能性もあるでしょう。
最新機種や高性能機種の取り扱いがない
auとワイモバイルの取り扱い機種を比較すると、auの方が最新機種や高性能機種の取り扱いが多い傾向があります。
実際、iPhoneシリーズで比較すると、auではiPhone17シリーズが販売されていますが、ワイモバイルではiPhone16シリーズまでしか販売されていません(2025年10月10日現在)。
そのため、常に最新機種や高性能機種を持っていたいとお考えであれば、そのままauを契約していた方が手に入りやすいでしょう。
メールアドレスの引き継ぎは月額料金がかかる
auからワイモバイルに乗り換えると基本的にauメール(@ezWeb.ne.jp/@au.com)は使えなくなります。
もし仕事で利用しているなどの理由で引き続き使いたい場合は「auメール持ち運び」のサービスに申し込む必要があります。
なお「auメール持ち運び」の利用には月額330円かかってしまうため、継続的な出費になってしまう点には注意しましょう。
auからワイモバイルに乗り換える方法

auからワイモバイルに乗り換える際、現在の端末をそのまま使用するか、新しく端末も購入するかで方法が異なります。
本章では、auからワイモバイルに乗り換える方法をそれぞれのパターン別に解説します。
パターン①SIMのみ購入する場合(機種そのまま)
現在使用している端末を引き続き使う場合は、申し込みの前の事前準備がいくつか必要になります。
本章では、SIMのみ購入し今の端末をそのまま使う場合の申し込み手順を解説します。
STEP1:動作確認済機種か確認する
乗り換え申し込みを行う前に、現在の端末がワイモバイルで使用できるかどうかを確認しましょう。
なぜなら、機種によってはauでは使えるものの、ワイモバイルでは使えない場合もあるためです。
ワイモバイルで動作確認済みの端末かは「SIM動作確認済機種一覧」で確認できます。
現在の端末がワイモバイルに対応していない場合は、端末も一緒に購入するか、ワイモバイルを諦めてほかのキャリアに乗り換えることを検討しましょう。
STEP2:端末のSIMロックを解除する
現在の機種がワイモバイルで利用できることが確認できれば、端末のSIMロックを解除しましょう。
もしSIMロックがかかったままだと他社のSIMカードが使えない状態のため、ワイモバイルのSIMカードを購入しても使えません。
SIMロック解除は、My au・店頭(au Style/auショップ)で手続きできます。
なお、SIMロック解除が必要かどうかは、My auから確認できます。
【SIMロック解除が必要かどうか確認する方法】
- My auにログインし、左上のメニュー>「サポート」をタップ
- 「操作・設定(機種・データ移行・メール設定など)」>「SIMロック解除」⇒「SIMロック解除のお手続き」を順にタップ
- 下にスクロールし「SIMロック解除のお手続き(My au)」をタップ
- 「au/UQ mobileで購入した端末」をタップし「SIMロック解除可否」の項目を確認
- 「SIMロック解除可能な端末です。」と記載されている場合:「次へ」を押してSIMロック解除の手続きに進む「SIMロックがかかっていない端末もしくは、SIMロック解除ができない端末です。」と記載されている場合:「機種名」を確認し「au携帯電話などの対応周波数帯一覧」を確認→機種名が記載されている場合はSIM ロック解除不要・ない場合はSIMロック解除できない端末
My auでSIMロックを解除する方法は以下の通りです。
【SIMロックを解除する方法】
- 「解除の理由」と「連絡先」を選択し「この内容で申し込む」をタップ
- 仮登録の完了画面が表示され、連絡先メールアドレス宛にメールが送信される
- 受信したメール内のURLをタップすると手続き完了
SIMロック解除が必要かどうかを確認できれば残りの手続きは簡単なので、確認だけしっかり行いましょう。
STEP3:必要書類を準備する
必要に応じてSIMロックの解除ができれば、必要書類を準備します。
ワイモバイルに乗り換える際に必要な書類は以下の通りです。
| 本人確認書類(いずれか一点) | ・運転免許証 ・住民基本台帳カード+公共料金領収書・住民票のいずれか ・日本国パスポート ・マイナンバーカード(個人番号カード) ・身体障害者手帳 ・療育手帳 ・精神障害者保健福祉手帳 ・特別永住者証明書 ・在留カード(旧外国人登録証)+外国パスポート |
| お支払い方法(いずれか一点) | ・クレジットカード ・預金通帳+銀行印またはキャッシュカード |
なお、auからワイモバイルへ乗り換える場合は、MNPワンストップが利用できるためMNP予約番号を発行する必要はありません。
ただし、店舗で乗り換え手続きを行う際は必要となるためauでMNP予約番号を発行し、併せて準備しておきましょう。
STEP4:ワイモバイルに申し込む
必要書類が準備できれば、申し込み手続きを進めていきます。
申し込み手続きでやるべきことは以下の通りです。
- SIMの選択(SIMカード・eSIM)
- プラン・オプションの選択
- 契約情報(名前・住所など)の入力
- 本人確認書類のアップロード
- 同意事項の確認
やるべきことは複数ありますが、画面の指示に従いながら入力すれば問題なく進められるため、迷うことなく手続きできるでしょう。
STEP5:開通手続き・初期設定をする
申し込み手続きが完了し、SIMカードが届いたら開通手続き・初期設定を進めていきましょう。
開通手続き・初期設定は以下3ステップです。
- 回線切り替え
- SIMカードの挿入
- APN設定
まずは、回線をauからワイモバイルに切り替える作業を行います。
回線は、電話もしくはWEBから切り替えます。
| 受付窓口 | 受付時間 | 切り替えに必要な情報 | 切り替え時間 | |
| 電話の場合 | ワイモバイルカスタマーセンター切り替え窓口:0800-100-1847 | 10:00 ~ 19:00(年中無休) | ・WEB受注番号 ・携帯電話番号 ・契約時に設定した4桁の暗証番号 |
受付後最大1~2時間ほど |
| WEBの場合 | オンライン回線切り替え受付サイト | 9:00 ~ 20:30 (年中無休) |
・WEB受注番号 ・携帯電話番号またはメールアドレス |
受付後最大15分ほど |
回線が切り替わり、SIMカードを挿入すればAPN設定を行います。
APN設定は、iPhone・Androidで方法が異なります。
【iPhoneでAPN設定する方法】
- 「設定」→「一般」→「情報」をタップ
- 「キャリア設定アップデート」のポップアップが表示されたら「アップデート」をタップ
- ホームボタンを押し、画面左上のピクト表示が「Y!mobile」になっていれば完了
【AndroidでAPN設定する方法】
- 「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名(APN)」をタップ
- 自動設定済みの場合→6へ
APN未設定の場合→右上の「︙」→「新しいAPN」をタップ - 「新しいAPN」が表示されるため、設定項目一覧を入力
○設定項目一覧
| 名前 | Y!mobile APN | 認証タイプ | CHAP |
| APN | plus.acs.jp.v6 | MMSC | http://mms-s |
| ユーザー名 | ym | MMSプロキシ | andmms.plusacs.ne.jp |
| パスワード | ym | MMSポート | 8080 |
| MCC | 440 | APNタイプ | default,ia,mms,supl,hipri |
| MNC | 20 |
- 右上の「✓」をタップ
- 新しく作成したAPNを選択し、ホームに戻る
- ブラウザなどで通信可能か確認する
ちなみに、実店舗の場合は開通手続き・初期設定の作業をスタッフが行ってくれるため、心配な方は店舗で手続きすることをおすすめします。
パターン②SIM+端末セットで購入する場合
新しく端末も購入する場合は、データのバックアップ・移行作業が必要になります。
本章では、SIM+端末セットで購入する場合の乗り換え方法について解説します。
STEP1:データのバックアップをとる
乗り換え手続きを始める前に、必要に応じてデータのバックアップをとっておきましょう。
乗り換え後の作業だけでもデータ移行は可能ですが、事前にバックアップをとっておくことで万が一データ移行が上手くいかなかった場合も安心できます。
バックアップの方法はさまざまですが、代表的な例は以下の通りです。
| iPhoneからiPhoneへ乗り換える場合 | iCloud・iTunes |
| iPhoneからAndroidへ乗り換える場合 | Googleドライブ |
| AndroidからAndroidへ乗り換える場合 | Googleドライブ・Googleアカウント |
| AndroidからiPhoneへ乗り換える場合 | Googleドライブ |
ただし、使用するツールによってバックアップできるデータの種類が異なる場合があるため、よく確認してから使用することをおすすめします。
STEP2:必要書類を準備する
必要に応じてデータのバックアップがとれれば、必要書類を準備します。
ワイモバイルに乗り換える際に必要な書類は以下の通りです。
| 本人確認書類(いずれか一点) | ・運転免許証 ・住民基本台帳カード+公共料金領収書・住民票のいずれか ・日本国パスポート ・マイナンバーカード(個人番号カード) ・身体障害者手帳 ・療育手帳 ・精神障害者保健福祉手帳 ・特別永住者証明書 ・在留カード(旧外国人登録証)+外国パスポート |
| お支払い方法(いずれか一点) | ・クレジットカード ・預金通帳+銀行印またはキャッシュカード |
なお、auからワイモバイルへ乗り換える場合は、MNPワンストップが利用できるためMNP予約番号を発行する必要はありません。
ただし、店舗で乗り換え手続きを行う際は必要となるのでauでMNP予約番号を発行し、併せて準備しておきましょう。
STEP3:ワイモバイルに申し込む
必要書類が準備できれば、申し込み手続きを進めていきます。
申し込み手続きでやるべきことは以下の通りです。
- 機種の選択
- プラン・オプションの選択
- 契約情報(名前・住所など)の入力
- 本人確認書類のアップロード
- 同意事項の確認
やるべきことは複数ありますが、画面の指示に従いながら入力すれば問題なく進められるため、迷うことなく手続きできるでしょう。
STEP4:開通手続き・初期設定をする
申し込み手続きが完了し、端末・SIMカードが届いたら開通手続き・初期設定を進めていきましょう。
開通手続き・初期設定は以下2ステップです。
- 回線切り替え
- SIMカードの挿入
まずは、回線をauからワイモバイルに切り替える作業を行います。
回線は、電話もしくはWebから切り替えます。
| 受付窓口 | 受付時間 | 切り替えに必要な情報 | 切り替え時間 | |
| 電話の場合 | ワイモバイルカスタマーセンター切り替え窓口:0800-100-1847 | 10:00 ~ 19:00(年中無休) | ・WEB受注番号 ・携帯電話番号 ・契約時に設定した4桁の暗証番号 |
受付後最大1~2時間ほど |
| WEBの場合 | オンライン回線切り替え受付サイト | 9:00 ~ 20:30 (年中無休) |
・WEB受注番号 ・携帯電話番号またはメールアドレス |
受付後最大15分ほど |
回線が切り替わり、SIMカードを挿入すれば利用できる状態になります。
ちなみに、実店舗の場合は開通手続き・初期設定の作業をスタッフが行ってくれるため、心配な方は店舗で手続きすることをおすすめします。
STEP5:新しい機種にデータ移行する
新しい端末が使用できる状態になれば、データ移行を行いましょう。
乗り換え前にデータのバックアップを行っている場合は、それぞれの方法に合わせてデータを復元すれば問題ありません。
バックアップをとっていない方は、以下のようなツールを利用してデータ移行を行うと簡単にできます。
| iPhoneからiPhoneへ乗り換える場合 | クイックスタート・かんたんデータコピー |
| iPhoneからAndroidへ乗り換える場合 | かんたんデータコピー |
| AndroidからAndroidへ乗り換える場合 | かんたんデータコピー・SDカード |
| AndroidからiPhoneへ乗り換える場合 | iOSへ移行アプリ・かんたんデータコピー |
どの方法でもわかりやすく使えるようになっていますが、迷った方はかんたんデータコピーがよりシンプルで簡単にデータ移行できるためおすすめです。
auからワイモバイルに乗り換える際の注意点

auからワイモバイルへの乗り換え自体は難しいものではありませんが、いくつか注意しておかなければならないことがあります。
そこで本章では、auからワイモバイルに乗り換える際の注意点を2つご紹介します。
解約月の基本料金は日割りにならない
auからワイモバイルへ乗り換えるとauは解約になりますが、解約月の料金は日割り計算されません。
どのタイミングで解約しても、解約月は1ヶ月分の基本料金を請求されます。
極端にいえば、6月1日に解約した場合でも、6月30日に解約した場合でも同じだけ基本料金を支払わなければなりません。
そのため、少しでもお得に乗り換えるのであれば月末に乗り換えるのがよいでしょう。
auからワイモバイルに乗り換えるベストタイミングは?
ちなみにですが、auからワイモバイルに乗り換えるタイミングは、月末であること以外にも以下のようなポイントを押さえるとお得に乗り換えられます。
- auの月額料金の割引が終了したタイミング(スマホスタートプランなど)
- auで購入した端末代金の支払いが終了したタイミング
- ワイモバイルでお得なキャンペーンが展開されているタイミング
- 自宅のインターネット回線を見直すタイミング
特に、端末の残債がある状態で乗り換えるとauとワイモバイルの両方への支払いが発生してしまうため、払いきってから乗り換えることをおすすめします。
申し込む窓口によってキャンペーンが異なる
実はワイモバイルのオンラインショップには2種類があり、どちらを選ぶかで利用できるキャンペーンが若干異なります。
ワイモバイルオンラインストア:ソフトバンク運営
Y!mobileオンラインストアヤフー店:Yahoo! JAPAN運営
どちらもお得なキャンペーンを行っていることは確かですが、自分が何を重視するかでどちらを選べばよいかが変わるため、内容をよく確認して選択することをおすすめします。
auからワイモバイルへの乗り換えで適用されるキャンペーン
auからワイモバイルへの乗り換えで適用されるキャンペーンは複数ありますが、申し込む窓口によって使えるものが若干異なります。
本章では、auからワイモバイルへの乗り換えで適用されるキャンペーンの内容・どちらの窓口で使えるのかを解説します。
SIM契約特典
SIM契約特典とは、他社回線から乗り換えor新規でワイモバイルのSIMを契約し、データ増量オプション(550円/月)に加入した方を対象に、PayPayポイントを付与するキャンペーンです。
ワイモバイルオンラインストア・Y!mobileオンラインストアヤフー店のどちらでも開催されていますが、特典内容が少し異なります。
| 期間 | シンプル2 Sを契約 | シンプル2 M・Lを契約 | |
| ワイモバイルオンラインストア | 〜2025年10月20日 14:59まで |
乗り換え:2万ポイント 新規の場合:なし |
乗り換えの場合:2万ポイント 新規の場合:1万ポイント |
| Y!mobileオンラインストアヤフー店 | 〜2025年10月31日まで | 乗り換え:2万ポイント 新規契約:なし |
乗り換え:2万ポイント 新規契約:1万ポイント |
※2025年10月10日現在
auからワイモバイルへ乗り換え、シンプル3 Sで契約するのであれば、Y!mobileオンラインストアヤフー店の方がお得といえるでしょう。
新どこでももらえる特典
新どこでももらえる特典とは、適用条件をすべて満たすことで、対象期間中のPayPay支払いでのお買い物でポイント還元(最大20%)が受けられるキャンペーンです。
なお、こちらのキャンペーンはY!mobileオンラインストアヤフー店でのみ開催されています。
付与されるPayPayポイントは、契約するプランごとに上限が定められています。
- シンプル2 S:500ポイント
- シンプル2 M・L:6,000ポイント
お得なキャンペーンですが、ポイント増量の対象期間が申込月の4ヶ月後の1ヶ月間のお買い物のため、忘れないよう注意しましょう。
auからワイモバイルへの乗り換えでよくある質問

最後に、auからワイモバイルへの乗り換えでよくある質問にQ&A方式で答えていきます。
よくある質問とその答えを確認し、疑問点を減らしておきましょう。
auからワイモバイルに乗り換えると後悔する?
auからワイモバイルに乗り換えるのはメリットもデメリットもあるため、人によっては後悔する可能性もあります。
auからワイモバイルに乗り換えて、後悔する可能性があるのは以下のような人です。
- データ容量を気にせずインターネットを使いたい人
- 家族間無料通話をよく活用している人
- 複数人でプレイするオンラインゲームすることが多い人
- 常に最新機種を持っていたい人
ご自身のスマートフォンに対するニーズをよく考慮した上で、乗り換えするか否かを決めましょう。
auからワイモバイルへの乗り換えでキャッシュバックはある?
auからワイモバイルへ乗り換える際、SIMのみ契約し、データ増量オプション(550円/月)に加入すれば「SIM契約特典」の対象となるためPayPayポイントによるキャッシュバックを受けられます。
端末も一緒に購入する場合は、現金・ポイントにかかわらずキャッシュバックはありません。
auからワイモバイルに乗り換えてもauペイは使える?
auからワイモバイルに乗り換えた場合でも、auペイは使えます。
ワイモバイルのスマートフォンでauペイをダウンロードし、au IDを入力すれば残高も引き継がれるため、これまで通り使用可能です。
auペイの使用については、乗り換えることで大きな問題はありません。
auからワイモバイルへの乗り換えは「モバシティ」
auからワイモバイルへ乗り換えるのであれば、「モバシティ」をご利用ください。
東京に実店舗を構えているほか、オンライン契約にも対応しているため、自分のタイミングで契約手続きが進められます。
また、自宅にいながら店頭のような接客が受けられる「オンライン対面ショップ」も準備しております。
店員とモニター越しに会話しながら契約できるため、ネットの操作が不安な方も安心して手続きが可能です。
もちろん、不要なオプションの勧誘はいたしません。
手軽かつ安心して契約可能な「モバシティ」を利用して、ワイモバイルのスマホを手に入れてください。
まとめ
auからワイモバイルに乗り換えることで、スマートフォンにかかる月額料金が抑えられる可能性があります。
基本料金が安くなることだけでなく、セット割の割引金額が大きくなったり、通話定額オプションの時間が倍になったりするため、お得になる可能性が高いでしょう。
ただし、無制限プランがない点や、家族間の無料通話サービスがない点には注意。
利用状況によってはauのままの方が安く済むこともあるため、慎重に検討した上で決めることをおすすめします。
もし、自分の状況の場合はどちらの方がよいのだろう?とお悩みの方は、モバシティにご相談ください。
お客様のご利用状況をヒアリングした上で、乗り換えるべきか、どのプランがよいのかまでご提案いたします。




