楽天モバイルがキャリアに参入!いつから?どう変わるの?

楽天モバイルがキャリアに参入!いつから?どう変わるの?

「楽天がキャリアへ参入!」
「楽天モバイルが『第4のキャリア』へ!」

今、そんな言葉をよくネットで見かけるという方、けっこう多いのではないでしょうか。

実際そのとおりで、今年2019年10月※1、楽天モバイルは日本で「4社目」のキャリアとして、参入が決定しています。

けれども、そもそも

「楽天が参入することの何がすごいの?」

と、イマイチピンと来ない方もいるのでは。

実はこの件、業界的にはかなりの「激震」、そして競合的にはかなりの「脅威」となる大変重要なニュースなのです。

そんな「楽天のキャリア参入」を、わかりやすく整理してみました。

  • いったい、いつから変わるの?
  • そもそもどう変わるの?
  • もっと、お得になるの?
  • 乗り換えるべき?

そういった、疑問もお答えしていきます。

どうぞご覧ください。

※1 2019/09/06追記…2020年春に楽天参入が延期されました(くわしくは後述)

1「第4のキャリア」とは?いつからキャリアに?

通信をするための回線を持たず、他社から借りてサービスを提供している「MVNO(仮想移動体通信事業者)」。

わかりやすく言えば、格安SIM(格安スマホ)を提供している会社が、この「MVNO」であることがほとんど。

UQモバイルやLINEモバイル、マイネオ、IIJmio、イオンモバイルも、これにあたります。

総務省の資料「MVNOサービス事業者の推移」によると、2019年3月時点でMVNOの数は「962社」

楽天が運営する「楽天モバイル」は、そのなかでもNo.1のシェアを誇っています

そんな楽天モバイルの「キャリア参入」が大きく取り上げられているわけですが、そもそも「第4のキャリア」という意味から、イマイチよくわからないという方もいるのでは。

ということで、まずは「第4のキャリア」の意味についてお話をしたいと思います。

ここがわかると、楽天の何がすごいのか、どれほど重大なことなのか、がすぐに理解できますよ。

「第4のキャリア」とは

携帯会社(携帯キャリア)で名前をよく聞く「ドコモ」「au」「ソフトバンク」。

この3社は携帯電話の回線網を自社で持つ、日本の数少ない「MNO(移動体通信事業者)」です。

ちなみに「大手3キャリア」といった場合は、この3つの携帯会社を指します。

MNOは、自社回線網を快適に使ってもらうために、莫大な費用のかかる「基地局」をいくつも持っているのが特徴。

基地局が多ければ多いほど、速度は上がるため、その分の投資もどんどん増えていきます

より高速に、より快適に。

その結果、過去にあった3社以外のMNOも、基地局などの設備費用をまかなえず、吸収や合併を余儀なくされました。

つまり3キャリアは、この苦しく、競争の激しい世界を生き残った、いわば強者なのです。

その一方で、設備を持たず、回線を借りているのが「MVNO」でしたね。

「楽天モバイル」はご存知のとおり、この「MVNO」のひとつ。

ですが、その楽天が10月をもって「MNO」つまり、ほぼこの業界を独占していた、大手3社と同様の「キャリア」になるとなると、どれほどすごいことなのか、注目される理由もわかるのではないでしょうか。

いつから「キャリア」に切り替わる?

すでにお話したとおり、2019年10月以降に楽天専用回線への切り替えを予定しています

ただし、残念ながら、具体的な日程は決まっていません。

もし、楽天が新型iPhoneのユーザー獲得を考えているのであれば、9月中旬頃には他社プラン発表にあわせて、明確な日程発表があるはずです。

実際、9月上旬にはキャリア版プランが発表されるという情報も出ています。※2

※2 2019/09/06追記

楽天のキャリア参入が2020年春へと延期されることがわかりました。

本来予定されていた10月は「約5000人」と人数を絞っての無料サービスを提供するとのこと。

延期の原因としては、基地局設置の遅れが大きいようです。

今年の新型iPhone発売にともなう、キャリア間の競争に、今回楽天は参戦できない、という結果になりました。

今「楽天モバイル」に契約している場合はどうなるの?

こちらも、くわしい話はでていませんが、10月より順次移行を推奨する旨が掲載されています。

⇒楽天「楽天モバイルのネットワークは、自社回線への移行を予定しております」

2楽天モバイルが「キャリア」に参入した理由

「楽天モバイル」は、MVNOにめずらしい「実店舗」をすでに全国500ヶ所以上持っています。

キャリアでは当たりまえの店舗が、すでにこれだけあることから、キャリア参入の土壌はできあがっているようにも見えます。

けれども、本当の「きっかけ」とはなんだったのでしょうか。

もちろん「機が熟した」とも考えられますが、「携帯電話事業」としての理由もあるのです。

「1.7GHz帯」電波の獲得

まずはなにより「電波を獲得できたから」

キャリアが通信のための回線網をつくるには「電波」が必要です。

そのため、携帯電話の事業をはじめるには、電波を国から振り分けてもらう必要があります

電波はその「周波数帯」ごとに、携帯電話をはじめとした、電波機器・電波利用事業ごとに振り分けられ、国によって管理されています。

「この周波数帯はラジオ用ね」
「じゃあここは無線機にしようか」
「こっからここの分は携帯電話にお願い」

簡単に言えば、こうなりますね。

そして携帯電話の中から、さらに携帯電話事業を行う「会社」ごとに振り分けがされます。

といっても、これまではキャリアが「ドコモ」「au」「ソフトバンク」と3社しかなかったので、このなかで周波数帯を分けていたことになります。

3社で周波数帯を分けていた

画像:総務省

3社の独占状態だった携帯電話の周波数帯でしたが、昨今の携帯電話普及にともない、国は将来的な通信速度の低下を懸念。

結果「電波の再振り分け」を行うことにしました。

そこで新しく追加された携帯電話の周波数帯が、もともと防衛省や放送事業の一部として振り分けられていた「1.7GHz帯」と「3.4GHz帯」でした。

楽天は第一希望であった「1.7GHz」を獲得

画像:総務省

2018年にその募集が行われ、無事「楽天」は第一希望であった「1.7GHz」を獲得

ちなみに「1.7GHz」は、ソフトバンク(全国規模)、ドコモ(東名阪)も利用している、ごく一般的な周波数帯です。

ここで注目したいのが、楽天が「第二希望」を出していなかったということ

実は、もうひとつ募集されていた「3.4GHz帯」は電波の届くエリアが狭い、使いにくい帯域

そのため、他の周波数帯と組み合わせて、通信が混雑しやすいエリアの対策として使う方法がほとんどです。

つまり、キャリア参入となる楽天にとっては「3.4GHz」を受け取ったところで、通信の増強はできず、事業としても成り立たなかったと考えられます。

それを踏まえて、もし楽天が1.7GHz帯をとることができなかったら、「第4のキャリア」と呼ばれることもなかったでしょう。

MVNOでいることの「限界」

MVNOには限界があります。

というのも、借りている回線およびその携帯会社に「サービス」が依存してしまうからです。

料金プランも借りている回線や携帯会社によっては選択の幅が狭くなり、また、あたりまえですが、MVNOの携帯通信速度は、他社から借りている回線分、厳密に言えば「周波数帯」で、まかなうしかありません。

この限られた「周波数帯」では、人が集中した際、すぐ容量オーバーになり回線がパンクします。

パンク状態になると「通信速度が遅い」つまりネットなどが「重い」状態です。

一方、回線提供者であるMNOは、いくつもの帯域を持っているため、いくらでも、この帯域を調整することができます。

さらには設備への投資もできるため、いくらでも増強ができ、将来性もあります

MVNOが「もっと通信速度を早くし、快適に使ってもらいたい!」と思っても、より高い接続料を払うしかないのです。

結局のところ、経営や戦略など、すべてにおいて自由度がないため、さらに利益を上げるにはキャリア化が必須と考えたのでしょう

3キャリア参入で考えられる楽天モバイルの「メリット」

今、携帯を買い替えたい、乗り換えたい、と考えている人にとって、「楽天モバイル」はかなり気になる存在。

そもそも、楽天のキャリア参入で「使う側」にどのような「メリット」があるのでしょうか。

次は楽天モバイルがキャリアへ参入した際の「メリット」に注目してみます。

最新の回線設備を利用

ずばり、既存キャリアのどこよりも新しい設備を導入していることです。

楽天モバイルの場合、世界初ともいわれている「完全仮想化」の回線設備を採用。

「完全仮想化」とは、本来あらゆる機器をもって基地局を設置するところに、ネット上の空間(プラットフォーム上)へ、そのほとんどをまとめてしまう方法をいいます。

これは、回線網を一から構築するからこそできる、まさに楽天がキャリアへ参入することでかなう「大きなメリット」です。

ちなみに、この「完全仮想化」のメリットは、通信障害になりやすい箇所をネット上で管理することで、その発生を抑えられる点。

キャリアの通信障害で一時的に不便な思いをしたのは、記憶に新しいかと思います。

さらには、基地局がかなりシンプルになるため、設備コストの削減、設置時間の短縮もかなうとのこと。

とくに、基地局の設置は一人「15分」もあればできるようになるという、脅威のスピードです。

これらは、ほかの3キャリアにはない、楽天モバイルだけの「メリット」といえるでしょう。

「楽天ポイント」がもっと貯まる!

楽天ではご存知、あらゆるサービスを行っています。

クレジットカード、銀行、旅行、デリバリー、クーポン、レシピ…

そのすべてで共通して使える「楽天ポイント」が同様に、キャリア版「楽天モバイル」でも貯まります。

「1ポイント=1円」で携帯料金の支払いにも利用でき、日ごろ楽天サービスを使っている方はよりお得になりやすいです。

しかもMVNOの楽天モバイルでは、楽天でのお買物が常に「ポイント+2倍」

これはキャリア版楽天モバイルでも継続されると考えられ、さらにキャンペーンの一環でもっと貯まる可能性も!

実際に、代表兼社長の三木谷氏がそのような発言しています。

携帯電話サービスでも「楽天ポイント」を利用したさまざまな優遇策を打ち出し、顧客を囲い込む戦略です。
NHK

4料金プランや通信速度はどう変わる?

キャリアに変わると料金や通信速度はどう変わるのか?

現在出ている最新の情報をまとめてみました。

料金プランは「同水準のもの」に

楽天モバイルがキャリア参入したあとの料金プランは、ほぼ変わらず、同水準の価格帯にしたいと発表。

それが本当であれば、現在楽天モバイルは最安値1,000円前後。

高くても6,000円前後と、どのキャリアも平均8,000円毎月かかるなかで、かなり安い料金プランとなります

▼楽天モバイル(MVNO)料金プラン「スーパーホーダイプラン」

プランS プランM プランL プランLL
高速データ通信の容量 2GB 6GB 14GB 24GB
通話プラン 楽天でんわ「国内10分以内かけ放題」
月額基本料 2,980円 3,980円 5,980円 6,980円
楽天会員限定の特別料金(2年間)※ 1,480円 2,480円 4,480円 5,480円

※最低利用3年間

通信速度は問題なし

最新の設備に加え、「4×4 MIMO」「256QAM」といった技術を導入することで、現ユーザー数については問題ないとのこと。

※「4×4 MIMO(フォー バイ フォー マイモ)」…基地局(送信側)と機種側(受信側)に従来の倍である4本のアンテナを使いより高速な通信を行う
※「256QAM(256カム)」…従来の「64QAM」6ビットから「256QAM」8ビットに増えることで、一度に送信できるデータ量が増加

ただし、「快適に」とはいえないためか、10月開始直後は他社の回線(NTTドコモを予定)をしばらく借りる、いわば「ローミング」を行う話も出ています。

5ここが気になる!楽天キャリア参入の懸念点

ここまで、メリットをはじめ料金の安さ、通信速度に関する最新設備の紹介をしていきました。

おそらく「良い面が多い」と感じた方は多いと思います。

しかし、良い話ばかりではありません。

キャリア参入では「懸念点」もあることをお忘れなく。

今後の続報で改善されれば問題はありません。

が、乗り換えを考えている方であれば、事前に知っておく必要もあるでしょう。

「資金不足」でイーモバイルの二の舞にも?

現在、楽天は回線設備のために「2025年までに『6000億』の資金調達を考えている」といっています。

すごい額だ!がんばれ!と思ってしまうところですが、こちら、おなじくキャリアの「ドコモ」が1年間で用意する回線設備への投資額だといわれています。

このとおり、楽天モバイルの資金不足がいなめないのが一つ目の懸念点。

さまざまなサービスを行っている楽天だからこそ、今後の資金調達も問題ない…と期待したいところですが「イーモバイル」のケースも忘れてはいけません。

「イーアクセス株式会社」が母体だった「イーモバイル」は2007年、国からの「1.7GHz(楽天モバイルと同じ周波数帯です)」の振り分けによって、めでたくキャリアの仲間入りをはたしました。

しかし、「どこよりも早い通信速度」が強みだったイーモバイルは、その回線設備の資金繰りに手が回らなくなり、結果ソフトバンクに吸収。

現在「Y!mobile」へと名前を変え、事業を行っています。

ちなみに、興味深い話が、ソフトバンクに吸収される前に、イーモバイルと共同出資会社を設立した会社があるのをご存知でしょうか。

その会社が「楽天」です。

どういった縁かキャリア参入した会社へ共同出資を行い、そして自分も後を追うようにキャリア参入をする。

もちろん、今回のキャリア参入はまだまだ未確定な部分も多いため、一概に「イーモバイル」のようになるとはいえません。

続報に期待、ですね。

機種の扱いが現在「androidのみ」

機種を購入する場合、MVNOでは基本、最新機種の取り扱いはありません

もし機種ラインナップもMVNOと変わらなければ、多くがandroidの型落ちということになります。

また、現段階でわかっている楽天回線の対応機種が、かなり少ないのもネックです。

▼自社回線対応一覧(2019/08/23時点)計12機種

メーカー 機種名
SHARP AQUOS zero SH-M10
AQUOS R2 compact SH-M09
AQUOS sense2 SH-M08
AQUOS sense plus SH-M07
AQUOS R compact SH-M06
AQUOS sense lite SH-M05
HUAWEI HUAWEI P30 lite
HUAWEI nova lite 3
OPPO Reno 10x Zoom
AX7
R17 Pro
Find X

楽天「楽天モバイルのネットワークは、自社回線への移行を予定しております」より

キャリア参入月である10月は、例年新型iPhoneの発売月でもあります。

しかし、その情報も不明

ユーザーが見込めないとAppleから判断される可能性もあれば、その一方で「第4のキャリア」として注目度が買われ、iPhone提供につながる可能性も考えられます。

現料金プランは「3年縛り」前提の安さ

料金プランがMVNOのものとほぼ変わらない場合。

楽天モバイルの安さは「楽天会員であること」そして「3年縛りであること」に注意です。

3年縛りであること

画像:楽天モバイル

実際、9月頃に新型iPhoneの詳細情報が出て、3キャリアのキャンペーンや新プランの発表もされるでしょう。

その点も踏まえ、他社と比べて、本当に安くなるのか気になるところですね。

総務省による指導と遅れている基地局設置

総務省へ事前に提出が決められている「基地局の開設計画」。

それに対して、基地局設置の遅れが見られると、8月26日付けで総務省が楽天に指導を行っています

総務省が楽天に指導を行っています

10月にサービスが開始といわれているなかでの「遅れ」。

本当に第4のキャリアとしてサービスが開始できのるか、不安の残る話が出ています。

6今、楽天モバイルに乗り換えるべき?

今、楽天モバイルの方も、これから他社乗り換えを考えている方も、キャリア版楽天モバイルに乗り換えるべきかどうか、お悩み中かと思います。

そもそも、まだ明確な情報が出ていませんから、一概にこうとは誰もいえません。

ただ、「ここが気になる!楽天キャリア参入の懸念点」でもお話したとおり、安さと回線速度とブランドの安心感をトータルで考えると、いささか不安が多い印象です。

3年縛りというのも、2年縛りが多いなか、拘束期間が長いですし。

通信速度も最新技術やドコモからのローミングによって問題はないとはいわれていますが、それも現時点では明確といえません。

また、人が多ければ多いほど、回線が間に合わなくなるため、確実な通信、快適な携帯利用を考えているのであれば、スタートしたばかりの楽天モバイルへの乗り換えや回線切り替えは正直おすすめできない、という感想です。

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6まとめ

日本では数少ないMNOに楽天が参入。

「第4のキャリア」爆誕です。

情報を整理したところ、メリットもあれば、懸念点もまだまだありそうですね。

続報に期待しましょう!

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画像:楽天モバイル

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