楽天モバイルにMNPする流れ！おすすめポイントと注意点
大手キャリアだけでなく格安SIMからも数多くのプランが提供されている現在、皆さんはサービスを比較してより便利なキャリア（プラン）を選べるようになりました。また、MNP（携帯番号ポータビリティ）を利用することで電話番号そのままに乗り換えも可能です。
事実、大手キャリアから格安SIMへのMNP（乗り換え）も多くの方々が挑戦しています。中でも、”楽天株式会社”の提供する”楽天モバイル”はお得なサービスが多く格安SIMとして人気です。
ただ、大手キャリアと格安SIMでは微妙に手続きや注意点が異なります。大手キャリアと同じ感覚でMNPを進めると、こんなはずでは…と後悔することも。
そこで、今回は楽天モバイルへのMNPでスムーズに開通させる流れをご紹介します。また、楽天モバイルのおすすめポイントと注意点についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
楽天モバイルのおすすめポイント
日本最大級の通販サイト”楽天市場”を運営する”楽天株式会社”。
”楽天モバイル”はそのサービスの1つなだけであり、おすすめしたいポイントがいくつもあります。
月額”1,980円〜”とお得に利用できる
楽天モバイルの”スーパーホーダイ（楽天会員割適用時）”は月額1,980円〜です。
高速通信容量（2GB〜）を使い切っても、”最大1Mbps”の通信は使い放題。
”楽天でんわアプリ”を使用することで、国内通話であれば”5分かけ放題”なのもポイントです。
大手キャリアに比べて4,000円/人ほどお得になるというデータも。
格安SIMと呼ばれるだけあり、楽天モバイルの月額料金は大手キャリアよりもお得と言えます。
契約期間に応じて”長期優待ボーナス”が受けられる
楽天モバイルでは音声通話SIMに対して最短12カ月、24カ月から36カ月の”最低利用期間”が選べます。
最低利用期間が過ぎれば契約の”自動更新は無し”。
大手キャリアのような解約無料期間（2カ月）がないのでより自由に乗り換えられます。
また、最低利用期間の年数によってお得な”長期優待ボーナス”も。
例えば、2年契約で10,000円、3年契約で20,000円が端末代金から割引されます。
”楽天スーパーポイント”が貯まる・使える
楽天モバイルでは利用料金に対して”楽天スーパーポイント”が貯まります。
基本料金や通話料など、利用しているだけで100円につき1ポイントも。
貯まったポイントは楽天モバイルの支払いはもちろん、街での買い物にも使えます。
また、楽天カードや楽天市場などのポイントUP!、と楽天関連サービスがお得になるのです。
MNPを利用した開通までの流れ
楽天モバイルは楽天関連サービスを利用する方には非常にお得な選択肢です。
では、楽天モバイルへMNPで開通させるまでの流れをご紹介しましょう。
前のキャリアから”MNP予約番号”を取得する
まず、前のキャリアから”MNP予約番号”を取得する必要があります。
MNP予約番号があることで、楽天モバイルでも同じ電話番号が使える訳です。
MNP予約番号の取得の方法は各キャリアごとに異なります。
一般的にはキャリアショップやカスタマーサポート（電話）、専用ページ（サイト上）から。
ただ、MNP予約番号には15日間の”有効期限”が設けられています。
楽天モバイル（サイト上）への申し込みには有効期限が10日以上残っている必要が。
有効期限切れを防ぐためにも、申し込む直前に取得しておくのがおすすめです。
楽天モバイルに乗り換えを申し込む
次に、取得したMNP予約番号を準備して、楽天モバイルに乗り換えを申し込みます。
申し込みの方法は主に2つ、”サイト上”または”楽天モバイルショップ”から。
楽天モバイルショップは店舗数が少ないので、基本的にはサイト上からの申し込みが便利です。
ただ、サイト上からの申し込みでは、MNPの手続きにより”空白期間”が生まれます。
契約完了からSIMカードが届くまでの2日間ほど、通話や通信ができないのです。
”楽天モバイル開通受付センター”に連絡する
実は、サイト上からの申し込みでも空白期間を発生させない方法があります。
サイト上で申し込む際、”楽天モバイル開通受付センターに電話”という項目にチェックするだけ。
楽天モバイル開通受付センターに電話することで、SIMカードが届いた段階からすぐに開通できます。
SIMカードが届くまでは、前のキャリアとの契約があるので通話・通信ともに問題なく行えます。
端末の初期設定を済ませる
最後に、回線が開通したら端末の初期設定も済ませておきましょう。
乗り換えと同時に端末も買い替える方も多いはず。無線やネットワークなどの初期設定はもちろん、電話帳やアプリなどのデータ移行も必要です。
MNP予約番号の取得から開通まで最短数日、長くとも1週間ほどで完了します。他のキャリアから楽天モバイルへのMNP自体は、手間はかかりますが個人でも十分に可能です。
開通前に知っておきたい注意点！
格安SIMとしてお得なプランに比較的簡単な開通の手続きと、一見すると魅力ばかりの楽天モバイルですがいくつかの注意点があります。
キャリアメールが使えなくなる
楽天モバイルのような格安SIMの多くはキャリアメールを配布していません。
例えば、ソフトバンクの”softbank.ne.jp”やドコモの”docomo.ne.jp”など。
当然、楽天モバイルを開通させると以前のキャリアメールは使えなくなります。
仕事やプライベートで利用している方も多く、配布されないのは意外と不便です。
コンテンツの移転ができないことが
キャリアの提供しているコンテンツの中には、キャリアと契約しているからこそ利用できるものも。
例えば、ドコモの提供する有料サービス”spモード”に関連するサービスなどです。
楽天モバイルを開通させた時点で、ドコモとの契約が解消されるので使えないことに。
音楽・映像など著作権や肖像権に関わるコンテンツに多く見られることです。
楽天モバイルを開通させる前に、コンテンツを移転できるのか調べておいた方が良いでしょう。
データ等の移行作業は自己責任で
MNP（乗り換え）により自動的に移行するのは”電話番号のみ”です。
例えば、電話帳や写真、アプリなどプライベートなデータについては手動で行う必要が。
端末内には大切なデータも多いもので、前の端末に放置しておくのはおすすめしません。
大手キャリアであればキャリアショップの窓口でおおよそのデータを移行してくれます。
反対に、キャリアショップの少ない楽天モバイルでは基本的に自己責任で行う必要がある訳です。
サービスの手厚さなら”ソフトバンク”という手も
楽天モバイルのメリット・デメリットを知り、やはり格安SIMはちょっと…という方もいるのでは？
であれば、大手キャリアの”ソフトバンク”をMNPの視野に入れてみてください。
基本プランが”国内通話し放題”
ソフトバンクで提供されている基本プランは2つ、どちらも”国内通話し放題”です。
- スマ放題…24時間いつでも国内通話がし放題のプラン
- ホワイトプラン…1時から21時まで、ソフトバンク同士の国内通話し放題のプラン
ちょっとした要件を伝えるだけなら楽天モバイルの”5分かけ放題”でも十分でしょう。
ただ、仕事相手や家族だと長電話になりやすいもの。
であれば、基本料金が割高でもソフトバンクの方がお得に利用できます。
端末の下取りで”機種代金実質0円〜”
大手キャリアと呼ばれるだけあり、ソフトバンクでは様々なキャンペーンを実施しています。
その1つが”下取りプログラム（乗り換え）”です。
他キャリアからのMNPで端末購入者に対して、
対象機種の下取りを条件に”機種代金実質0円〜”にするというキャンペーンです。
ドコモやauなど幅広い機種が対象なので、機種変更までしたいという方にはおすすめです。
近くのキャリアショップで気軽に相談
ソフトバンクでは全国2,581箇所（2018年1月時点）に実店舗を展開しています。
ちょっと街中に出かければソフトバンクショップが見つかるほど。
契約に関するもの、機種の操作に関するものなど相談も気軽に行えます。
全て自分で…という方であれば楽天モバイルでも問題ありません。
ただ、スマホ（携帯）のことはよく分からない…、という方は近くにショップがある方が安心です。
まとめ
今回は、格安SIMの中でも人気の”楽天モバイル”ヘMNPで開通させる流れについてまとめてみました。
MNP予約番号の取得から開通まで最短数日、長くて1週間ほどと個人でも十分に行えます。
その上、国内通話”5分かけ放題”がついて月額1,980円〜というのは魅力的でしょう。
ただ、キャリアメールが使えないなど、格安SIMならではのデメリットもあります。
楽天モバイルを検討しているなら、メリット・デメリットの両方を理解した上で決めるのがおすすめです。
ちなみに、もし”ソフトバンク”も候補に入れているなら、ぜひ”モバシティ”にご相談ください。大手キャリアならではの手厚いサービス、ソフトバンクならではのお得なプランについてご説明いたします。
＼ソフトバンク携帯への乗り換えで現金20,000円の高額キャッシュバック！詳細はこちら／
